megさんさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

難解
多くの学者の名前が覚えられない、もちろん政治家や軍の人たちの名前も覚えられない、いろんな時系列が入り乱れるし、長いから眠たくもなる。これって2回以上は観なさいってことなのかなと、そのくらいの努力
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.5

オッペンハイマーの予習として。
パタパタと年代が変わるのが多すぎなのとアインシュタインが似ていないのとがあってやや残念だったが、二つの世界大戦の間のアインシュタインを知ることができたのはよかった。
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ボストン1947(2023年製作の映画)

3.5

korean airで観たのだけれど、これって韓国では受けたのかなぁ、やはり感動シーンは涙がちらっとは出たし俳優たちもよいのですが、ストーリーが分かりきっている上に演出も安っぽくて高校の文化祭レベルと>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.3

アカデミー賞という大きなイベントの後だからかいつもの映画館はかなりの賑わいで、コロナからここまで戻ったかとうれしくなり、映画館のスタッフ(別に知り合いでも何でもないが)ににこにこしてしまった。

で、
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.9

作品が終わって「でどうなったの?」と思うのだけれど、どう思いますか?どうだったらいいですか?と投げかけられているのかな。

いろんな方がレビューの中でそれぞれお考えを書かれていて感心する。
私はショー
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

前半はどうなることやらだったのだけれど、ラストに向けてドキドキで、きゃーとか思ったら撃たれなくてよかったで、もうラストは素敵すぎて3人が幸せをつかめて家族になれて、
よかったぁ(o^^o)

キャスト
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

2.7

出会ってから仲良くなって楽しかった時の人との事を思い出すことはまあある。別れることになった時のことはあまり思い出さないかなぁ。
1人でそういう思い出を辿るときって、私はフラットな気持ちで、まあそういう
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そばかす(2022年製作の映画)

3.4

雰囲気的には名画だと思うけど‥

三浦透子の演技はすごいです、脇を固める名優たちもとてもよい、なんだけどどの役もにおいだけあって味がしない感じで、散らかりっぱなし。

アセクシュアルというのを知りませ
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プライベート・ライフ(2018年製作の映画)

3.9

手を取り待っている夫婦がある
本当に待っている
ずぅぅっと待っている

不妊治療の過酷さの上にこの夫婦のつながりを描き、どうぞこの待っている2人に待ち望んだ幸せが来ますようにと思わせる温かさがある。2
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

何を観せられているんだろう、独特すぎる世界、コメディーなんだと思えば納得。

エッチが多いしグロいところもあるのでR 18なのは分かるけれど、性欲って何?とか人の本音って何?とか子どもから大人になる思
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彼方に(2023年製作の映画)

4.0

今日は2024年2月1日、能登半島を襲った震災から1ヶ月で、ニュースは特番のような内容。1人の30台前半くらいの確か警察官だと言ったかな、彼は震災で妻と子ども3人を失い、たった1人になったと涙を流して>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.1

同じ題材の作品があるということでそれを観てからこちらのレビューを書こうと思ったらば、alive 生きてこそは2年半前に既に観てた… ほぼ記憶にない…情けない…

とても映像がリアル、特に墜落のシーン
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.7

とても美しい作品。
製作者としてのブラッドリー・クーパーの恵まれている度は高そうだと思った。
キャリー・マリガンの演技、なりきり指揮もすごいし、ブラッドリー・クーパーに施されたメイクなど傑作の要素満載
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

-

思っていた以上に次々と起こる波乱に倒され続けた、衝撃。

LGBTQを取り上げた作品は数々あってポリコレのキャンペーンかと思う程だったが、このなぎささんの苦しみは凄まじく迫ってくるものがあった。草彅剛
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.1

人間の辛さと汚さが押してくる。ドキュメンタリー作家のルポルタージュのような作品だった。

俳優さんたちの演技が素晴らしい。萌の父役の方と矢野志保役の方は特に素晴らしかった。邦画はあまり観ないのだけれど
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.9

結局『気』なのかなぁ、私は結構な理屈やなのでやや…。
駐車場のRがリチャードのRに見えて、その時の気が全てだったように描かれていて、まあ駐車場に至るまでは大学の講義室で知り合った研究家の助言や市の女性
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

ダンスって凄いんだぁと感動した。
バレエは重心が浮いていて、コンテンポラリーダンスは大地を踏み締めているようだという表現、とてもとても感心した。

暗くつらい展開にすることなく、自然な感じで心身共に癒
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.3




ご主人は大変だろうな
お嬢さんは偉い!

