たけひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

たけひろ

たけひろ

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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

しっかりと感情移入しちゃいました。

「アイ・トーニャ」と「ブラック・クランズマン」のどちらでも、めちゃくちゃやべー奴を怪演していた、ポール・ウォルター・ハウザー。

タイトル・ロールを演じた本作との
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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最初はどうしようもなく馬鹿に見えたポールの成長。

愛おしくなる。

神が介入したシーンは可笑しかったし、ラストにはぐっとくるものがあった。

重力とは孤独への物質的な反応。

(ロッカーのある廊下と
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

最高のパパだった?

"Yes"

あの場所にいたのがママなら良かった?

"No"

どうして私たちは、一番大切な人を傷つけてしまうのだろう。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い、そんな愛に
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

5.0

素晴らしかったです。

ダコタ・ファニング、天才。

彼女の不安や葛藤や動揺や勇気に、常に心を揺さ振られ続けた。

自閉症であるウェンディが、踏み込んだことのない未経験の世界に飛び込む姿には、どうした
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

4.0

静けさを聞いたことは?

繊細で純粋。

官能的で美しかった。

映画ならではの表現。

こんなにも終わり方が気になって集中した映画は久し振りでした。

期待と不安でドキドキしていたら…

エンジェル
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

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長回しカーチェイスからのアクションから惹き込まれた。

敵対してたふたりが!の展開に胸熱。

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

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家族や友人の馴れ初めを聞くのが好き、という癖があるもので、聞き手の心持ちでずっと観ていた。

綿々と続く家族の繋がりを描いた「エタニティ」にも通ずるテーマ。

人生における「信頼できない語り手」につい
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世界一不幸せなボクの初恋(2019年製作の映画)

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ゾンビ、ゾンビ、ゾンビ。

ベサニーのキャラクターが可笑しかった。

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

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エミリア・クラークの眉毛の表現力。

居候させてもらう友人夫婦が好き。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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ザックがユニークで、彼の気の利いた台詞やアクションに何度も笑わされた。

タイラーという名の男はルールについて語りがち。

アカデミー賞でプレゼンターをしていたふたり。

「ムーンライト」でもそうだっ
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

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逆光。

簡単じゃないことばかりだね。

後半のママとのコミュニケーションが良かった。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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「スター・ウォーズ」は一応、実写のものはスピンオフを含めて全作観ているもので、謎の達成感。

デイジー・リドリーは本当に絵になる。

あの顔にあの髪型は最強。

汚れるほどに美しさが際立っていた。
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

ものすごくリアル。

もはやゾンビ映画に近いものがある。

公開当時に観てはいたのだけれど、今現在の状況で観るとさすがに現実味が増し、評価が高まった。

心底おそろしくなる。

接触感染も、飛沫感染も
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

予備知識を入れなかったもので、クリスチャン・ベイルvsマット・デイモンの話かと勘違いしてた。

ケンとシェルビーの関係、良いなあ。

経営陣との政治的なやり取りも見応えあり。

車はおろか自転車にすら
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

-

「世界一クールな女の子へ」

エッチフォルダからのくだりに笑った。

自己表現をしないと。

目立たないと。

クールでないと。

そんな強迫観念から解き放たれることの難しさ。

「自己満足」ってあま
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パラダイス 愛(2012年製作の映画)

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「脂肪や皺の奥にある心を見つめて欲しいの」

立場が逆だったら、愛せたの?

マダムに問いたくなる。

身体中に香水を振り掛ける。

「アップ、ダウン」

悔しいけれど、このふたつには笑ってしまった。
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

主人公のアハマッド少年の純朴さと一途さと意志の強さ。

最初の学校の場面ですでに、善良な人柄が伝わってきた。

本当に良い子。

(顔がリオネル・メッシに似てる)

そしてイランの大人、基本しつこい説
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

-

確かに、こんなのひどいよ。

物語の意図もメッセージも理解できるのだけれど、途中で思わず「おーい!」となってしまった。

撮影とサントラ、秀逸。

そして安定の、エル・ファニングの本物感と吸引力。
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

-

もっと大義のある革命的な大暴動、そして、ラストで登場人物たちが「民衆の歌」を歌うのを期待してしまった。

(ごめんなさい、歌に関しては嘘です)

テーマもメッセージも理解できるのだけれど、「シティ・オ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

どうかしてる。

アリ・アスター監督。

もはや教祖。

アリ・アスター教。

人は弱ってしまうと、信仰を持ったり、共感してくれる人を得たくなるのだろう。

前作「ヘレディタリー」でのモチーフでもあっ
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サーミの血(2016年製作の映画)

-

あの屈辱的な身体検査には激しい憤りを覚えた。

同じことを自分の子供にも出来るのか?

