たけひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

たけひろ

たけひろ

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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

どうすれば良かった?

正解はなんだった?

いつか人生を振り返った時、きっと私も自問自答する。

ロバート・デ・ニーロ。

強くて、弱くて、苦かった。

組織の中で生きる。

大変。

家族を守る。
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

-

以前レンタルで観てあんまりだったからマークもしてなかったのだけど、Apple TVで操作ミスをして購入してしまった…

それでも冒頭の排水溝でのシーンは大好き。

「ハーイ、ジョージーィィィ(よだれ)
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

-

ピーター・パーカーとMJの高校生カップルの可愛さ。

高校生活とスパイダーマン活動を天秤に掛ける葛藤とムズムズ。

次回作ではアベンジャーズやS.H.I.E.L.D.やトニー・スタークよりも「親愛なる
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

奥さんと娘がきっかけとなってのあの逆転の発想の素晴らしさ。

前半での心が苦しくなる数々のエピソードが後半での展開でことごとく効いている。

脚本の上手さに拍手。

ズオウ退治、そして、彼女と彼らとの
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ANIMA(2019年製作の映画)

4.0

踊って演技するトム・ヨーク。

渋くて、色気があって、スーパー格好良かった。

振付はどなたですか?

ピナ・バウシュを彷彿とさせるようなコンテンポラリー・ダンス。

混沌としていて、グロテスクであり
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I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

4.0

美しい映像と、美しい音楽と、美しいアリシア・ヴィキャンデルに切なくなった。

マイク・ミルズは詩人だなあ。

随所に彼らしさが溢れていた。

孤独と愛と人生について。

かえがえのない存在なのに、傷つ
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ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

5.0

エディ・マーフィの笑顔には力がある。

本作は純粋にNetflix製作のオリジナル映画だそうで、今まで観た中ではあまり満足度の高い作品は無かったのだけれど、本作はとても面白かった。

心から拍手。
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キング(2019年製作の映画)

-

クライマックスからの最後の展開で満足度が高まった。

あの緊張感。

(結末を知った上で観直したくなるパターン)

ティモシー・シャラメは凛々しかったし、ジョエル・エドガートンは渋かったし、ショーン・
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ナショナル・シアター・ライヴ 2019 「イヴの総て」(2019年製作の映画)

4.0

「橋からの眺め」が最高に素晴らしかった演出家、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ。

趣きの全く異なる戯曲だったにも関わらず、本作もまた、ものすごく好みだった。

何十年も前の戯曲をこんなにもセンスフルに演出す
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

ビートルズの曲の美しさ。

劇中の人々と同じように、初めて聴く感覚を味わうことで、不思議な感動を覚えた。

存在が世界から消えてしまうことで、その素晴らしさが認識される、という、設定の面白さ。

こち
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

-

ボーイ・ミーツ・ガール。

違うか。

ライアン・マッギンレーの写真かよ、とある種の眩しさを覚えた。

「ぼくのエリ」とはまた違った異形のマイノリティが描かれていて、確かに映画ならではの世界だなと。
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

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運転している車中での電話マルチタスク劇だった「オン・ザ・ハイウェイ」。

街中の公衆電話ボックス内での皮肉な密室劇だった「フォーン・ブース」。

ひたすらパソコンの画面の中だけで物語が繰り広げられた「
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アラジン(2019年製作の映画)

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ジーニーがいちいち楽しかった。

ガイ・リッチーが監督だって忘れてて、エンドロールで思い出したよ。

またいつかクライムものの傑作も撮ってください。

ひとつめの願い事。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

笑顔に流れる涙。

悪魔的な覚醒のダンス。

悲劇でありながらも喜劇。

もうね、映画としての全てのクオリティが最高で脱帽。

映画史に刻まれるような大傑作を生み出してくれたキャストとスタッフ全員に大
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

-

ブラッド・ピットの尊さ。

個人的には「インターステラー」や「ファーストマン」に軍配が上がります。

荒野にて(2017年製作の映画)

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「お前だから正直に言えるけど」

出会いと喪失。

15歳の少年からイノセントを奪うのは早過ぎる。

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

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「良質な映画」

まったく集中を切らさずに観られた。

すごく地味な物語にも関わらず。

まだAmazonや電子書籍など無い時代、1959年のイギリスの田舎町に本屋をオープンする。

素敵じゃないか。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

さすがカタルシス番長。

なるほど、古き良き時代のハリウッドの空気や舞台裏を味わう作品なのか。

タランティーノにしては落ち着いたトーンだな。

とはいえ、どーんと構えた語り口に不思議とのめり込んでし
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

5.0

チャーリー…!

