惡さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

惡

映画(547)
ドラマ(0)
アニメ(0)

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.2

バッキバキに勃起した。つか字幕邪魔すぎる。

ラストのバストショットは素直に感動した。
「そんの反対のことをわたしはするわ」
恋愛ってのはいつだってややこしくって……

緑の光線(1986年製作の映画)

4.2

登場人物の布面積が少なすぎて会話に集中出来ない。
ブランコ乗ったムチムチ女児で抜いた。

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.9

フランシスハのテーマ(元はこっち)が流れ続ける=最高。
冒頭からクロスカッティングやらトラベリングやらで飽きない。子供たちが遊んでるやつ、フランシスハの冒頭で出てきたやつやんけ。男の子の名前がシャブロ
>>続きを読む

悪魔とダニエル・ジョンストン(2005年製作の映画)

3.5

早見純じゃん。
「一人の女の子との出会いがインスピレーションを与えた…」

孤独な場所で(1950年製作の映画)

3.7

ハンフリーボガードのガチャ歯っぽい顔の底辺感がすごい。脚本書いてるより競艇場いる方が似合うと思う。まわりに才能を認めてくれるスタッフがいるものの長年スランプに陥ってる孤独な映画作家って時点で後年のニコ>>続きを読む

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.5

人って10mくらいの高さからなら落ちてもなかなか死なないんだな…………
7000人の花嫁がゾンビみたいに見えた。
時間を尋ねるためにいろんな人に話しかけるんだけど阻まれて正確な時間がわからないシークエ
>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

-

バカだからまだヒッチコックは早かった……………
アニメーションすごいなー。
確かに湾への飛び込み方クソわらう。池じゃん。
ヒッチコックって無声映画の人なんだなって思った。
情報量多すぎるけど編集がダル
>>続きを読む

凶気の桜(2002年製作の映画)

4.0

愛すべき『ラブ&ポップ2』
冒頭と高橋マリ子の可愛さは満点。
俺はこういう映画が好きなんだ…………

オカルト(2008年製作の映画)

4.6

「わたしは共謀罪により服役した」
底辺のおっさんふたりが爆弾作って渋谷交差点で炸裂させるって状況に至るためにすべてがあるし、編集しまくりのフェイクドキュメンタリーとしても最高。
最後まで見たら黒沢清は
>>続きを読む

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

3.5

ヨ―ジックくんは死ぬほどかわいいが、雰囲気が変。
フラッシュバックの速度も速すぎるし、メルヘンな内容の割りに金切り声みたいなストリングスが怖すぎる。
チキンラーメンみたいな犬の動きが独特。

ニックス・ムービー/水上の稲妻(1980年製作の映画)

3.7

死を目前に控えたニコラスレイと彼の30以上も齢の離れた友人でもあるヴェムヴェンダースによる共同作品。ニコラスレイのことを親しく‟ニック”と呼びつつ、友人としてではなくこの映画を監督としてあくまで冷徹に>>続きを読む

カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.0

レッチリのothersideっぽいと思ったらモロなのね。
アランがゴスい顔してて美人。これは死にますわ。
画面いっぱいに文字が出てくるのは普通に今見てもかっこいい。
もう常識かもしれませんがパブドメの
>>続きを読む

カリスマ(1999年製作の映画)

4.0

かなり好き。てか筋書きだけみたら実相寺の作品にしか思えない。
長回しとブツ切りが交互の編集もTVドラマのようなBGMの挿れ方も、全てがこれしかないと思わされるくらいハマってる。


「自由は一種の病気
>>続きを読む

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

4.2

MGMTに朝チュン後のNo suprisesでイッた。
やっぱピンボールが出てくる映画は名作だなぁ……
「時間は無限にあると思ってるでしょ?」
1時間でルール説明→入団→初試合までやるエースをねらえ並
>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.8

岡崎京子元ネタ博覧会。

もっとニューヨークヘラルドトリビューンのとき配ってるかと思ったら配ってない(ドリーマーズと違う!)