差別がエレ・マリャの心と身体を傷つけた。

そして人生を変えてしまった。

本当は誇りたかったはず。

その血も
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トゥループ・ゼロ~夜空に恋したガールスカウト~(2019年製作の映画)

4.0

ゴールデンレコードって本当にロマンがある。

宇宙の話ならデヴィッド・ボウイの曲はマストだよね。

子供たちには好きなことや興味のあることや得意なことをやらせてあげるべき。

ピュアなエネルギーと友情
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シャザム!(2019年製作の映画)

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ヒーローマニア障害児のフレディ推し。

まさかの展開で、ああなった時の彼の気持ちを想像したら、震えた。

人懐っこい妹のダーラもスーパーキュート。

サンタとのからみに笑った。

あとヴィラン役の俳優
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テルマ(2017年製作の映画)

-

あくまでも個人的には、なのだけれど、中盤までは何もかもがとても好みで、これは傑作の予感!と喜んでいたのだが、テルマの力の謎が明かされるあたりから、残念ながら物語の魅力が失われててしまった。

最低最悪
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

My house

My rules

My coffee

予備知識を入れずに観たので、この豪華キャスト陣の中ならきっとそれほどでもないのだろうなと予想していた、アナ・デ・アルマスの役の大きさに驚い
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

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アナ・ケンドリックの覚醒とブレイク・ライヴリーの悪魔的な美しさ。

ミステリー&コメディといった感じで面白かった。

ブレイク・ライヴリーはプライベートでも映画の中でも善人のイメージが強いので、本作で
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.0

笑って泣いちゃうやつ。

実話ベースという事実がまた泣ける。

同じキャストとスタッフでの続編を希望。

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

ラップの場面でことごとく上がった。

格好いいなあ。

あのMV最高。

サフィナはありがちな嫉妬深いだけの彼女にならず、キャラクターに好感が持てた。

百獣の王シェール、めちゃくちゃ良い奴で大好き。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

「同じにおいがする」

ポン・ジュノ監督の独特なユーモアがそこかしこに。

ネタバレ注意を謳うほどの大きな意外性は感じなかったけれど、面白く観ました。

染みついたにおいってやつは自分ではわからないん
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ロケットマン(2019年製作の映画)

-

「Your Song」の美しさ。

個人的な好みとしては、子供の誕生のあとの、父親となったところまでを描いて欲しかった。

ステージ衣装のセンス、大好き。

(ブライス・ダラス・ハワード、「ヴィレッジ
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ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

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歌って踊る場面がどちらも素晴らしかった。

ふたりの曲、めちゃくちゃ素敵。

(SHAZAMしたけど見つけられなかった)

主演のロス・リンチは初めまして。

イケメンで歌って踊れて演技ができて、きっ
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

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世界に壁ではなく橋を。

カーテンが開くまでのしばしの間に、込み上げるものがあった。

無宗教の私でも、人々が純粋に祈りを捧げる姿には美しさを感じる。

愛と赦しと抱擁。

「立ち止まらず、歩きましょ
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運び屋(2018年製作の映画)

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ある種、おじいちゃんのサクセスストーリーとなっていて面白かった。

それなら仕方ないな、と同情したくなるような深い動機があるわけでもなく、金の為に悪事を働いているにも関わらず、なんだか応援したくなる。
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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スカーレット・ヨハンソンが語った夫婦生活。

アダム・ドライバーが歌った生と孤独。

刃を引っ込めたつもりでも傷つけてしまうことがある。

痛くて、痛くて、痛かったけれど、ラストがとても良かった。

失くした体(2019年製作の映画)

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失くした体。

鬱屈した心。

蘇る記憶。

着想と構成が独創的。

アニメーションならではの表現がたくさん。

右手の冒険。

(THE BLUE HEARTSの曲、寄生獣、吉良吉影を思い出した)
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