まっとさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

誰も眠らない森(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ユレク……あんたが言ったのよ……分かれて行動するのとセックス(ではなかったけど)はダメだって……!

本当に冒頭の「助け来なそ〜」ていう森の感じとか、母親の気配と双子の写真の感じとか、すごく雰囲気がい
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ヒート(1995年製作の映画)

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アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが物凄く格好良い(人類初心者みたいな感想)

銀行のヤマのために挿入される出所したての黒人ドライバーの話 警官がクリスの妻に語る「両親が収監された子供の末路」 そう
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AWAKE(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

※感想は全部フィクションであることを前提に映画の中の登場人物しか知らず書いてます

本当に「二人にしか分からない」はずだった次元を、二人の表情や台詞の切り取り方でこの世に映し出してくれたところに圧倒さ
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ビターエンドなんかい! 青春は苦いとかの次元じゃなく地獄の苦さじゃん

そこかい!という話をしますがイーツとファラディの戦線離脱がさらっと描かれたあのシーン 「隣に行っていい?」がすごくすごく切実で
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あとから思い返せば思い返すほどよくできた映画だったな〜〜!と感動しています 今じゃないと駄目な1984年だった
めちゃくちゃ軽々しく人類滅びますやん!と思ったけどよく考えたら神々の振るう力の規模から
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トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

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観たときにあんまり良い気分じゃなかったからかも、予想以上にずっしり沈んでしまった

私は西部劇ってつまり命取るか取られるかのスリル劇だと思っているんですけど、この時代この土地はその緊張って何も撃ち合い
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フットルース(1984年製作の映画)

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2021年初映画!

クソ田舎育ちゆえ「農業トラクターで喧嘩がクールな遊び」みたいなところに「う、ウワーーー!」と謎の羞恥心と懐古でもんどり打ってしまう(いやさすがにこんなんはなかったけど) なんか、
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マッドマックス(1979年製作の映画)

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2020年最後に観た映画はこれのはず と思ったけどそういえば紅白始まる前に半端に時間ができてコワすぎ観ちゃったから最後映画コワすぎですか!?!?

マジで物心もついてない頃ロボコップと勘違いしていた思
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

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(書き忘れ決算中)
前回の「まだ何も終わっちゃいない」を聞いておいて「任務行かん?」て誘ってくる大佐何考えてんだって感じですけど大佐も大佐で終わっちゃいないまだこいつに終わらせちゃいけないと思っていた
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インターステラー(2014年製作の映画)

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(書き忘れ決算中)
せっかくIMAX観に行ってわりと泣いたくせに書いてなかった自分に映画ファンとしての意識の低さを痛感 言葉にすることを大切にしたいですね、2021年

ガチガチの文系なので宇宙のこと
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

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(書き忘れ決算中)
ベトナム戦争期と重ねられたばっかりに 青白い女もジャングリーマンもそんなんより友達がある日いなくなることが怖かったんだよ……少年少女たちは……とボロボロ泣いてしまった そしてそれは
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パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

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黒沢清繋がりで観てからなんだか沢山気になってしまってここひと月ほどずっと観続けていた……けど年の終わりに一回気持ちをまとめておきたかったので書く……

最初に観たときは自己の喪失って、怖い!!と思いま
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

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何でだかこれだけ感想を書いていなかった!

何回観てもこいつだけ「口裂け女!」「カッパ!」とかじゃなくて「震える幽霊」なことに笑ってしまう 震える幽霊て、何!?!?
ただの馬鹿な肝試しからの呪われ展開
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

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先日超久々に観たら己の汚耐性が弱っていて「えっ気持ち悪っ」と普通に具合悪くなった この絶妙な作り物感が逆におっかないんですよね……それにしたってサム・ライミは汚いのが得意過ぎる……

取り憑かれるとみ
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

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価値観を令和にアップデートしたら多分もう作られない類の映画だと思う そして私自身こういう男のプライドに振り回される女(子持ち)の図が怖くて嫌いで逃げてきたタイプの人間なんですけど 何でこんなに泣けるん>>続きを読む

ミッドナイト・ミート・トレイン(2008年製作の映画)

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北村龍平の好きなところは 「こういうの怖いよね」の「こういうの」のところに焦点を当てるというかそこしか描かんみたいなところ
深夜の都会の地下鉄って絶対怖いよね 絶対怪しいことしてるし人が死んでもバレ
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

うっかり(うっかり?)アングストを先に観ちゃったせいで「こいつを絶対に理解しない」の目線で見すぎてしまった感がある

ジャックの殺人珍道中を本当に「いい加減にせい」という気持ちで観ていたので、エンドロ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

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以前も汚い君の名はだの何だの言われてましたが私の今回の感想は汚いアルエです でも汚濁の中だから一番綺麗なのだ 限界ニートおじさんと妖怪人間じゃないと本当に美しい愛は描けないんだ……

