rundleさんの映画レビュー・感想・評価

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流浪の月(2022年製作の映画)

3.3

原作から入ったためか、全体的に間延びしているように感じてしまった。描いて欲しかった印象的なシーンとか色々あるのだが、無言のカットが多くて、全体的に暗さ一辺倒だったかも。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

自分が選んだ世界の中で、木のように淡々と、あらゆる人の光と陰を見つめ、愛しみながら生きる男性の話。
見た後は心が洗われたような気がしつつ、次の瞬間には彼のようにはなれないことを悟る。それでもちゃんと生
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.7

眼福作品だった。宮崎あおいのかわいさと、クルーズ船の煌びやかさと、ファッションへのこだわりと。
確かにミステリーも恋愛もコメディも欲張った印象はありつつ、何も考えず楽しめた。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.3

ほっこりゆったり。リアリティはないかもしれないけど、雰囲気に癒してもらえる
フィンランド行きたすぎるな

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

宮﨑駿のアート作品だな、という感想。
前情報一切なしで映画を見る体験は初めてで新鮮だったが、それゆえ無意識に「どういう展開?」「どういう状況?」と整合性や分かりやすい文脈を求めてしまっているいる自分に
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.7

序盤が一番つらくて、中盤からは倫理観や価値観を問われているような感覚になり、終盤は綺麗な終わり方だったな、という感想。同じ立場だったらどうするんだろうなあ
お家のインテリアが凝っていて、お庭も含めて素
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ただただ辛い映画。だけどYOUを憎みきれないのが不思議。「お母さんは幸せになっちゃいけないわけ?」って、そうじゃないけど…どうしてこんなことになっちゃったんだろうな。
街を歩く明が、独り言を呟いていて
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海街diary(2015年製作の映画)

4.3

既存の何かで定義できないつながり、憎たらしくても放っておけない存在、血縁なくとも愛おしい誰か。それぞれ欠けたところもあるけど、補い合いながら、海と木々に抱かれ暮らしている様が美しすぎた。
移ろいゆく人
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南極料理人(2009年製作の映画)

5.0

笑えてほっこりして、時々うるっとくる素敵な映画だった。
西村さんの作るご飯はどれもとっても美味しそうなのに、みんな「美味しい」も「ありがとう」も全然言わなくて、なんなら扱いはぞんざいなくらいで。でもそ
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

福山雅治の不器用さを見れば見るほど、タイトルの意味が深く沁みてきた。どんな親も最初は誰かの子どもで、親のなり方を会得していくものなんだな

怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

余白が多く、鑑賞後の余韻も長く続く、そんな映画だった。是枝監督の考え方の根底に、「複雑なものを単純化せずそのまま届けたい」という思いがあるらしく、それをひしひしと感じた。子どもたちの、ピュアさと葛藤を>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ良かった。映画館で見た意味があった

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.7

社会派ミステリー。とても辛い映画。でも見てよかったな

怒り(2016年製作の映画)

5.0

みんな、世の中の不条理さや、自分の不甲斐なさに怒っている。見ていて苦しくなる。ラスト30分に鳥肌。
演技派揃いだからこそ成立するな。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まず情景が綺麗。思い出のマーニーが好きなので、湿地という場面設定が好みなのかな。
サスペンス的な面白さもあるし、ヒューマンドラマとしての感情移入させられる要素もあり、良かった。

・自然は死を悲劇にし
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