xyuchanxさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

3.7

“これが我々の共同作業だよ”

この手の名作を漁ってる時に知ってみたかったヤツ。1978年に公演された劇の1982年の映画化で、ほぼマイケル・ケインとクリストファー・リーブスの2人による会話劇。

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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

デヴィッド・ハーパーが凶暴なサンタやるなら観ないわけにはいかんよね😁

まぁ、細かいところは置いといて、ホームアローンのバイオレントクリスマス版て感じで楽しかった!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.6

★いつも通りネタバレ/トリビアはコメント欄にて。ただGotG集大成なので量がヤバくなっております。反芻したい人だけどうぞ。

”これは君の物語”

まずは感想だけ。
はぁ。とうとう終わっちゃいましたね
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンおめでとう!

この作品自体は、けしてカテゴリを新たに作るようなファーストペンギンではないけど、幾つかの踏み台の先に”世の中”が普通に受け入れる、ある種の臨界点を越え
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向かい風(2022年製作の映画)

3.6

ランチ短編 @ ブリリア

あの頃を忘れない

風力発電施設の建設のため景観と静けさが壊されてしまうと、爆破予定の岩場をひとり占拠するビルギット。

彼女を諭しにきた警官の夫に、「あのころ私を愛してた
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男と女と魚料理(2022年製作の映画)

3.6

ランチ短編 @ ブリリア

初デートでの彼の告白は誠意あるものだった。十分な知識がないなか躊躇してしまうのも仕方がない。

「ダラス・バイヤーズ・クラブ」のマコノヒーは素晴らしかった。でもその後、僕自
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.6

彼ほどの知見があれば、もっと違うやりかたあっただろうし、もっと出会うべき人も居ただろう、日本にとって勿体ない人物だった・・・などと思うけど、この不器用ながら一貫した生き様には唸らされる。

役所広司さ
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ジョーイ(2020年製作の映画)

3.8

ランチ短編 @ ブリリア

数カ月は放置してきたブリリア短編をひさしぶりに。

非常にシンプルな孤独なピエロの物語ながら、優しく味わい深い作品。

"you look different"への返答が伏
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

どうでも良さがすごい😁

MCUも劣化が気になってたけど、コレはレベルが違いすぎる…
VFXとロック様を愛でる作品にしても脚本が酷すぎないか?笑

つーかシャザムっていっぱい居るんだねーw

脇キャラ
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エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

3.3

かなりの美女なのに、アレクサンドリア・ダダリオが冴えない女の子をやれてるのがいい。

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

3.8

“俺の暗殺に使われた毒はノビチョクだっただと?!よっしゃ!😃”

なに喜こんでんだか!意味不明ですよねw

背景が知りたければ是非。


“悪が勝つのはひとえに、善人が何もしないからだ”

少し前に観
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

面白かった!
おそらくもっと伏線に満ちてたはずの原作、より面白いだろうな。

そういや妻の実家のベランダに鳩が棲みついたらしいから見たんだけど…🤔参考にならずw

ラッシュライフ(2009年製作の映画)

2.9

実はわたくし、伊坂幸太郎ユニバースの作品群をクロスしたカメオや共通項のまとめExcelを自作してたりするほどファンだったのだけと、最近の数作は読んでもいない…😅

原作が好きだった故に期待はずれになり
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うなぎ(1997年製作の映画)

3.6

1997年…そういえば騒がれてた作品。

今村昌平監督と役所広司さんは2人とも2度パルムドールとってるんだな。

ロードムービー思わせるジャケ写だけど、中身は昭和な前科者ストーリー。

榎本明のあんな
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シックス・シューター(2004年製作の映画)

3.6

Bronski Beat

「イニシェリン島の精霊」を観てあらためていい監督だと思い、唯一みてなかったコレも。

最初字幕なしで見始めたのだけど、あまりのアイリッシュなまりにyoutubeの自動作成英
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.9

タイトルがネタバレ気味だけど、だからこそ観る気になれた一本。中年にさしかかりつつある悩める女性がナニーとしてある家族に関わることになる。そのとき彼女は年下の彼との間であることが発覚して…

「わたしは
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半世界(2018年製作の映画)

3.5

機内にて。

伊勢志摩のある海辺の町で木炭づくりで生計を立てる絋と、中古車屋を継いだ光彦のもと、自衛隊に勤めていたかつての仲間、瑛介がフラッと帰ってくる。

部下を失った責任から辞職し、塞ぎ込む男の再
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.2

鬼奴 vs. カエル亭。

冒頭ファン・ジョンミンが変な日本語しゃべってるシーンが一番おもしろかったかもw

チョン・ドヨンとソル・ギョング。
そこそこ楽しめたし、母と娘の壁と絆などはこの手の映画では
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レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.6

