聡明な人が何故か女たらしに引っかかっていきという所は読めるんですがこれがどう「フランケンシュタイン」に着地するか見当もつかず迷走した感じはある。
帰り道、メアリーについてWikipediaを引いてみ>>続きを読む
香港警察もの。銃撃戦やカーチェイス、爆発シーンなど強烈。
爆発物処理班の警察官が主人公。「ハート・ロッカー」的な展開が途中入ってくるんですが、この時は本作が運の巡り合わせ、順番の物語だとは思っていな>>続きを読む
最後のカットのための映画。
ひたすら二人の罵倒が続く。その中で相手に好意を持ち接近して気付いたらせっせとやりながらまだ会話しているっておい。
そしてその場限りのアバンチュールにしようと言い合う訳です>>続きを読む
すべての台詞が字幕にはなっていない。というのも主人公が理解している言葉だけ字幕にしているらしい。このためタイ語が得意でない主人公がタイの刑務所の深部へと行く事でその小さな世界を支配するルールを把握して>>続きを読む
冒頭の短編映画やエンドロールの音楽や映像が良かった。
途中寝落ち。起きたら終盤でクリスマスイブの夜明けのシーンだった。ああいうオチは道徳的教訓物語になってしまうので残念な気分に。
なお大泉洋さんは>>続きを読む
歴史的な事件との関わりが薄いまま話が進んでいく。それはいいんですが既視感があるストーリーでなかなか話が進まず1時間ほど過ぎたあたりでギブアップ。
皇帝ニコライは日本では暗殺未遂事件に遭遇してますが、>>続きを読む
最後の俯瞰ショットがまるでウォーリーくんを探せだった。音楽は「リズと青い鳥」の牛尾憲輔氏。沖田監督は「聲の形」で注目して依頼、でもその前に別の映画で素人ラッパーを沖田監督が演じていて、その映画の音楽が>>続きを読む
ホラーでもミステリーでもないイヤミス。
キャスティングは良かった。岡田准一さんの使い方はここ最近下手な監督につかまっていた感じはあったのですが本作ではぱっと見では彼と分からない演技をした上で他の登場人>>続きを読む
噂に聞いていたけど封切り時に見損ねていた本作、年内に見られた。しかもシネマスコーレにて高橋洋監督・近藤笑菜さん舞台挨拶回で。憑いてました。
死に行く人を見た人、神隠しに遭った人が集められて行われた実>>続きを読む
少女の夢、何故彼女はジーグに救いを求めたのか。
廃液を浴びてスーパーパワーを持った彼をヒーローにしたのは、一生解けない魔法のような少女の願いだった。
彼はその魔法が解ける事を望まない。彼は彼女の願い>>続きを読む
タイトル、中国版の妖猫伝なら良かったのに。空海は「視点」であって主人公ではないですし。
脚本と撮影、編集と俳優演技の力で成り立っている。最後にどうなるのかを想像しながら見ていたが「継承」は単純に想像してしまうものとはズレていき観客の想像するような決着はせず驚天動地の世界へ出てしまう。>>続きを読む
戦争への序章か。それとも戦争を回避するのか。いずれにせよあと三作の方向性が見えた一作。前作は戦間期米国での騒動を描いてましたが今度は英仏での戦争の胎動、大人向けのビターな展開をやってのけた。
ジョニ>>続きを読む
強烈な一本。似たような話、例えば披露宴に来た新婦だかの友達に一目惚れして離婚、その子と結婚したという凄まじい展開の話は聞いた事がある。それに近いものを感じる展開も含まれる。
朝子が連れ出された時、そ>>続きを読む
原題「Bleeding Steel」とは。冒頭終わった時点で「どこがポリスストーリーやねん」とツッコみたくなった。警察バッジなどもUnited Nation Special Forceと書かれているし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
塚本晋也監督初の時代劇。池松壮亮、蒼井優が出演。 塚本監督も公儀にはせ参じようと剣士を集めている老浪人を演じる。
冒頭、刀鍛冶が刀を打っているところのズームカットから始まる。これは「野火」のエピ>>続きを読む
