meglandさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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パイレーツ(2014年製作の映画)

3.8

夏休みっぽいものを観たいなーという気持ちとソンイェジン眺めたいという気持ちだけで観たら面白くってすごく得した気分。

2014年にこれだけの大掛かりな作品を作っていたこと自体すごいのでは、、、CGはど
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

レビューを書くのが難しい、、、
ラティーノのノリにどうしても置いてかれてしまうのは、自分の中にあの素晴らしくエネルギーに満ち溢れたあけすけな明るさ、音感が欠けている(むしろゼロ??)からかなぁと思いな
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

公開時に映画館で観たときは、え?は??っていう感じでどんどん置いていかれて、意味も分かるような分からないような、だったのに一回観たら忘れられなくて。

すごく久しぶりに観たら、この内容とこの展開、映像
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最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

4.0

気楽に何か観たいなーと思ってみたら大当たりだった。気楽に、楽しく観られる。

もう恋愛ばっかりしてるわけにもいかないんですよ、仕事もあるし、他人と関係築くのが難しいことも面倒なことも知ってるし、だけど
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.4

いやいや、こわいこわい、無理無理、ってずーっと思いながら観てた。。
この設定いちばんこわい、、、

コンヒョジン、なんでこんなに色々演じられるんだろう。気弱にも強気キャリアウーマンにも天然にも見えるか
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.2

今の時代のエンジェルたち、という感じでものすごく好き。前回のエンジェルたちもすごく楽しくて好きだったけど、今回はよりエンジェルたちの個性が際立っててよかった。
ティーンの女の子たちに向けて作られている
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ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.8

長いことクリステンのファンなので、彼女のセクシャリティについてのあれこれや、これまでの作品のことを考えると、ほんとうに幅広い作品をやるようになったなぁ、と妙な感慨深さがあった。

それほどナチュラルに
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.4

やっと観れた。
空虚で絶望感あふれるキムゴウン、ほっそい体で躊躇いなく人を殴るキムゴウン、ほんの一瞬だけ夢を見る瞬間のキムゴウンに圧倒される作品。

どん底にいる人間が擬人家族みたいにして生き延びる、
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.5

楽しみ半分不安半分で鑑賞。韓国ドラマのクオリティがどんどん上がってて映画が物足りなくなる、という贅沢な戸惑いを感じる。

テーマも面白いし台詞は残るのに全体的に惜しいという感じ。でもCGアクションはも
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.7

今年1番楽しみにしてた作品。緊急事態宣言下でどうなるかと思ったけど映画館で無事観れてほんとよかった…

幸運なことに18年にこのツアーを実際に観ることができて、あまりにも衝撃が大きいライブ体験となった
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.0

蛸が人に懐くなんてそんなことある??
って何度も口にしながら観る。

仕事に追われ、ストレスでどうにもならなくなった監督が小さい頃過ごした海に魅せられ、そこで出会った蛸と1年近く過ごす、というまるでフ
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.2

自分の国の政治や世論のあり方に絶望感を抱いたのは小泉政権の頃だったけど、その頃にこんな政治家が生まれていたのかと、それを知れたことだけでも小さな光を見た気持ちになった。

慶応大学の先生の演説で涙がで
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スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

3.6

オリジナルでSFものをこれだけ作れるのかーーとこれまた羨ましくなる。
国籍言葉ぐちゃぐちゃなのがすごく良い。
コロナで公開が延期に次ぐ延期で、ようやくNetflix配信になったらしいけど、もったいない
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

4.0

不時着ではソンイェジンの偉大さにすっかり心奪われたけど、この作品ではヒョンビン最高。
共助のかっこよさより個人的にはこちらの方がおすすめ。でもそれ以上にソンイェジンが미친새끼(ミチンセッキ)を言うシー
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.0

ストーリー展開、悪役設定、真逆タイプのバディ、音楽センスがほぼありきたり。
なのにそれをすっかり忘れるくらいヒョンビンが精悍でアクションがキレッキレでとんでもなくかっこいい。かっこいいしか出てこない。
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.5

展開や結末ではなく、作品の中に存在する人の息づかいを感じるための映画ってあるんだなぁと、途中からずっと訳の分からない感情にのまれて大変だった。

自国ではないどこかで何者かになりたいと心ここに在らずな
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.3

いい作品だったな、ほんといい作品。
と、何度もしみじみした。

時代背景を過剰に説明しすぎず、アメリカに渡ったものの生活がうまくいかず疲弊している家族の雰囲気が伝わってくる。

ハルモニらしくないと孫
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

状況や環境のせいで思うような選択ができないのだとしても、どう生きてどう死に向かっていくのかは自分で決めることができる。

それなりに長い人生を生き抜き、深い悲しみや喪失感を抱えてノマドの生き方を選ぶ人
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