なんかもう早く人
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

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パラレルワールドってドキドキするな……

ニイナのキャラクターが非常にラノベ 準レギュラーになっても良かったんじゃない⁉︎と思いましたが現在2020年叶わなかった夢である
親友キック ニンニクブレス
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

し、思想が強い……😣(劇場を出た瞬間の気持ち)

あまりに中村倫也にテロリストとしての自覚がなくて、「テロリストなのに合コンすんな! テロリストなのに女を部屋に入れて焼き鳥を焼くな! テロリストなのに
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

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そういえば観ていた

こうきくん役の子、繊細で気が強そうで笑うときは少年らしくにかっと笑うところ カラオケ行こ!の聡美くんを演じてほしいと切に思う

お父さんの好きにしたらいいよは、お父さんとしては
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ホステル(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

久々に観た 元々好きー!と思っていたけど時間を置いて観たらさらに好きになっていた🙆

地獄の一丁目にとてもカジュアルに足を踏み込んでしまっている恐怖 彼らは知らず私は知っているというゾクゾク感 電車の
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悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんな理由でこんな何人も人が死ぬことになる世界がこの村にできあがってしまったこと、そしてそうさせた人間の罪業が怖い

人の関係が覚えられないばっかりに3回くらい頭から巻き戻して観ました 誰が誰と結婚し
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キャンディマン(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すーーーごい怖い話だった 透明人間のときも思ったけど知らないところで人生が破滅してるのほんと怖い

キャンディマンさんは大体フレディさんなんだけどセクシーでスタイリッシュなところが多少格上なのであった
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

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なんかずっと鳴ってる「デデーデッ」が頭から離れない

最後の中指がCOOLだ〜〜〜! 「異物だ!殺れ!」の思考回路もなかなかロックだったし完全に必要以上に長い喧嘩もロックだった 宇宙人だかなんだか知ら
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(フーシーに圧倒されてしまった人間の感想)
フーシーの最期の頼むやめてくれともうここから離れたくないとごめんが フーシーくらいの長い命が考えて考えて考え抜いて下した決断と覚悟は一匹の命をないがしろにす
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

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愛って、特別な人って、自分の人生って、何だろ〜〜と思って最後のフレッドが眉毛をきゅっと上げたときになぜかそれが爆発してウオ〜〜〜ンとなった

自分らしく生きる人生の隣に他の誰でもないあなたがいること、
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

邦題のマリアンヌに超引っ張られちゃって始終マリアンヌの映画だったなあと思った(原題は単語そのまま同盟国?でいいのか?)

マリアンヌを愛し始めてからマックスの行動原理が全部マリアンヌになっていって、特
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

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これ好き…………この生者と死者の距離感、このお化け、好き……

降霊やダゲレオタイプの女の物理お化けたちは「あってはならないもの」であることが全面に押し出されていて、それが恐怖なんかに繋がるのですが、
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

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※無駄にクリーピーにも言及している
話としてはとても苦手で映画としてはとても好き

取り返しのつかないこと、とかそんなつもりじゃなかった、といった要素でついさっきまでべつに極悪人ではなかった人たちが罪
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テリファー(2016年製作の映画)

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おじさんの頭が鋼でできている!?

最近観た中ではかなりゴアゴアだったかも! このピエロの造形はマジで天才で一つ一つの表情が全部怖い 多分作った側もこのピエロの出来を超気に入ってると思う アップの撮り
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スレンダー 長身の怪人/都市伝説:長身の怪人(2015年製作の映画)

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このスレンダーマンはダグ・ジョーンズ と思って観るのが一番の楽しみであとはなぜかメイン三人組の気まずい関係見せつけられる90分間 登場人物ほぼこの三人しかいないのに三人の関係が最悪の最悪すぎてせめて仲>>続きを読む

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

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身内とはいえ自分と別の生き物に人生を支配されるという図に異様に恐怖を覚える人間なのでだいぶ真面目に嫌だ……怖い……と思っていた

兄にテレビ見せて女の子とデートに行く鬼畜の所業に笑ったし殺人の方法の
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

何で心を通わせたとか情を持ったとか期待しちゃうんだろうか 冷静に行きずりも行きずりでそんな訳ないのに でもアイアイ自身も戸惑いながら見知ってしまった男に哀れみと慈しみを持ってくれるから 私もチョウもこ>>続きを読む

クリスティ(2014年製作の映画)

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こういう系で逃げ込んだ先の家にちゃんと人がいるなんてー!と感動したら「ゆっくり話して、俺今ラリってるんだ」でだ〜めだこりゃてなった

出てきたものをちゃんと全部使って終わるところ好きです あと単純に地
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すっっっ………ごく素直な感想を言うと推しのトムホが人を殺すところが見られて嬉しかった

たまたま共演してるライリー・キーオがそうなんですけど 可愛い系の麗しいお顔がなんだか物憂げで冷めた目になるときの
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