イーロンマスクがアンバー・ハード、カーラデルヴィーニョ含めたスリーサムをしていたことはデップの裁判を通じて知っていたが、本作を通じて常人の理解の範疇をはるかに超えた人物であることがよりはっきり分かった>>続きを読む
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庵野秀明らが熱狂した元祖ウルトラマンには接してこなかったため、演技演出が当時を再現したものなのか、あるいは大根役者のそれによるものなのか(はたまた異星人である可能性を残した演出なのか)、とにかく自分に>>続きを読む
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邦題も英題もミスリードがある気がする。恋愛が人生において重要ということではなく、フーシというその人の生き方についての映画だと自分は捉えた。
例え40過ぎて彼女がいなくたって、親の脛を齧って実家に住ん>>続きを読む
コロナ禍による延期延期で、恐らく生涯でトレイラーを最も繰り返し劇場で観させられた映画。いつしか興味を失ないすっかり観ずにいたが、今更鑑賞。観たら観たでお金のかかった派手なアクションは面白い。
今作で>>続きを読む
何度も観てしまう名作。声優陣も豪華(フランシス・マクドーマンド、ジェシカ・チャステイン、ブライアン・クランストンまで). 音楽はハンス・ジマーが担当。
何といっても動物管理局キャプテン・デュボワが今>>続きを読む
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自動車・ラジオ・映画といった新技術、ジャズやダンス、アールデコ等の文化も含めて爛熟の極みにあったアメリカ”狂騒の20年代”は世界恐慌によって幕を下ろした...とは知っていたが、その背後にかくも恐ろしい>>続きを読む
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メキシコシティでは人口900万人に対して47台しか公営の救急車が配備されておらず、救急医療が無許可の私営救急隊によって支えられている。カメラが密着するオチョア家は家業として闇営業の救急隊を営んでおり、>>続きを読む
谷監督から試写会に誘って頂き鑑賞。歴代作品の中でも最も豪華な俳優陣。部屋に閉じ込められて出られなくなる谷設定再び。
舞台が追想のステージなのであれば、映画編集的なテクニックに頼らず、暗転や転換等もう>>続きを読む
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自分にも幼い娘がいるため他人事ではなかった。想像するだに恐ろしく、苦しい。それがスクールシューティングともなると果たして生きる気力が残っているのかどうか。妻との関係さえ今までと同じようにはいかず、やり>>続きを読む
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ロンドンの人気高級レストランを舞台に、次から次へと起こるトラブルをワンカットで映す。てっきりコメディかと思っていたが、凄まじくダウナーな内容で驚いた。
一晩に100組のお客様を捌く、それを毎日続ける>>続きを読む
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最近のマーベルはジャンル映画のフォーマットを借りる事でシネマティックユニバースのポートフォリオに作品多様性を生み出し、マンネリ化を避けようとしているように思うが、今作はラブコメ+難病&ミッドエイジクラ>>続きを読む
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NATO条約違反のウラン濃縮プラントをウラン注入前に爆撃...というとてもエースコンバット(あるいは、渓谷を低高度で抜けていくデススター攻略)なミッションが、訓練生にはミッション・インポッシブル。結局>>続きを読む
起きている事の事態が自分の理解の範疇を超えている。時の政府見解が教育に影響を与えるような事がもしあれば国が滅びる。そんなことは自国の歴史を振り返ればすぐにでも分かろうものだが、どうやらそうではないらし>>続きを読む
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多分恐らくなのだが”Promising Young Man”という言葉がよくある慣用表現なのだろう。その背後で犠牲となり、忘れ去られている”Promising Young Woman”の反撃を描く。>>続きを読む
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カンヌ国際映画祭にてカメラドール(新人監督賞)を受賞。ベルギー出身のトランス女性ダンサーのノラ・モンスクールから着想を得た作品で、プロのバレリーナを目指すトランスジェンダー女性ララを描く。
※監督は>>続きを読む
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真実の愛を見つけなければ魔法が一生解けない野獣、野獣に囚われの身となるベルとが共に時間を重ねることで惹かれ合うラブストーリー...というのが一般的な「美女と野獣」の捉え方であろう。
しかしその「美女>>続きを読む
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マルチバースというSF的題材を用いながら(我々誰しもが考えたことがあるだろう)あり得た別の人生の展開や可能性について考えさせられる。
