YutaMatsuoさんの映画レビュー・感想・評価

YutaMatsuo

YutaMatsuo

映画(17)
ドラマ(0)
アニメ(0)

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

とにかく情報量が多く、そのひとつひとつに心を奪われるのは確かだが、ではその要素を物語として綺麗に処理できているかというと、それは疑わしい。
一本のアニメーションとしての評価は難しいが、宮崎駿という人間
>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

前半は選考や試合での舞台裏が中心に映されていて、かなり面白く見れた。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.3

まず自動車を遠巻きから映したロングショット、これには息を呑んだ。幾度かそういう長回しの場面が挿入されてるけど、そのどれにも快哉を叫びたくなった。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャメラワークが子供(の身長、視野、距離感)に寄り添っている、っていうのがまずいちばん印象的だった。映される範囲が狭い、というか低いというか……。たぶんこれは意図的なものの筈。
ストーリイとしては単調
>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

男子高校生が真理子と初めての性交渉を終えたあと「生きていればいいことがあるんですね」といったのが印象ぶかく記憶にきざまれた。この映画は、〈生きていればいいことがあるんですね〉という問にたいする精いっぱ>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

憧憬の一方通行、そのつらなり。全体にただよう恢復と破滅の予感に総毛だつようだった。

ケルアック『路上』もそうだけど、登場人物が破天荒な生活に身をおく話が好きだ。その破天荒な生活の果てには何も無く、か
>>続きを読む

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

5.0

序盤のフーシは〝やさしい〟ってより〝他人に興味がない〟って感じがする。消極的な寛容から積極的な寛容への移り変わり。映画の構成も、フーシというキャラクターも、淡淡としていて良かった。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「I Shall Be Released」が劇中歌で使用されているというので興味をもちAmazon prime videoでレンタルして観た。全体の感想はとりあえず割愛して、印象に残った部分を記録して>>続きを読む