meehooさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.6

なにこれちょーーーー面白い!天才!!!すごい!!!ストーリーはもちろん、小ネタも笑えるし、何度か爆笑だし、その上最後はホロっとさせられた。伝説のミソタン文明とか、イラレ習得課程とか、部長へのプレゼンと>>続きを読む

小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

麦色の大地と2人の纏う青のコントラストが、非常に印象的な映画でした。

人の良さにつけ込んで好き勝手に振り回す小狡い人たちが、入れ替わり立ち替わり彼らを利用しにやってくるので、2人の静かな幸せがどんな
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.0

H&Mとバレンシアガとか、悲しみの三角地帯とか、今後使いたくなるネタ多し。本当はロシアンキャピタリストとアメリカンコミュニストのクォートバトルを覚えたかったけど無理だったーーオレはバカだー。
この監督
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.4

バイブルベルトに生息する保守層に沿った役作りなのは理解しているけど、なかなかに攻めたいでたちのマッド・デイモン。ファンとしては、お願いだからその英字プリントのTシャツ脱いで!そのダメージ加工のキャップ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

緩急つけた悪ノリギャグの畳み掛けにすっっっっかり操られてしまって、もう、いいように爆笑させられっぱなしだったんだけど、『全ての可能性を諦めて残ったカスが今のキミだ』なんて言葉が飛び出して、不意に頬を叩>>続きを読む

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

4.4

物語がテーマの物語。泣きはしなかったけど、感動した。まさに誰かと語り合いたくなる映画。
とりあえず、夢中になれる事と、それに没頭できる環境、あとは、時々、心通わせた人と一緒に過ごして新しい物語を紡いで
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.2

不在の認知=記憶が人を不幸にするという症例をみせてくれる映画。期待したほどではなかったけど、ピンクの雲、私も好きだよ。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.5

悲しくて優しくて、絶望的だけどやっぱりどこか優しい話だった。
閉塞感から脱却し執念をもって生きた証を残そうとする“思考する”おじさまと、閉塞感など感じたことのない“ナイーブ”なおじさまの意地の張り合い
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こころの通訳者たち~what a wonderful world~(2021年製作の映画)

4.5

普段何気なく音に乗せている機微 −感情、曖昧さ、誘導、重圧など、考えたことないからこれくらいしか思いつかないけど− その全てを、手はもちろん、のけぞったり、前のめったり、よじらせたり、開いたり閉じたり>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

彼女はなんだかんだ楽しく生きていくんだろーなと思います。特に、頑張れ!とは思わないけど、そのままでいいよ!とは言ってあげたい。
そのままでいいよ!!
身体を張ってフォロワー集めてると思しき女子を揶揄す
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.3

ニック・ホーンビィの本で知った昔の人の名言『全ての芸術は音楽的状態に憧れる』という言葉が頭にちらつきました。映像も好きなので安易な賛同はしかねますが、でもやっぱり否定もできない。映像だって偉大だから言>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.1

とても面白かった。現代社会が陥りがちな問題を提起しながら、一方で、多少メロドラマ的な臭さもあったように感じたけれど、それでも全く問題なし。ほぼ満席の場内に、途中なんとなく流れた“気まずい空気”も含め、>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.4

時計じかけのオレンジからのMAD MAX。よーわからんかったけど、嫌いじゃなかった。あのマッドマックスシーンが尺の半分くらいあったらもっと好きだったかも。

マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

3.7

一緒に見に行ったイタリア系アメリカ人の友人が、鑑賞後気まずそうに『罪の意識を感じた』と呟いたのが、とびきりのハイライトでした。友人には悪いことをしたけど、ジョン・ウォーターズ先生!冒涜が効いてますよ!>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

こっわーーー泣きそうになった、ちょーーー怖かったよーー怖さ堪能した!!
ストーリーも良かった!
同じ顔の胸糞悪いmenがたくさん出てくるわけなんですが、それらが増殖する原因となった最初の胸糞男について
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ファブリック(2018年製作の映画)

3.3

中国語の部屋みたいなディスコミュニケーションがとても不気味。不気味はクセになる。何回も見ちゃった。

牛久(2021年製作の映画)

4.4

日本人であることをやめたくなる1本。ひとり残らず全員見るべきだ。

復讐は私にまかせて(2021年製作の映画)

2.4

シラットと聞いて、初めてレイドを見た時の興奮が蘇り見に行ったんだけど、そのあたりはイマイチ期待はずれで残念だった。観客なんて勝手なもんだ。
途中インドネシアのオバケが出てきてケツネはんにつままれたよう
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画家と泥棒(2020年製作の映画)

3.8

『それ自体で善いものも悪いものもない』。『善悪は物事の組み合わせで決まる』。そんな言葉を思い出した。
『善』とは『自分の活動能力が高まること』。とすると、この“画家”は、“泥棒”として社会から糾弾され
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マーダーボール(2005年製作の映画)

4.0

ラグビーは『紳士がする野蛮なスポーツ』と聞いたことがあるんだけど(by インビクタス)こっちは本当に野蛮人がやってるじゃん!と言いたくなるほど見事な荒くれ者達が集まっていた。絶対に敵に回したくない男た>>続きを読む

ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女(2014年製作の映画)

4.3

綿谷りさ系の、ハナツマミモノの胸キュン映画。たまらんです。特にあの出会い!天然無防備男子にはヴァンパイアもジリジリさせられますな。

この監督のことは、ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋というネトフリの
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

2.4

ヘンリー・ロリンズがストレートエッジ役で出てた。さすが。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.3

ファンタジー悪夢!支離滅裂でひたすらファンタジーな悪夢にうなされながら、ずっと心躍っているという状態でした!
悪夢だったのに、覚醒してからなぜか反復したくなる情景ってあるでしょ?
見えそうで見えなくて
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.3

ジョンケージみたいなことやりながらも、心にはいつもホール&オーツがいた、みたいな。最後にyou make my dreamsがかかったら泣いただろうなオレ。