若松プロで実在の助監督吉積めぐみを門脇麦が演じた。白石和彌監督作品。
1970年前後に映画助監督を志願し、ピンク映画の監督・脚本を務めた主人公。梁山泊のようなハチャメチャな若松孝二監督という巨星に対し>>続きを読む
石田監督の名前が世に知られるきっかけになった学生時代の作品。
「ペンギン・ハイウェイ」にはこの作品で試みられた手法、監督の手癖が現れている。
もともとはペンギン・ハイウェイにも参加している同級生の人>>続きを読む
京都出町座にて石田監督特集の短編上映で見ました。
「ペンギン・ハイウェイ」に到る道程。疾走感はこの監督の持ち味だと良く分かる作品。
ワシントンD.Cのコーヒーショップでアルバイトしていた友人。主人公達がその店を離れた直後にその友人が襲撃されて殺された。主人公はあるトラウマからこの事件を解決したいと願い暴走する。止められないガールフ>>続きを読む
続編第2作。マット、アレハンドロの二人が共通で出ているだけで独立した物語として見られる。
脚本はテイラー・シェリダン続投。監督はイタリアで映画を撮っていたステファノ・ソッリマが担当。
<あらすじ>>>続きを読む
第2作の意表を突いた展開が一番面白かったと思う。本作は第1作、第2作で作られた世界がどうなるかという回答であり、実は神話構造の物語であった事を示して終えている。
ゴジラファンからは厳しい批判が出てい>>続きを読む
3人目を身籠もっている産休中のお母さんが主人公。長女は素直だけど長男は問題を抱えていて毎日が修羅場の所へ赤ん坊が生まれて更にカオスと化していく。
夫は「手伝っている」つもり。最近見たツイートで「結婚し>>続きを読む
前作から大きく変えてきた第2作。エスピオナージュものの色彩が濃く、思わぬ方向へ暴風が物語を運んで行った。もう少し前作踏襲して欲しかったなという気分は残った。
このレビューはネタバレを含みます
人の運命とは何かを描こうとしているけど偶然ではなく宿命論的な展開になっていて予測は出来てしまう。選択肢の乏しさ、エキセントリックな登場人物。両親の家と遠く離れた検問所の出来事は予測が出来てしまう。>>続きを読む
個人的には棘も多い作品。どうやって「ビジネス」を成り立たせて広げるかという所よりもその先の壁、そして倫理について描こうとしていてその点は期待からは外れる。
でも最後の主人公の選択と応援する父親の姿は>>続きを読む
シンガポール華僑富豪一族を中心に中華系アメリカ人二世の女性と家族の事を隠してきていきなり紹介するという無謀な行為に及ぶちょっとお前底に正座しろと言いたくなる男性の恋と家族間・世代間戦争を描く。
原作も>>続きを読む
最後のシーンのために全てを注ぎ込んだ作品。プロットは史実改変してでもエモーショナルに描く事を選択している。最後のシーン、フレディも他のメンバーも、観客も「この瞬間がずっと続けば良いのに」という瞬間を作>>続きを読む
今、スクリーンで体験すべき映画。プロットも工夫が凝らされていてそれでいてだまし討ちは無いと思う。セキュリティ絡みは話を成り立たせるため緩めですが全くありえないわけではない。
それにしてもXPの扱いがね>>続きを読む
ジョンソンが大統領予備選に敗れケネディ政権の副大統領となり急進的な政権の公民権法の制定の動きに議会内工作の困難さから反対していた所、JFK暗殺が起き彼の夢、自らの力で大統領になる夢が絶たれ、ケネディ政>>続きを読む
「若おかみは小学生!」と合せて見るといいかも。
というのも「若おかみ」も和装で振る舞う映画だから。本作を見て「若おかみ」の和装アニメーション表現の確かさとアニメーション故の和装コメディ表現の追求が理解>>続きを読む
大変ドラッグ要素の強い作品。主人公、お前の臭いってとツッコみたくなるような「スカンク臭」トークとかあるんですが4DXでやられたら鼻が死んだんじゃないか。
見ていてインヒアレント・ヴァイスを思い出した>>続きを読む