エスカレーターのカットが最高だった。
ディラントマス、トリュフォーでも出
>>続きを読む

桃太郎 海の神兵(1945年製作の映画)

3.0

横移動で物語が展開するのではなく手前→奥の登場人物の往還を繋ぐことで物語を見せている。バストアップで枚数を抑える現在のTVアニメーション見てる人からすると本作のロングショットでひたすら膨大な登場人物が>>続きを読む

くもとちゅうりっぷ(1943年製作の映画)

3.3

今で言えば丸尾末広っぽい絵柄で擬人化された昆虫達のオペレッタ。
二万枚の作画で描かれた17分は贅沢過ぎるし、雨の水滴が絡まった糸の叙情感は語り尽くされた感がある。

ちゅうりっぷがてんとう虫を蕾の中に
>>続きを読む

霧の中の風景(1988年製作の映画)

4.2

宮崎あおいの『害虫』みたいな映画だった。こっちの方がもっと直接的であそこまで洗練されてないが。浪花節のテーマ曲が鼻に付くし、さすがに詩が臭すぎるものの、レイプ描写は百点。勃起した。
浜辺のダンスシーン
>>続きを読む

私のように美しい娘(1972年製作の映画)

4.2

勃起した。全裸オーバーオールは凶器に等しい。


フランシスハのあのテーマをじっくり聴ける。最高。

サスペリア(1977年製作の映画)

2.6

何が面白いのかわからん。とことん肌に合わなかった。

エースをねらえ! 劇場版(1979年製作の映画)

4.1

映画館で戦争映画見ながら部活サボったのを説教されるとことか、ゲーセン行くとか、長電話するために二階に電話持っていくね、とかテニス以外も魅力的。またその挿入の仕方も。海が見える高校ってロケーションも小林>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.9

余裕で今年ベスト。
ただただ幸せ。

ラストの音、マインドゲームと一緒だ……………

獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)

4.2

全カットが痺れる。もはやなんでもありのスプラッター忍法合戦は『子連れ狼』っぽい。
スケベ爺、ツンデレ女、ハードボイルド主人公の形式は完全に『妖獣都市』。ラストバトルの『天国の扉』といい、山寺宏一はカウ
>>続きを読む

Talking Head トーキング・ヘッド(1992年製作の映画)

4.5

「語られた映画とは常に映画の記録のことでしかない。指し示すことはおろか引用すらできず語ろうとするときには提示することも不可能で、しかも他者との享受的体験すらない個的な経験、それが映画を見るという行為の>>続きを読む

妖獣都市(1987年製作の映画)

4.0

わたせせいぞうを思い出させる80s極彩色の作画で『女は魔物』の一言を字面どおりに丁寧に理解させる80分弱。
このころのアニメのブラインドの白さがたまらない派にはたまらないはず。

幻魔大戦やらを想起さ
>>続きを読む

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

3.1

原作がセリフないレベルの激シブ漫画だったのにフツーにエンタメバトルアニメになってる!
キリイのぶっ放す音はとにかく最高。しかし劇伴のつけ方が壊滅的にダサい。それにチープすぎる炎のエフェクトも。
アニメ
>>続きを読む

婚約者たち(1963年製作の映画)

4.3

わけわからん映画かと思ったら、エモすぎる。メリーゴーランドかなんかで撮ったのか?被写界深度浅い夜景が美しい。
ちょっとラストはあまりにクサい。

定職/就職(1961年製作の映画)

4.6

働く=懲役40年
俺はいつだってスプーンを落とす人間なんだ………
目線の交錯が人生のすべて。

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.7

もうこのザ・真面目系クズの顔を収めた時点で勝利が約束されてるような映画だった。
モノローグがいい感じ。信じられんくらい女の子が綺麗。突然かかり始めるドラマチックな劇伴がよい。
ラスト、なぜそうなる?
>>続きを読む

アムステルダム・ウェイステッド!(1996年製作の映画)

3.3

ピンサロのBGMみたいな90sトランスが延々鳴り響いている。冒頭は悪くない。偏差値0のカラーエフェクトもダサい編集もドリルンベース聞いてたらどうでもよくなる。しかしさすがに飽きる。長い。

大酔侠(1966年製作の映画)

3.1

突然の能力バトルには笑った。
66年って凄いな。

ボヴァリー夫人(1949年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃいい。
ダンスシーンでなぜか涙が溢れる。


言ってしまえば女が不倫しまくって、金使い込むだけの話なんだけどさすが全盛期MGM、セリフの洗練されっぷりが凄い。

『鐘は鳴る、時の死を知らせ
>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.2

『星座は何座!?』

会話が後々の伏線になっている。タランティーノの中では1番面白い。