きょうもテレビのまえさんの映画レビュー・感想・評価

きょうもテレビのまえ

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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.8

観に行きたいと思っていたのだがタイミングが合わず配信で鑑賞。

時代あるあるのてんこ盛り。2時間ドラマでよかったんじゃない?という意見もあるでしょうが、ゆとりファンであるだろう知らない人達が劇場に集っ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.3

もうアル・パチーノ以外では成立しないのよ。その一点だけでこの作品は評価されて良い。フーアー!で泣けるなんて凄くない?

90年代映画あるあるで、最後にみんなが拳を振り上げてイェーっ!なシーンで盛り上が
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.0

Filmarksでの評判見て行ったのでそれほど期待していなかったのだが、これが案外面白かった。原作知っている身とすると、あそこで一度ピリオド打つのは妥当な気がした。

最初は「相変わらず邦画はBGM大
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

なぜか突然戦争モノを見たくなってネットで評判が良かったこちらを鑑賞。これがなかなかの当たり。

戦争シーンの迫力と「良い話」要素のバランスが絶妙。日本人なのについつい主人公に肩入れしてしまうのは、脚本
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.8

TV版『FARGO』がとても好き(もちろんマクドーマンドの本家も好き)なのだが、演出とか音楽とか、総合的な空気感はこの作品が最も近いと思う。
この中毒性はやっぱりワンアンドオンリーだなぁ。堪らん。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

見所は色々あるのだけれど、デヴィッド・リンチが出てくるといきなりリンチの作品みたいに見えるのがやっぱり凄い。この役をリンチに演じさせたスピルバーグがただただ好き。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

Netflixで『ザ・クラウン』を2話ほど観ていたらチャーチルがあまりに魅力的に描かれていてコチラに浮気したのだが、なんじゃこりゃ、めっちゃ面白いじゃん。ダンケルクも見といてよかった。

ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

3.0

昭和生まれですから、長野五輪リアルタイムで見てましたから、恥ずかしげもなく泣きましたよ。ええ泣きました。
けどこれって、引っ込みつかなくなった日本軍が特攻隊まで使いました、、ってのと同じ類いのエピソー
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

エルヴィスの音楽には明るくないが、個人的にはボヘミアン・ラプソディーより面白かった。
主役の役者さんもトム・ハンクスも凄いが、なんといってもこの作品を臨場感溢れるものにしているのは、ショーのシーンのお
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

2作目は巧みさに痛快さがプラス。007というよりオーシャンズシリーズ味が感じられて好み。ケイト・ハドソン、いい感じのおばちゃんになったなあ 笑
間違いなく続編作られるだろうし、ダニエル・クレイグにはま
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

-

広瀬すずの作品って、みんな昭和な感じがする。だからオジサン達に人気なんだろうけど

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ダニエル・ボンドがエヴァ・グリーンで始まりレア・セドゥで幕を閉じるのは、美しく偉大な選択だと思う。
それだけで評価されても良いんじゃない?

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.9

『マーサの幸せレシピ』ファンなので0.1p下げてこの点数。アメリカ舞台だとこうなるかーと思うところは多々あるが、ハリウッドリメイクにしては割と忠実に原作をリスペクトしてる感。劇中曲の使い方とか。とにか>>続きを読む

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.5

何気にダン・エイクロイドが鍵の映画。いや、素晴らしい以外の感想が無いよ。

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.0

田んぼの畦道でエンコする美保純の軽四が黄色なのに気づいた時、なるほどリトル・ミス・サンシャインのオマージュ入ってるなと。この家族4人は軽四を押してはくれなかったけど、走り出した後(エンディング付近)で>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.7

体育館での上映シーンまではなかなか面白かった。ただそれ以降、つまりクライマックスが主役の女の子のプロモーションビデオみたいで只々残念。ちょっと『映像研』の子とキャラ被ってるし、そういう意味でも違うキャ>>続きを読む

愛と誠(2012年製作の映画)

4.0

多くの三池作品がそうであるように、この映画も中弛み感半端ない。が、
1) 武井咲の狂気を孕んだコメディセンス
2) 『愛と誠のファンタジア』中間部怒涛の転調からのカタルシス
それだけでこの点数あげて良
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.5

最高of最高。あと0.5の余白までたまらなく愛おしい。
素朴な疑問なのだが、世の中に嫌煙家のジャームッシュファンって存在するのだろうか?

