meglandさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

長寿コメディ番組でもお馴染みの人気コメディエンヌたちが、前作のオマージュたっぷりで楽しませてくれる。ケイトマッキノンは間といい造作といい、いるだけで楽しくて最高◎
だいたい受付係はおバカで美人な若い女
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男と女(2016年製作の映画)

3.6

メロドラマになる内容を雰囲気よく作れるのが韓国映画の力量だなぁなんて思いながら鑑賞。
主演2人の抑えた感じがとてもよかった。ヒロインの、どこか投げやりな疲れた感じと、息子の全てを受け止めようとする母性
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.3

エイミーシューマーの鉄板ともいえるテーマだったけど、こういう話だと特殊メイクとかふたり一役とかになったりしそうなところを、そうではない方法で表現したのがすごく面白かった。し、自己肯定や自信を持つことの>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.2

若い頃には気にならなかったものが、年齢を重ねるとともに負担になって、不安になって、さらに先のことを考えてそれに合わせたものを選ぶ時、それまでの思い出さえも諦め置いていってしまう。この先、自分が老いを感>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

ビジネスとしての映画ではなくアートとしての映画を創ることの意味と愛情を、純粋な熱量で語るホドロフスキーの言葉が楽しい。
完成しなくとも、その後の映画作品に多大な影響を与えている幻の作品の行程を知ること
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.7

なんの気なしに観たら面白くて得した気分になった一品。自国を思う気持ちって、明らかに分かりやすい正義感に満ちた言葉で語られるものばかりではない、ということにはっとする。

なんでもかんでも測らずにいられ
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円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(2014年製作の映画)

4.0

孤独に強烈な憧れのあるこっこと、心優しいまわりの人たちのユーモアと愛のあふれる日常。

ぽっさんの最後のセリフにいつも絶対に泣いてしまう。優しさにも色々あるけど、ぽっさんの優しさに憧れる。相手を思って
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ポテチ(2012年製作の映画)

4.0

全部大好き、としか言えないくらい好き。
ぶっとばすよ!?っていうセリフがすごくいい。

心が疲れたときに部屋に流しておきたい物語。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.9

ものすごく面白かった。内容は面白いじゃ済まされない、もうずっと昔からあり続ける醜悪な話なのだけど、女優3人の力量が最後の最後まで目を逸らさせない。

FOXにいる人たちはFOXの理念を少なからず持って
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.5

ようやく完成したお祝いの気持ちだったのだけど、そんなこと忘れて奇妙な夢の中にすっかり引きずり込まれる感じが、やっぱりテリーギリアムだった。
アダムドライバーだったから良かったのかも。生真面目さと投げや
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

なんでこんなすごい作品が作れちゃうんだろうと、しばらく放心してしまった。
技術力とセンス。

物語は、ただひたすらたくさんの味方の命を救うために戦火の中を走り抜けるという分かりやすく単純なものだけど、
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

難しさもあって理解しきれない部分もあるけど、スケールの大きさと次元のつながりにすっかり引き込まれる、何度観ても面白い大好きな作品。

久しぶりにこの状況の中で観たらそれまで感じたことのない気持ちになっ
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感染列島(2008年製作の映画)

2.0

色々設定がおかしいし、とにかく演出がくどすぎる。だけど今この状況で観るからこそ分かる恐怖とキツさ、悲しみがあった。
海外ではすでに起きている現実もあり、今後こんな事態にまでならなければいい、ならないよ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

国家間の宇宙開発競争の重圧、死の恐怖、喪失感がずっしりで、宇宙や月への憧憬やわくわく感などはほとんどなくて、ごずりん(ライアンゴズリング)は常に寂しそうだった。

それだけに、やっとたどり着いた月面着
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

見始めは、あーだめだこれつらすぎる、と胸ザワつかせてたのに途中からすっかり入り込んでた。

格差社会とはどういうことなのかを否応なしに見せられる。本人の力で変えるには並大抵では難しい、もともとの境遇。
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.7

前半は、ふんわりのんびりしたすずさんの日常の一部として戦争があったのに、後半はその戦争がすずさんの日常を、人生をいとも容易く奪っていく。ほんとに一瞬で。

どこまでもおっとりしていた優しいすずさんの過
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

とても笑えないような悲惨な時代を、子供の視点からブラックコメディとして作品にするアイデアとチャレンジ、衣装含め画はポップで可愛らしいのに途中からずっと泣かされる展開。

最高だったので2回観た。2回目
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.3

なにをしてもどんな自分でも自分とは別れられなくて、そんな自分と生きていかなくちゃいけないってことを痛々しいほどに寧子が見せる。
もう不安になってくるほどに。

津奈木は思っていることを口に出せないひと
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少年(1969年製作の映画)

3.6

少年役の男の子の、えもいわれぬ表情やまなざしに釘付けだった。。
孤児院にいたまったくの素人だった彼のまなざしの強さに監督が惹かれ配役したとのこと。
演技指導されてもとてもできないんじゃないかと思うよう
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ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)

4.3

高画質カメラで撮影され3Dで観るようおすすめされていたのだけど、最初はなぜこれを3Dで?と戸惑った。
でも物語がすすむにつれ、その理由を理解する。

まるで自分もその場にいて、ビリーたちと共にすべての
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.9

数年前に観たときは、SARSをわりと対岸の火事のようにみていたのと同じように、他人事のように鑑賞していた。
こんなことが起きたらほんとこわいねー(でもこれはあくまでも映画)ぐらいに。

それがまさか
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