Reさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

ヒトラーを尊敬し、頭の中にイマジナリーフレンドとしてヒトラーを住まわせるほど傾倒した、臆病で素直なジョジョの話。
子供の素直さは時に恐ろしいもので、それを利用する大人の怖さ…。

ポップに描かれた部分
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

4.3

アトラクションの世界観が上手く表現されていました。
ホラー要素を少し含んだコメディ、アドベンチャーといった感じ。
アトラクションを体験したことがある人は、より楽しめると思います。
子供から大人まで楽し
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.8

〝クルエラ〟という人物については知っていたものの、『101匹わんちゃん』を見たことがないため、ほとんど知識がない状態で鑑賞。

様々な経験や過程を経て、ヴィラン(と言っていいのかわからないが)と化して
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.8

面白くてかっこいい!!!
何より映像技術がすごい。
アクションシーンもCGも大迫力で、見ていて全く飽きません。音楽もとても良い!

エディとヴェノムの掛け合いが最高でした。
ちょっと笑えて、だんだんヴ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

1人の高校生でもあり、ヒーローでもある。

スパイダーマンというスーパーヒーローを高校生が背負うことの難しさと、高校生でも何とかヒーローでありたいと体を張る姿。
作中でピーターが成長していくのがとても
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.5

MARVELシリーズはあまり見たことがありませんでしたが、金曜ロードショーを期に鑑賞。

今までなぜ見てこなかったのかと思うぐらい面白かった。
トム・ホランド、かっこいい。
高校生というまだ少し幼いピ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

前作に引き続き最高でした!

序盤から、スーサイド・スクワッド(=決死部隊)が取り組む任務、デスミッションというだけあって、かなりの地獄っぷり。
キャラクターの濃さ、戦闘シーン、内容、規模、全てにおい
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.5

ハーレイクインの可愛さとイカレっぷりが凝縮されている映画でした。
ハーレイクイン好きにはたまらない作品。

ハーレイクインに対して"恨み"を抱く様々な人物が登場しますが、各々の紹介やナレーションがハー
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.8

スーパーマンの亡き後で悪役が世界を救う話

悪役がスーサイド・スクワッド(=決死部隊)として世界を担っている姿、とてもかっこよかったです。キャラクターがそれぞれ濃く、各々の戦闘シーンも迫力があり、とて
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.3

人間に非常に協力的な動物たち。
児童向けの冒険ファンタジーという感じでした。
可もなく不可もなし。
シンプルに楽しめる映画でした。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

大自然の穏やかで美しい風景×得体の知れない何かで、何とも言えない気持ち悪さが生まれている。
言葉の少なさや登場人物の少なさがそれを助長しているような気がしました。
アダが何故か可愛く見えてくる不思議。
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プロメア(2019年製作の映画)

3.8

いいスピード感。
絵の感じや色の使い方がとても良く、好きでした。
アクションシーンが非常に多く、動きも綺麗でなかなか迫力がありました。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

怒涛の展開で見ていて全く飽きず、すごくハラハラする映画でした。
盲目の浜中が、視覚以外でどんな物から情報を得ているのか、どんな見え方をしているのかを表現しているシーンがとてもよかったです。
犯人の緩慢
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8

後半中々の超越展開で見てて飽きませんでした。
それぞれのエピソードが結構重ためなのですが、最後に後半に全て持っていかれます。
エンタメ!という感じ。

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.0

私自身が弁当の思い出があまりないため、こういうの、いいなぁと思いました。
すごくいい話。
母親って強いなと。ありがとうって言いたくなりました。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

最初から最後まで、とてもリアルでした。
本当にそこら辺にいるカップルを連れてきているようなリアルさ。
あまりにも似たところ、共通点がありすぎて、少しのズレが大きなズレになっていったり、理解できないこと
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.2

カーチェイスとアクション。

豪快なカーチェイスと結構派手なアクションシーンが多く、かなり見応えがありました。
パク・ソダム演じるウナが淡々とこなす豪快なカーアクション。かっこよかったです。
終わり方
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.5

〝普通〟とは何か。
普通ってよく使うし、よく聞く言葉なのに、人によって違う、本当に曖昧なものだと思いました。
みんな普通に囚われすぎている。
「もういいよ普通は」

成田凌さんと清原果耶さんの掛け合い
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ある男(2022年製作の映画)

4.5

俳優陣の演技が素晴らしい。
特に、安藤サクラさんの序盤の泣きと、柄本明さんが方言で捲し立てるシーン。
様々な闇が垣間見える映画でした。

全てを明らかにする必要はなく、知らなくていいこと、知らない方が
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.7