生まれるはずだった子供たちと現実を改変して暮らしていたワンダは、>>続きを読む
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50トンもの大麻栽培を誰にも気づかれず遂行する伝説のドラッグディーラー引退に際して策謀を巡らす男たちの群像劇。(貴族の資産管理、ストリートギャングが交差する)とてもガイ・リッチーな内容で楽しい。
ヒ>>続きを読む
pixivに投稿された漫画が原作。天才B級映画プロデューサーことポンポさんの付き人のようなことをしていたジーン君が、ニャカデミー賞を6度も受賞したマーティン・ブラドック(デニーロ的な人)10年振りのカ>>続きを読む
グリーンブックを観たのでこちらも合わせて鑑賞。スパイク・リーが「誰かが別の人を車に乗せる映画が出てくるたびに負ける」と愚痴っていたのがこちら(その時は「Do The Right Thing」). 音楽>>続きを読む
地上波吹替で久々に鑑賞。魔法の黒人的ステレオタイプを強化する作品としてスパイク・リーらを先鋒とした批判があるのは知っているし、ドン・シャーリー遺族からの抗議があったのも知っているが、自分は嫌いな映画で>>続きを読む
(I'm the) boss, boss, boss, boss, boss, boss. と鏡台で自分に語りかけているように、ジェイク・ラモッタが象徴するのは古い”男性性”だろう。その”男性性”が集>>続きを読む
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ミラマックス作品、ケビン・スペイシー初監督作。コソ泥を失敗した3人組が人質をとって半地下のバーに立て籠る。しかし警察が追っていたのはその3人組ではなく、別の男で...という密室劇。久しぶりに見たらヴィ>>続きを読む
邦題は「〜崩落させた男」とあるが、原題はWeWork: Or the Making and Breaking of a $47 Billion Unicornなので、470億ドルユニコーン企業を作って>>続きを読む
リン・マニュエル・ミランダ出世作の映画化。彼の出身地であり現在の居住地でもあるワシントンハイツが舞台。地価高騰によるジェントリフィケーションや政治における冷遇・無視を背景にしながら、移民たち(ドリーマ>>続きを読む
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廃棄されたクローンたちが地下で成長を続け、地上のオリジナルとの入れ替わりを目論み襲いかかってくる。手に持つハサミはテザード(tethered)=つながれた存在と名付けられた彼らにとって、オリジナルとの>>続きを読む
ノルウェー人の哲学者フィン・スコルドゥールが提唱した理論「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事もプライベートもうまくいく」を試す高校(?)教師たちの話。むしろ人間はアルコールが0.05%足り>>続きを読む
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市長選目前だった両親を暴漢に殺害されて以来20年、そのような危険な街を浄化することが自らの救いにもなっていく中で、一向に街が良くならないためすっかり病んでしまって、いつしか復讐の鬼と化してしまったバッ>>続きを読む
劇団の女優ランガに一目惚れする富豪ラージャ。しかし、ランガはラージャの元で働く使用人のムトゥのことを好きになってしまい...という恋のいざこざ話かと思いきや、「王子と乞食」的にムトゥが高貴な身分である>>続きを読む
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Toxic Masculinity(有害な男性性)がテーマというのは何となく聞いていたが、それを男性vs女性という図式だけではなく、最終的には”男性”vs”男性”で描いた作品。
その構図を成立させる>>続きを読む
AIによる人間への叛逆というターミネーター/スカイネット的なお話。スマホが敵役のコメディである点では「ジェクシー スマホを変えただけなのに」とも近い。
フィル・ロード&クリス・ミラー製作、ソニー・ピ>>続きを読む
ユエン・ウーピンによるワイヤーアクションが世界に広まるそのきっかけとなった作品。水面を飛ぶように渡り、竹藪で舞うように闘う場面は色彩のみならず、全てが美しい。いま見返すと、ライフオブパイやブロークバッ>>続きを読む
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勝てないボクサー瓜田は挑戦者が立つ青コーナーを象徴する男。才能はなくとも誰よりもボクシングを愛し、引退してリングから離れても職場で自然にステップを踏む。教え子には対戦相手の分析ノートを届けて、試合をこ>>続きを読む
ハードコア監督xジョン・ウィック脚本家。”普通の幸せ”を手に入れるためにうだつの上がらない毎日を過ごしていたFBIの元殺し屋。強盗に盗まれた娘の”猫の腕輪”を取り返さんとする中で、眠っていた昔の自分が>>続きを読む
自分の中にだって本当に自信などあるわけでもないのに、理解のない家族に反対され、よくよく考えれば自分には無理なのだし家族を残して大学とか行ける状況じゃないし...と夢を諦めそうになる。そのプロットの骨格>>続きを読む
豪華キャストを集めてB級コメディの体裁は取っているが、それはそうしないと結末が暗く視聴に耐えられないからで、この映画自体が全てを軽く扱う朝のニュース番組なのだろう。セレブのスキャンダルやリアリティショ>>続きを読む