くれおさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

くれお

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狂った一頁(1926年製作の映画)

5.0

1926年に
この題材、この映像を創造するって
前衛的すぎる

衣笠監督をはじめ
川端康成氏等制作者の方々の
尖ったエネルギーが
画面から怒涛の如く溢れ出てくる感覚

凄い衝撃波

焼失したとおもわれ
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整形水(2020年製作の映画)

3.0

ん?
荒唐無稽、予想外のラスト

もっと現代社会現象の闇を炙り出す作品と思ってたら
ちょっと違った

劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション(2010年製作の映画)

4.5

彗星という未知の物への恐怖
地球の終わりという絶望感
冒険へ向かう不安
物を欲しがると事は複雑になるという教訓

色合いの不気味さと
キャラや声が可愛いに振られてない感じ、とか

ノスタルジーや
ファ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

よく出来た脚本で面白、怖く、見応え有り

本当にあってはいけない話
映画だから良かった

悪人(2010年製作の映画)

3.6

俳優陣の迫真の演技、見応えあった

樹木希林さんと柄本明さんは特に凄い

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

不遇の少年時代を過ごしてきた青年達は
その境遇に傷つき、苦しめられながらも
今の自分の立場の危うさは自らの責任だと
考えていて、必死に抜け出そうともがいている

そこから抜け出せるのはスケボーだけだ
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コレクションする女(1967年製作の映画)

4.5

カラー映像の良いところを100%満喫
色味が素敵すぎた
衣装も可愛すぎる

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

3.6

これがシュザンヌの生き方ならば
仕方ないね、って話
周りの登場人物も大概だし、、、

毎度ロメール監督の題材への目の付け所
ホントに独特すぎるんだけど
何故か最後には憎めない人間味を感じてしまう自分が
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メメント(2000年製作の映画)

3.4

わかった、わかった
鑑賞後、解説読んでわかった

ストーリー構成エグい

殺人は絶対ダメ、は大前提として、
全くの無関係な善人を知らずに殺めてしまった、
ってのが無くて、まあよかった、のか?

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.8

モノクロの映像も
録音マイクが拾う音も
ドキュメンタリーと思われる子供達のインタビューも
ストーリーも
ホアキンさんの佇まいも
ジェシー君の演技も

自然に心に沁みる感じで
凄く良かった

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

-

事実は一つだけど
真実は見る方向によって複数ある

どこの世界にもその摩擦があるんだけど
政治の世界においては、その摩擦が与える影響の範囲が大き過ぎる
でもいざ選挙となると、誰に投票すれば自分に良い影
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血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

3.7

子供の頃

みんなのうた、とか
はばたけ真理ちゃん、とか
ふたりのイーダ、とか
不思議の国のアリス、とか
ピノキオ、とか
を観た時に感じた、

楽しくて行き過ぎると帰れないかも、とか
素敵な場所なのに
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ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

3.5

サイモングリムを中心に繋がった
ヘンリーフール
フェイグリム
ネッドライフル
の3人にそれぞれ焦点を当てた3部作なのね

なるほどなるほど

で、本作の最後、結局どうなったのか分かんなかったので

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モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

3.5

エリックロメール監督なら
この展開もありか
と、納得してしまう
変な思考回路になってしまっている

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

セリフの言い回しや、間とか
演者さんたちの身のこなしや、掛け合いとか
ありがちな青春学園物とはちょっとずつズレてるところがツボだった
皆んな愛すべきキャラだった
面白かった

Cody・Lee(李)の
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

命を落としていてもおかしくなかった
危うすぎて怖かった
結果オーライだったのかもだけど
仲間や居場所が出来たのかもだけど
本当にこの経験は必要だったのかい?
と、つい親目線、複雑な気分で鑑賞
全く違う
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.8

自分なりの、これでいいのだ を
行動しながら納得していく人達

かなり過激な事が起こるのに
不思議とフラットな気分で観れる雰囲気

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.9

脳回路の不必要な繋がりを削ぎ落とし、洗練された熟年の大人のユートピア、かっこよ

ラスト、ホール全体が一体化して盛り上がるの、かっこよ

デヴィットバーン始め、ショウマンの皆々様が自転車で帰るの、かっ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

5.0

少年の周りには非情な大人が多くて不憫だった
普遍的な意味での 大人は判ってくれない ではなかった

その点、唯一親友君の父親は判ってる感じだったし、その親に愛されて育った親友君は、やんちゃはするけど判
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

良かった

若葉竜也さんがやっぱり良いし

細部に至るまで凝らされた
無理しない描写が心地良かった

本作ではマヒトゥザピーポーさんで、
監督の他作品のMONO NO AWAREとか、
崎山蒼志くんと
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

大人だから共通の認識がある、
とかじゃなくて

人それぞれだから
多種多様な考えがあって

それが抵抗なくすとんと腑に落ちる
そんな空気が流れてた

井浦新さんは言わずもがな、だけど
菊池亜希子さんも
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.7

アニエスヴァルダさんの初期の作品だけど
対比の構図とか、
顔面重なりアップとか、
しっかりした顔立ちの俳優陣とか、
ベルイマン味が強い、と感じた

ヌーベルバーグ初期の頃は
良い意味でお互いを刺激し合
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不良少女モニカ(1952年製作の映画)

3.6

俗世界で、ギラついた内容のベルイマン作品

顔面アップがもちろんあって
活気に満ちた映像の迫力が凄い

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

5.0

素晴らしい飛行映像
ほぼCG無しなんて驚く

映像だけでなく
ストーリーにも感動