世間は見たいようにしか見てくれない。
伯母の家に帰りたくない更紗と、ここに居ていいと居場所をくれる文。
ふたりがどんな関係なのかも、どんなに愛があっても、世間的にはただの誘拐された被害者と誘拐した加害
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劇場(2020年製作の映画)

5.0

松岡茉優さん演じる沙希ちゃんがあまりにも可愛い。狂っていく姿が切ない。

下北沢の一室、いちばん安全な場所、ふたりだけの世界。
他人の家なんて言われても、おかえりが一方的でも、夜中に帰ってくるだけでも
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

5.0

何もかもが綺麗で美しい。
シェイクスピアの戯曲を基に、時代の設定や両家の人々を現代版にした感じ。
台詞はそのままのようで、作中にはなかなか使わない表現がいくつも出てきて、とても良かったです。
なにより
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

4.8

面白い!
魅力的なキャラクターたち。
カーチェイスやパーティーのシーンが特に良かったです。
音楽やノリがとても好きな作品でした。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

5.0

井の中の蛙大海を知らず
されど空の青さを知る

とても良い。しんの、、良い。
あいみょんの曲もすごく良い。
抜け出したいと思っても、窮屈に感じても、大切なものは、その狭い世界の、意外と身近な場所にある
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.6

夏にぴったり。
絵柄や配色がとてもポップで可愛い。
建物や看板など、所々に俳句が書かれているのがとても面白いと思いました。
負の感情がない。とにかく可愛い世界。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

5.0

面白い!
とても80分とは思えない!
同じ日、同じ行動、同じ言葉の繰り返しが多いのに、全く飽きることなく、無駄な要素がひとつもなかった。
何度も繰り返すタイムループに少しずつ対応していく様子がとても面
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.5

感動しました。
事実を基にしていると知り、言葉が出ない。
強制収容所、家族にも会えない、逃げると射殺、過酷な労働、尋常じゃない寒さ、いつ帰れるかもわからない。
そんな環境の中で、希望を捨てず、いつか来
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百花(2022年製作の映画)

3.9

色々なことを忘れていく認知症を患った母親と、過去のことを忘れられない息子の話。
何度も同じものを購入してしまったり、思い出話に相違があったり、母親の言っていることが分からなくて苛立ったりするシーンが苦
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.8

ドキュメンタリー。演技ではない喜怒哀楽に心を打たれます。
どうにもならないような状況の中で、絶望を感じつつも、みんなが楽しそうにスケートボードで街中を駆け巡るシーンがすごく印象的でした。

蛍火の杜へ(2011年製作の映画)

5.0

妖と人の優しい物語。
本当に、とても、あまりにも良すぎる。
好きだから触れたい、好きだからこそ触れられない。
会いたいと思っても、夏以外に会いに行くこともなく、夏に自分を待ってくれている人がいて、夏の
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

5.0

世界観や映像、音楽、全てにおいて私の好みにハマっていました。
ひと夏の、と見せかけて、長い長い恋愛映画。

今を犠牲にしても、なくしたものや捨てたものを取り戻すか、今あるものを大事にするか。

水族館
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.9

安藤サクラさんの熱演が素晴らしい。

前半と後半で違う物語を見ているような気持ちになりました。前半の救いようのない感じがあるから、後半の良さが更に際立つ。

一子がボクシングにのめり込んでいく様子が、
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

5.0

事故に遭い、眠る度にその日の記憶を失う記憶障害を患っている真織。
物語は、その記憶障害が治りつつあることから始まる。抜け落ちてしまった空白の3年。名前も分からない男性を描いた、何枚ものデッサン。
忘れ
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犬王(2021年製作の映画)

4.0

圧倒的なアニメーションの美しさ。
盲目となった友魚が視覚以外で情報を得るようなシーンや、犬王の舞の作画には鳥肌が立ちました。
琵琶法師である友魚が奏でるロック調の音楽と、様々な仕掛けを用いたパフォーマ
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

4.0

児童文学が原作とのことでしたが、想像以上に魔女が怪物、という感じでした。
大魔女グランド・ウィッチ役のアン・ハサウェイの美しさと怪演っぷり。見事。
ワクワクするストーリーで面白かったです。

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

作画がとても綺麗。
長い年月が経っても少女のままの姿のマキアと、子どもから大人へと成長をしていくエリアル。血の繋がらないふたりの、お互いのことを思いあう姿に深い愛を感じました。

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