南極かぁ
人生観変わるだろうな

ケイト・ブランシェットだから最後まで観たけど、そうでなかったらなんじゃこらでした。

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.3

一所懸命生きているのに、ようやく大切に思い思われる人と暮らせるようになったのに、剥がしとられ踏みにじられて廃棄される。これが人が人にしていることなのだと突きつけられた。

後半の沼や橋のシーンはとても
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.0

私はおもしろかったな。
この女優さんはすごいと思うよ。

まだ暗い内に郊外から出かける、マンハッタンで働く苦労はそこから始まる。仕事はとにかく競争、汚いこともする、もちろん努力を人よりする。相当の努力
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ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

3.4

小さなローカル住まいなので音楽会というものがない、一年に一度くらいは大きなホールでシンフォニーを聴きたいといつも思っている。今回ゆったりとした席で音の良い劇場でということで楽しみに出かけた。ラストのフ>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

………
どうして観てみようと思ったのだか…、苦手なジャンル。
でも最後まで観たのは、あまり怖くなかったのと、おしゃれが楽しかったのと、ロンドンが舞台だったのと、俳優がよかったのと、ストーリーもおもしろ
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忘れられし愛(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーとしてはありがちな王道なのだけれど、昔のポーランドの田舎という文化的に遠いところが舞台なので興味深く観ることができた。

新聞少年だったのね( ◠‿◠ )

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.9

かなり単純な頭の作りの典型的な共和党支持の肉体労働者であるビル、彼の信じるところが崩壊するまでの140分だった。
マット・デイモンのラストの演技はアメリカの虚無感を現すもので印象的だった。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.0

4DXで水を浴びながら鑑賞。おばさんは疲れました。
ストーリーがまああると言えばあるが、まあそこはおいておいて、長いアトラクションだということで振り切れている徹底ぶりは楽しかった。
でも映画なのかなぁ
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ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.7

うーん、もう少し生活機能は維持できそうなのだから、お母さん、もう少し娘たちへの対応をしてからでもよかったような…。
このお母さん、家族より自分を優先している。自分の親友と夫を不倫させるなどという考えは
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

お母さんが、ローズが生後間もなく受けた聴力検査で聾であってほしいと願ったというくだり、意外で興味深かった。お兄さんの「親の犠牲になるな」も力強くよかった。ストーリーはとても分かりやすく爽やかで暑苦しい>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.3

すごーく良かった。
これはかなり素晴らしいと思う。

前半は障がい者の生活や周囲の健常者たちのさまざま、中盤は母の束縛と子の自立、後半がすこいんです、素晴らしいの、夢馬ちゃんが知らなかったこととそれを
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.2

途中まで観てあまりにも理解ができないのでネタバレを探して読んでしまった。でないと最後まで観なかっただろうと思う。

こんなカンバーバッチは初めて観た。フィルはなぜお風呂に入らない?なぞの高学歴。素手の
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グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)

3.2

爽やかです
でもなんでガンで余命…みたいなのに持って行ったかなぁ、そこがちょっとね

しっかしこのお父さんの若い恋人へのプロポーズはすごいわぁ。

警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリー映画をあまり観たことがないので比較はできないが、捜査一課山代班を中心とした刑事たちの真実が中立で批判めくことなくバランスもよく扱ってある良い作品だと感心している。

ようやく辿り着いた
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.5

思っていたよりおもしろかった。
レストランに集う人々の群像劇、まとまりがよく、イタリアマフィア的なバイオレンスと洒落たお料理に係る若者たちのさわやかさ、お客たちのいやらしさ、分かりやすくできていた。
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.4

好みではない。子どもを育てたことがある人なら母親という立場の経験のある人なら、好めないと思う作品。

まずこんなリゾートには絶対行きたくないし、人形の口から出てくるとか、そもそも無意識に人形を? 本当
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.9

エリーの言っていることはとても文学的で深くて凄い、私には理解しきれない。本当に好きな人へのラブレターだから理解できない世界なのかもな。もう一度観てみてもいいな、そうしたらもっとこの若者たちの純粋でやた>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.5

現存する企業を実名でこんなに糾弾する映画を作れるアメリカにはやはり凄さを感じる。大きなもの、権力を持つものにも負けないぞと弱き者が立ち向かう正義のアメリカがある、でも一方で大きく権力を持つものが不正義>>続きを読む

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