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.8

結局なにも手にする事が出来なかった男の話。ギターの才能よりも生きる才能が無かった男の話。
この物語の主役にショーン・ペンを持ってきたウディ・アレンの慧眼は流石としか言いようが無い。数あるウディ作品の中
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

こういうのを観てホッとする私たちには、既にスピルバーグのDNAが組み込まれてしまっているのではないか?って思うくらいの80's感。
ちびアダムが誰かに似てるな、とずっと思っていたのだが、ナオミ・ワッツ
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

わかりやすい自分語りのミュージカル。佳曲揃い。もちろん歌うまっ! あっと驚く特撮やCGよりもこういう所でエンタメのスケールの違いを感じてしまう。
「鉛筆を削り始めなさい」って良い言い回しだな。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

1Q84以降の村上作品は未読。当然この作品も読んでない。村上春樹変わってないなあ(笑)

さて。小説を読んでいれば無意識に情景を想像する。原作を知っている映画作品を観て「ああ、あのシーンね」と思い返す
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.7

バカみたいな感想で恐縮ですが、なんというか可愛らしい映画でした。斬新なストーリー、、というわけでは全然ないですが、そこが良い。主人公の女の子のファッションやインテリアも可愛かった。やっぱりバカみたいな>>続きを読む

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.8

説明のしようがない。最高。100分ちょっとの映画でこの満足感は驚きですらある。マイナスの0.2pは高見知佳と『恋人も濡れる街角』のミスマッチ感(笑)

この作品見るたびに『傷だらけの天使』を連想してし
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熱海殺人事件(1986年製作の映画)

3.5

映画として点数つけるなら頑張ってこれくらいだけど、楽しいか楽しくないかと聞かれたら最高に楽しい。志穂美悦子の敬礼シーン(計3回)のキュートさよ。
今更ながら仲代達矢の声の魅力にちょっと引く。コメディで
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

数学者の立場で反戦を訴えるという設定は初めて見たが、それだけなら多分3.5止まりだっただろう。並み居る日本の重鎮俳優さん達や中盤までの肝である柄本佑が霞むほど、ラスト近くの菅田将暉と田中泯のやりとりに>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

スティーブ・カレル主演の『エンド・オブ・ザ・ワールド』という作品が地味に好きなのだが、どこのサブスクでもやってない。なんでかな?

さて。制作費も相当だろうが、お金✖︎ウィットのバランスが好き。上記の
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.5

誰かを「ずっと見ている」って今ならネガティブワードだけど、そうだよな、本来なら尊い行為だよな。中高生時代を思い出してキュン。
『のぼる小寺さん』とは実に良いタイトル。タイトルで9割想像できて、期待を裏
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

悪口じゃなくて好き嫌いの話。
タケシも劇団ひとりも苦手。門脇麦の良さも今ひとつわからない。つまりあんまり好きなジャンルの作品ではなかったわけだが、結論から言えば結構泣いた。活躍目覚しい柳楽優弥はもちろ
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さくらん(2007年製作の映画)

3.9

何故こんなに評価が低いのか、いつも首を傾げる。ついついソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』と比較してしまうんだけど完全にこちらに軍配。極上のファンタジー、押し寄せるカタルシス。花魁道中シーン>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

「クリストファー・ノーランに見せたい!」

めんどくさいので整合性云々については考えないが、このモヤっとした感じや画面の粗さからくる印象は、初めて『メメント』を観た時にちょっと似ている。
なにより、こ
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

結構ウルウルしたし、風吹ジュン(個人的にはこの映画のMVP)に笑いもしたんだけど、たぶん2日後には忘れてる。とても面白いのに記憶に残らない。これって致命的だとは思う。理由はわからない。

映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.9

テレビドラマは見ていたけど、これはただの焼き直しでは無い気がします。テレビ版見たからな、と躊躇ってらっしゃるなら是非ご視聴をお勧めします。キャスト全員が等しく本当に素晴らしい。個人的にはセリフの無い土>>続きを読む

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.5

ロケは無いし登場人物はほぼ一人だし、、で制作費は結構安いはず。Netflixの商売の上手さと、1時間半、一人で飽きさせずに見せたメラニー・ロランに拍手。

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.0

前半が良かっただけに些か残念。居眠りな剣は全くクローズアップされず。
柄本明が面白い。まるでTBSのドラマのようにオーバーな演技(メイクもw)なのに、この人がやるとちゃんと魅せるのが凄いなあと思う。反
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

-

たぶん面白いのだろう。が、ゲームというものを全くやらない私はこの映画演出の面白さを半分もわかっていないのだろうと思いながら観ていたので、当然ながら没頭する事ができない。残念である。有料で観たのに途中離>>続きを読む

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