心理学者マーガレット(シガニー・ウィーバー)と物理学者トム(キリアン・マーフィー)が、伝説的な超能力者として知られるサイモン・シルバー(ロバート・デニーロ)のペテンを見破ろうと戦う物語…と思いきや。>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

ログ3600本め。少し前に見てたコレを。

さいきん体調が芳しくなく映画をみるペースも下がり、軽い作品でお茶を濁したり、見ても感想を書く気分になれないでいましたが、本作はやはり映画の良さを改めて思い出
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.4

前作をまったく覚えてなくて予告編みなおしたのに、それでもまったく思いさせず・・・で、2を鑑賞。でもバカバカしくて楽しかった😀

メラニー・ロランとマーク・ストロングもわき役に徹してて良し。

Amer
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

実はさいきん「アンブレラ・アカデミー」にハマってて映画みる暇が…

だけど今夜は妻がいないので、ジャケ写とあらすじでコレに😁

ノリいっぱつで楽しめるスプラッター・アクション。

もともと持ってた性質
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マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2013年のベネズエラ産サスペンス。アレハンドロ・イダルゴ監督・脚本。前から気になってたのだけど配信にないのでDISCASで。なるほど評判通りの良く練られた脚本の作品。オリオル風味あり。

邦題とジャ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

★いつも通りネタバレ/トリビアはコメント欄にて

MCUなのになんでアイツはレビューあげないんだ?!って思ってくれてた人が居たらごめんなさい。実は2週間ほど前に観てたのだけど、ちょっと体調崩しめでもあ
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

3.9

犯罪集団に息子として育てられた少年と、壮絶な過去との対峙。産みの親と育ての親の過去の繋がりに翻弄されるファイが可哀想すぎる。

妻には敬遠されるだろうと思いひとりで。予想した以上に壮絶で悲しかった。
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.0

デンマーク産ミステリー、シリーズ4作目。

猪突猛進で人付き合いの出来ない孤独な頑固刑事カールは過去の事件から大きなトラウマを抱えていた。しかも、これまで支えてくれていたアサドに異動の話が。

そんな
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.6

神を信じない男が、少しだけ奇跡を感じる。

2作目よりは面白かったけど、相変わらず暗いし胸糞。それがこのシリーズの味だけど😁

もちろんカールの目の付け所としつこさが突破口を開くんだけど、アサドが居な
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.5

寄宿学校出身のボンボン達の過去と現在。
過去に起きた双子の兄妹の惨殺事件から次々と、、、

カールの猪突猛進ぶりは怒りを覚えるくらいで、韓国警察のソレと違って笑えもしないんだよな。

色んな意味でアサ
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春との旅(2009年製作の映画)

3.8

いやー、いい映画みた😢

冒頭の2人の歩きかただけでも予感はあったけど、後半それを上回ってきた。仲代さんが生涯5本の指に入る脚本だと言っただけある。

助演陣が国内最強クラスばかりなのに、主演の仲代達
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.9

「ジョン・ウィック」や「Mr.ノーバディ」を連想させるミスリードからの、まさかの、そう来たか。

「オレの獲物はビンラディン」でも真逆の新境地を開いていたが、こちらのしっとりした演技も素晴らしい。
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OCD 〜メンタル・クリニックは大騒ぎ〜(2017年製作の映画)

3.8

重いテーマなのにスペインらしいコメディに仕上がってて非常に好み😃

ネトフリでオススメされたのだけど、信頼するFilmarks仲間たちが高評価だったので早速。

多種多様な強迫性障害の患者たち6名が、
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スギメ(2021年製作の映画)

3.4

国立科学博物館の企画・制作。

海部さんの「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」
https://www.kahaku.go.jp/research/activities/special/kouka
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

3.6

天才の変態的こだわりがもたらした完璧。
制作に15年。効率とは対極にあるアート。

ストップモーションにリアリティを求める、という矛盾が絶妙なバランスで昇華されている。

人形の表情まで動かせるのか。
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.9

永遠の命よりも大切なもの。

ギレルモ・デル・トロらしいホラーテイストをまぶしたストップモーションとストーリーテリング。すべての造形が緻密で美しい。

ティルダはいつも通り神秘的な役だけど、ケイト・ブ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.6

"The end is a new beginning"

クランクアップ時から気になってた作品をやっと。
期待以上に哲学的で、静謐な美しさに満ちた素晴らしい作品でした。

a24制作。「コロンバス」
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

”誰も聴く人がいなくてもピアノの前に座るでしょ?”

音楽はまず自分が楽しむものであって、人に聴かせるためだけにやるもんじゃない。

松岡茉優、鈴鹿央士の2人をはじめ、俳優たちの演技と、演奏、美しい映
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