あの衝撃シーンでは思わず

「マジか…!」

と叫んだよ…

あの事故のあとのピーターの描写がものすごく秀逸。

そして、トニ・コレット。

とにかく凄まじかった。

顔芸も。

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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

-

夕焼けの中で踊る姿が美しかった。

チョン・ジョンソが魅力的。

あると思い込むのではなく、無いということを忘れるのが、パントマイム。

井戸の底から見上げた丸い空。

役立たずのビニールハウスを燃や
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

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「1ポイントに集中」

人生にも通ずるマインドかも。

ボルグもマッケンローも名前だけしか知らなかったけれど、ふたりのキャラクターが興味深く、その対決の結末を知らなかったことも幸いした。

あと2時間
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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無限の彼方へ。

中学一年生の姪っ子と一緒に観られて楽しかった。

4歳の誕生日に、シリーズのDVDと、ウッディとバズの人形をセットでプレゼントしたことを思い出し、観終わってから

「ウッディとバズは
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アクアマン(2018年製作の映画)

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キスシーン!

神器と兄弟喧嘩というと「マイティ・ソー」にモチーフが似ているけれど、海底の世界の壮大さに驚かされた。

ジェイソン・モモアの色気と筋肉と愛嬌。

あれはモテる。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

猫ちゃん!

脚本が上手く、台詞も面白いので、感心してしまった。

丁寧に、無駄なく、テンポ良く、ばっちり振りを決めた上での、中盤からの展開がお見事。

主演のブリー・ラーソンはもちろん、味方も、敵も
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

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もしも彼女のような境遇まで追い詰められてしまって、もしも彼女のような文才があったなら、同じことをしてしまったかもしれません。

有名でさえあれば

「私だって」

といった気概も、傲慢さも、多分にあっ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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眠そうなアンドリュー・ガーフィールドの笑顔と色気と尻。

すごく面白かった、というわけではなかったけれど、子供の頃にやり散らかしたファミコンのアドベンチャーゲームのようで、集中して最後まで観られた。
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ピアッシング(2018年製作の映画)

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「永遠の僕たち」「ジェーン・エア」「イノセント・ガーデン」での演技が素晴らしかった、ミア・ワシコウスカ。

出演作は追い掛けていて、女優としての魅力はずっと変わらず、なのだけれど、あまり好みの作品には
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

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夢を叶えるべく、障害を乗り越えるべく、努力する姿が響いた。

そんな彼を受け入れる家族や仲間の応援にも。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

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ハン・ソロとなった名前の由来、そして、チューバッカ、ランド・カルリジアン、ミレニアム・ファルコンとの出会いのエピソードが嬉しく、個人的には、ランドとL3の絡みが胸に響いた。

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.0

遠く掛け離れたパーソナリティーを持った者たちが出会った。

その交流の中で生まれた友情の握手の尊さ。

魅惑のダンス。

衝動的で情熱的な演説。

歌詞もメロディーも魂も美しかった大合唱。

ラストの
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

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どん詰まりの人生をひとつの出会いや出来事が変える物語は数多くあるし、たくさん観ているけれど、どうしてだろう、浄化されるものがあるのは。

本能が求めているのかな。

「ブロークバック・マウンテン」から
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

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「X-MEN」のエヴァン・ピーターズと「聖なる鹿殺し」のバリー・コーガンが主演とのことで気になって。

画集を強奪するシーンでの緊張感と滑稽さが秀逸。

「ファーゴ」での誘拐シーンにも通ずるものがあっ
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

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天使の羽とピーター・フォークの存在が効いていた。

世界が鮮やかに色めく感覚、大切にしたいな。

Bunkamura ル・シネマにて。

私の20世紀(1989年製作の映画)

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「心と体と」が素晴らしかった、イルディコー・エニェディ監督。

30年前の長編デビュー作とのことで、期待に胸を膨らませて、公開初日に。

驚いた。

30年も経つと、作風がこんなにも変わるものなのかと
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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白と黒でモノクロの映画が撮れる。

コーヒーとミルクでカフェオレが作れる。

白鍵と黒鍵でピアノが弾ける。

黒人と白人でKKKに潜入捜査ができる。

ネイティブ・アメリカンのものだった土地を侵略し、
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