MegmiTanakさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

MegmiTanak

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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

心がとても痛い。
アンソニー・ホプキンスだからこそ。誰にでも起こり得ることだからこそ。
静かな衝撃作。すごい映画。

キューティーズ!(2020年製作の映画)

3.6

セザール有望女優賞獲得も納得、アミを演じたファティア・ユスフ。撮影当時12歳だったという彼女の感情表現の豊かさ。思春期独特の繊細で複雑な感情の揺らぎを、どこまでも自然に演じていた。実に見事な主演っぷり>>続きを読む

冷たい水(1994年製作の映画)

3.4

危なっかしく今にも壊れそうな若者たち。大人を困らせることばかりする彼らも、彼らなりに青春の一瞬一瞬を必死に生きているんだ。

グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.5

渋い、フランソワ・オゾン。趣があるリヨンの街並み、個人的に懐かしい。
声を上げ、立ち上げを共にした同志たちがそれぞれの道を行く姿がただのエンタメ映画とは一線を画す。

疑惑(1982年製作の映画)

3.4

わるぅ、桃井かおり。
実際にいたらお近づきになりたくないわ〜

イン・ザ・カット(2003年製作の映画)

3.1

ストーリーどうこうより、若きマーク・ラファロの色気が炸裂。ただ、セクシーがすぎて“変態野郎”と疑いたくなる気持ちがよく分かる…

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.9

私にとって、まさに終わってほしくないヴァカンスのような映画だった。この時間が永遠に続けばいいのに。南仏独特の雰囲気と、人間関係のほろ苦さがちょうど良い。多幸感に包まれて終盤はなぜかずっと涙が。

男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

3.7

彼がアンヌを断片的に思い出すように、私にも第一作の記憶がじわじわと蘇る。
最愛のアノ人とあのまま一緒になっていたら…あの時別れていなかったら…
『シェルブールの雨傘』然り、ビフォアシリーズ然り、なし得
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社会から虐げられた女たち(2021年製作の映画)

3.5

霊が見えるというスピリチュアル系かと思わせつつ、ラストはまさかの明快脱出劇。
順調に監督経験を積んでるメラニー・ロランはさすがの貫禄。作品に安定感をもたらす存在になったな。
原作が気になる。

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.8

ホリー・ハンターの一見、超保守的な髪型になぜか敬遠していた本作。一度見出すと止まらない、人間の欲が滲み出る濃厚な作品だった。主要キャスト4人とも人間味に溢れており、それぞれが自分に正直。結果的に誰も悪>>続きを読む

カプチーノはお熱いうちに(2014年製作の映画)

3.6

もっと気軽なコメディかと思っていたらドシリ。。
予想を裏切る良い人間ドラマを観た。私たちには私たちにしか分からない”愛”が確かにここにある。夫婦愛について深く考えさせられる。

昼下がり、ローマの恋(2011年製作の映画)

3.3

2話目の男性キャスターが不憫すぎて見ていられなかった。
ロバート・デニーロがこんな魅力的に見えたのは初めてだ!なんとも幸せな終わり方。

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.7

いや〜単純に面白かった。

しかし、どこかの国のアメリカに移住した王子を彷彿とさせる…

Back Home(英題)(2019年製作の映画)

3.8

なぜか妙に心惹かれる中編人間ドラマ。
人は人が思うほど強くない、支え合って想いあってこそ人間であり、家族なんだ。

雨のしのび逢い(1960年製作の映画)

3.5

愛とは苦?道ならぬ恋だからこそ?愛というものに逃避していただけ?色々なことを考えさせられる。
ラストの夫人の苦渋の表情に、心が締め付けられる。

スルー・ザ・ファイヤー 炎の傷跡(2018年製作の映画)

3.7

泣かせるね。彼の佇まいだけで胸に来るものがある。
ピエール・ニネ、元から演技派ではあったがここ数年でめきめきと経験を重ね、もはやフランスを代表する演技派俳優となりつつある。安定の名演。

キスより簡単(1989年製作の映画)

3.5

可愛いのに自然にビッチ、自然に奔放。意外とそれがうまくいってる作品は貴重かもしれない。

四季・奈津子(1980年製作の映画)

3.8

なんだか口では言い表せないとてつもない魅力を秘めている作品。

クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

不覚にもこんなに惹きつけられるとは!ディズニー、こんなことも出来るんだ!
クルエラはもちろん、バロネスもいちいちカッコ良い。これを演じるのがイギリス代表女優エマ・トンプソンというのも尚良し。

身も心も(1997年製作の映画)

3.2

凄くリアルな人間描写と、シチュエーションコメディのような演技合戦が見もの。ポスターや台詞というあからさまなものから、性愛に正直なところなど、フランス映画へのオマージュも感じられて良い。ただ、後半の間延>>続きを読む

ダリダ~あまい囁き~(2016年製作の映画)

3.3

ずっと知ってはいたけれど、改めて自分に置き換えて考えてみると、愛した男に立て続けに自殺されたらそりゃ気が滅入るよな…

二重生活(2012年製作の映画)

3.1

メロドラマだな〜と思って見ていたが、中国のある背景に気づいた瞬間、一気に奥行きを感じれる。

誰かの幸せ(2020年製作の映画)

3.4

この嫉妬心と、他人に干渉することで自らに悪い影響を及ぼす感じ、すごく日本人っぽい。基本他人のことはどうでもよいフランス人がやると新鮮で、まあ最後はぶつからないわけないよなという感じ。