この世界は、すばらしき世界なんだろうか。

自分の正義と信じるもののために、力でねじ伏せ大声でどやしたり、結果罪をおかすこと。
みて見ぬふりをし逃げてしまうこと。
すべてのことに向き合えるほど、人間は
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

4.0

よくある(それもどうかと思うけど)話、ありがちな展開も、演出や演者によって面白くなったり、逆にほんとに駄作になってしまったりするけど、これは前者だった。

途中まではもう、なんで??なんでそう愚かか?
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

列車という"走る狭い限られた箱の中"で、謎のウイルスに感染してゾンビになってしまった人たちと、まだ感染せず逃れてる人たちの攻防なので、どちら側にも想像が及ぶ。

自分が感染してしまったら。
感染者から
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

ゾンビがおまけになってるマッドマックスだった。開始10分がいちばん面白かったのは、その10分が前作からの続きのような設定で、恐怖や悲しみ、諦めや救いたい愛情などそういうものがきちんと含まれていたからか>>続きを読む

最後の試験(2019年製作の映画)

4.5

高得点、好成績、評価、順位、ご褒美iPhone、なんのために誰のために試験に臨むのか、短い中にエクスキューズが全部入ってるんだけど、子どもたちが友だちのために何ができるのかを自分で考える姿がとにかく可>>続きを読む

宇宙の恋(2019年製作の映画)

3.3

ひとり惑星で単調に過ごすより、宇宙のもくずとなっても君といる。かわいい。

Delivery Health(2019年製作の映画)

3.8

ものすごく可笑しい。だいぶ可笑しい。
真面目な表情とセリフのギャップ、ダンスと歌とセリフの間合い、さすが2人ともダンサーなだけあってさらっと見せてるけど、これすごい難しいだろうなぁと思いつつ楽しんだ。
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頑固者(2018年製作の映画)

3.5

これはなんてキツイ。
後半、状況にハッと気づくスティーヴンユァンの表情でぜんぶ分からせてくるのツライ。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

たまたま観たら、ものすごく深くてものすごく良くて何かの啓示??と思った。

自分のやりたいこと=“人生のきらめき”、日々自分が何にきらめきを感じるのか、どんな人間になりたいかは、夢や目的があろうとなか
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.5

オリジナルカラー版鑑賞からちょうど1年後にモノクロ版を鑑賞。

作品としてほぼ完璧だと思っているので、それをモノクロで観たらどうなるんだろうと楽しみだった。面白さはそのままに、陰影がくっきりと、時代が
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

エンタメ性や社会テーマのバランス、転換の仕方、テンポ、俳優陣、ポンジュノ監督のアカデミー賞受賞スピーチ含め、すべてほぼ完璧な作品だと思う。
ポンジュノの映画愛が全部出ているというか、、、とにかく面白い
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

きっぱりとした美しい作品だった。
本当に美しかった。
映画でありながら絵画でもあって、"女性性"の"生"の物語だった。

盗み見し目に焼きつけそれを写しだすという行為から、真正面でお互いを見つめあい互
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香港画(2020年製作の映画)

4.2

香港で続くデモを24時間に合わせ凝縮させた28分。デモの現場にいる気持ちになる。

当たり前に、空気のように享受していた自由が権力によって奪われることの恐ろしさ、それを何としても守りたいという強い気持
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.8

"誰が"それを言ったのか。
それによって信じるに値するかしないかが変わる。言った者のバックグラウンドを無意識にジャッジしてしまう。その先入観が、真実を見えなくしてしまう。テーマの置き方が面白かった。
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

キムダミちゃんみたくて観たら、雰囲気は満点だけども、、、だった。設定に既視感。
新感染もこの作品もエンタメ性は抜群で評価高いのも納得なんだけど、個人的にこれ系にハマれないのかもしれない。

キムダミち
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

難しいと言われてた初黒人ヒーローで大成功したブラックパンサーと、女性ヒーローで大成功したワンダーウーマン、どちらも演じた人がものすごく魅力的だったからと思うのだけど、やっぱりそれは間違いじゃない、と改>>続きを読む

十年(2015年製作の映画)

3.7

2015年から10年後の香港の姿を5編のオムニバスにした作品。雨傘運動のあとに作られた作品なだけに、悲壮感と危機感をひしひしと感じる。

作品は2025年の設定だけど、それよりも5年も早い段階で、作品
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.5

If anything happens I love you って言葉を送ったまさにその瞬間の気持ち、状況を想像しただけで涙がでてしまう。

12分でセリフなく、影に流れるように連れられて悲しみを共有
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