nawyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.7

マイティソー第三作目。前作まで観てたはずだけどあまり記憶がなく、ソーってこんな映画だっけ?ってなったけど今作でけっこう方向転換したのね。

ほぼコメディ映画だったけど要所でかかるツェッペリンとアクショ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

2000年代から映画化されたスパイダーマンの早くも3回目のリブート作品。

久しぶりに見たけど面白かった。トムホの等身大のヒーロー像が超人集団なアベンジャーズに新しい風を吹き起こした感がある。

自由
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.8

前作よりおもしろかった。

育ての親と血の繋がった親。コメディ要素強めだけど泣ける部分も最後にあって満足度高い。

ドラックスのおじさんみたいな笑い方がいい。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

MCU第14作品目。ニューヨークの病院で働く天才外科医、スティーヴン・ストレンジ。ある日交通事故に遭った彼は、外科医としては致命的な、両手にマヒが残るケガをしてしまう。あらゆる治療法を試し、最後にカト>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.5

MCU第10作品目。

70〜80年代のヒット曲で彩るサントラが良かった。

ストーリーは薄味でイマイチハマりきれなかった。なんかもっと団結するに至った共通項的な部分を描いて欲しかった。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.9

1961年台湾で起こった中学生男子による同級生女子殺傷事件をモチーフにした青春映画。

4時間の長大作だが派手な演出はなく、中学生達の交流や周囲の環境を淡々と描くので、自分も彼らのうちの1人になったよ
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オアシス(2002年製作の映画)

4.3

社会に馴染めないまま30歳を目前に出所してきたある青年と、脳性麻痺で体の不自由な女性との特異ながら純粋な恋愛と、周囲に理解されないその行方を描く。

主役二人の演技がリアルで、成立しなさそうな恋愛スト
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ビザンチウム(2012年製作の映画)

3.2

吸血鬼の母娘を主人公としたモイラ・バフィーニ作の舞台劇をニール・ジョーダン監督、シアーシャ・ローナン主演で映画化。

同監督のインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアと比較するとどうしても今ひとつ感が否めな
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切腹(1962年製作の映画)

4.0

武士道の負の部分が描かれ、サムライ精神へのアンチテーゼがこめられた作品。

脚本、映像のコントラスト、仲代達矢の迫力ある演技、どれもすばらしかった。

陰影表現や血の質感など時代劇にモノクロの色彩はや
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.0

妊娠して、高校をドロップアウトしたマリアと電化製品の修理工であるマシュー。お互い家族とうまくやっていくことができない性格であり、次第に惹かれ合う。

小顔に大きい眼鏡が映えるエイドリアン・シェリーが魅
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心と体と(2017年製作の映画)

3.6

産休代理として派遣された女性ラーツ・マーリアと財務部長の中年男性エンドレ。心に悩みを抱えた彼女と体に悩みを抱えた彼は、毎晩同じ夢の中でそれぞれメス鹿とオス鹿になって交流していたことを知る。

北欧の豊
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.7

3人組のゆるゆる脱獄劇。

二人の間を取り持つような陽気なロベルト・べニーニがおもしろい。

ラストのあっさりした感じも、冷めてるようで仲が深まってるのが会話に滲み出ていた。

(1985年製作の映画)

3.5

シェイクスピアの悲劇『リア王』と毛利元就の「三子教訓状」を元にしており、架空の戦国武将・一文字秀虎の家督譲渡に端を発する3人の息子との確執、兄弟同士の骨肉の争いと破滅を描く。

当時の日本映画で最大規
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.2

荒井花と有栖川徹子が入学した手塚高校の先輩、宮本雅志を巡る三角関係を描く。

岩井俊二ワールドの最高到達点。思春期の微細な感情と淡い映像美。ラストも良く、花が宮本に真実を告白するシーンは、あえて顔をア
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.6

ジム・ジャームッシュ、商業映画としては初の監督作品。

たわいもなちシュールな展開の中にジェイ・ホーキンスの音楽が絶妙にマッチしていて、クセになるような映画。

横道世之介(2013年製作の映画)

4.4

1987年、大学進学のために長崎から上京してきた青年・横道世之介とその周囲の人間模様を描いた作品。

横道の変わり者感が絶妙で、人を惹きつける魅力が画面越しに伝わってくる。高良健吾の演技、すばらしかっ
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ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015年製作の映画)

3.4

50\50以来のジョナサン・レヴィン監督、
ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演、セス・ローゲン出演。

ドラッグの所とかそんなにいらなかった気が、、。男の友情を描いた部分は相変わらず良かった。マイリー
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.2

中学生たちのいじめ、恐喝、万引き、援助交際、レイプ、殺人、自殺など社会の闇の部分を描いた作品。

なんか芝居や演出がクサくて、リアリティが感じられなかったからそんなに入り込めなかったのが正直な感想。
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.6

リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウVSホアキン・フェニックス。スペクタル歴史ロマン。

公開当時優れた映像美やストーリーかり大きな商業的成功を収めた。正直、現代の歴史大作作品と比べると薄さは否め
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青い春(2001年製作の映画)

3.8

松本大洋原作。ミッシェルの劇中歌がしびれる。

エンタメ性に走った大げさな演出がなく、まさに青さを感じるヒリヒリした雰囲気が良かった。

ちらっとピースの又吉出ててびっくりした。

ブレイブ ワン(2007年製作の映画)

3.6

結婚を目前に控えるエリカ。ある夜婚約者と犬の散歩中に暴漢に襲われ、彼を殺されてしまう。

犯罪者を自ら裁く執行人にとして生まれ変わったエリカを演じるジョディ・フォスターがハマってた。

なんか最後はあ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

メンフィスのホテルに泊まった3組をそれぞれ描くオムニバス作品。

1組目の永瀬正敏と工藤夕貴の日本人カップルが印象的。二人ともぬけてるのになんか見てられる。

ホテルの一室という特質上、それぞれ同時進
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シンプルメン(1992年製作の映画)

3.6

父親を探す旅に出た兄弟とその先での人間模様。

淡々と進んでいくストーリー、sonic youthのkool thingをバックに独創的なダンスシーン、インディーでサブカルな雰囲気を感じる映画。穏やか
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.6

オムニバステレビドラマの一つとして放送されたものを再構成して映画として劇場公開された作品。岩井俊二の知名度を一気にあげ映画進出のきっかけとなった。

二つのパートに分けられ、後半では分岐点であるプール
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生きる(1952年製作の映画)

4.0

生きると活きるの違い。課長という役職につきながら、毎日大量の書類に判を押すだけの無気力な日々を送っていた渡辺。

ある日、胃癌にかかり余命いくばくとないことを悟り、人生を思い返す。自分と正反対の人間と
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野良犬(1949年製作の映画)

3.5

拳銃を盗まれた新米刑事とベテラン刑事のバディ。黒澤明初の犯罪サスペンス映画。

弾倉に残された弾から事件が発展していく様子が主人公の焦燥感を演出していて良かった。

緊迫したシーンであえて明るい曲を流
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.7

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5つの都市を舞台にタクシー運転手とその乗客の交流を描いたオムニバス作品。

ヨーヨー役のジャンカルロ・エスポジート、今のお堅い役演じるイメージがあ
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.0

子供の頃から女装が趣味でいわゆるトランスジェンダーである主人公。実の親を知らず養子としての出自、IRA、売春などそれぞれ重いテーマだがそう感じさせない華やかさがある。

映像やサントラもオシャレで、辛
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.9

現実、夢、空想、時系列も曖昧で前半後半で、名前も人間性も変わる二人の主役。このように複雑な要素が絡み合っているので、理解しきるのは至難の業。というかそれ自体野暮。

大方、現実と理想のギャップに苦しむ
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ことの終わり(1999年製作の映画)

2.8

不倫ものの恋愛映画。正直、内容は響くものがなかったな。純愛って感じもしない。

ジュリアン・ムーアは美しかった!

マイケル・コリンズ(1996年製作の映画)

4.1

アイルランドのイギリスからの独立に大きく貢献したマイケル・コリンズの生涯を脚色も交えながら描いた作品。

激動的な革命期のアイルランドの情勢が簡潔なストーリーにまとめられており社会派映画の隠れた傑作だ
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.5

お泊まり会での男女の恋愛模様を描いた群像劇。

若気のいたりだったり、逆に若さゆえに踏み出せなかったり。青春!

四月物語(1998年製作の映画)

3.7

松たか子初主演作。北海道から上京しての新生活、慣れない土地での不安やワクワク感。誰もが通るような青春の通過儀礼が淡く描かれている。

映画館の件は謎だったけど、ラストシーンの壊れた傘を「これがいいんで
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.6

退屈な生活に不満を抱えるフェルディナンと昔の愛人のマリアンヌの逃避行。

難解で捉えどころのないようなストーリー。『勝手にしやがれ』で映画の既成概念を徹底的に壊すことに注視したゴダール。今作も、脚本が
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.8

ジャン=ポール・ベルモンドとベリーショート美人なジーン・セバーグ。ほぼ二人の会話で構成するされるのだが、洒落てて引き込まれる。

ジャンプカットなど、これまでの映画の文法を壊す用法が多用され映画史に残
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.8

ブラッド・ピット×トム・クルーズ×子役時代のキルスティン・ダンスト!ヴァンパイアにインタビューするところから回帰談が語られる。洋画特有のこの語りスタイルなくてもいい気が、、、

ヴァンパイアの苦悩が美
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