プニプニ拳さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

プニプニ拳

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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

4.1

フジファブリックの「若者のすべて」を聴いて泣くくらい心弱いモードだったから泣ける恋愛映画とか見よう…と思い、序盤から爆泣きしてきた

最近は感傷というものから距離をおいていて、映画や音楽に触れずに過ご
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.3

たしかに「住みやすい田舎」しか住んだことがない人は都会への憧れは強いよな(じぶんは物凄く東京が憧れだったな)などと思ったが、今はもはや郊外に住みたいとしか思えないのでくたびれたな…と思った

Eden(原題)(2002年製作の映画)

4.0

ドキドキした!五分しない内に、えっ音楽〜と独りごちましたので観た後すぐにサウンドトラックすぐSpotifyで探した 細々としたオマージュや暗喩を拾っていけなくても、アニメーション好きな人、特にファンタ>>続きを読む

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.9

今日絶対異国のハッピーそうな歌って踊る映画見たいと思って選んだけど面白かった。唐突なアクションと展開にえ〜!とゲラゲラと笑った。そしてやっぱりわたしはカーレース(今回だと馬車レースだけど)好きなんだな>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

4.5

わたし自身がどんくさい系なのでまさおくんのあの感じが分かるし、さらにじぶんの子がまさおくんみたいやったら…などと想像してかなり泣いた……………… しんちゃん作品でしかできないであろうディストピア映画…>>続きを読む

逃げ去る恋(1978年製作の映画)

3.9

「じぶんの映画」とまではいかないけど、「他人事ではない映画」だと思った。幸せも悲しみも綯交ぜになる現実を「やりきれない」と思いながら進むことも人生か。

家庭(1970年製作の映画)

4.6

アントワーヌくんが格好よすぎて前作の「夜霧の恋人」が五部作の中では一番いいはずなんだろうと勝手に思っていたが、これめっちゃよかった… 面白いし、アントワーヌくんの格好いいのに、本当に人間として情けなく>>続きを読む

夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

4.2

アントワーヌくんがファーストカットから格好良すぎてびびった まじでめっちゃ格好いい 顔がとにかく格好いいんだけど、なんか情けなくて見てるの耐えられなくなりそうになるけど愛しい

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.5

びっくりするほどぜんぶの画が美しかった 海見に行きたくなってきた

マルタイの女(1997年製作の映画)

5.0

あああ〜〜最高の泣いて笑って笑って笑うエンターテイメント
悲惨なシーンにいつもならびびってしまうが伊丹十三の作品はギャハハと笑ってしまえる演出があって好き コメディなのに下品じゃなくてすごい あとやた
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.5

あーめっちゃ泣いた……… 竹取の嫗の描写をあれこれ思い出してはずっと涙が出る 確かにわたしも抑圧する意に反してじぶんの感情が溢れてくるとき、人間の生命を感じるわ…
そして作画がすごい好きだった、それは
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早春(1970年製作の映画)

-

不快感とかとはまた違うのですが、肉欲と愛情を天秤にかけると肉欲の方が勝るみたいなこと、じぶんの経験上ないために評価し難いと思った 事象を理解できるけど、共感し難いというか、これは「この人」とわたしの考>>続きを読む

あげまん(1990年製作の映画)

4.0

作品の価値観はザ昭和で正直結構苦しいけど、伊丹十三も宮本信子も本当に好きすぎる 宮本信子を心に飼って、毎日「あなたならできるわよ〜!」と励まして会社行こうと思った。あー強く生きる女性本当に尊敬する…大>>続きを読む

undo(1994年製作の映画)

2.6

前半の海辺歩くシーンとか美しい…と思いつつも、どうしても亀の扱いに対して気が気じゃなかった

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.6

友達が「人と観た方がいい」と言っていたので助言通り会社の同期と観に行った。その判断は正解だったし、フィクションとして百点満点だった。この映画観て泣かない二十代女子いる?少なくともこの映画を観て泣いてし>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

-

セットとか込められた思想とかがすごいなとかいうことよりも、生理的に不快かも…まだこれ続くん…みたいな状態が一生続いて個人的にはかなり厳しかった

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.8

会社の先輩と初めて休日に遊んだ。先輩のお家にお邪魔して、一緒にローストポークやキノコのマリネを食べた後にこの映画を見た。平成生まれインターネット育ち・閉塞感をもったわたしたちのようなこの世代にしかきっ>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

-

前作が結構面白かったから集中して観ようと思って臨んだけど、上手く入り込めず終始「うおっ(^.^)」みたいな気持ちで観てしまった…… しかし「池袋が映るよ」と言われていたことが一番の楽しみだったこともあ>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.3

あ〜〜〜〜〜〜すごい映画〜〜
カットが美しく、見ている側が怖いと感じるほどに画面が緊張していた。胸をついたのは「ガラス製の巣箱」というメタファー。少女の洋服。流れた血で唇を紅くする行為。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

大学四年間過ごした東京の記憶が今となっては全て美しいので、その時代の東京を「美しく」描き、後世に残るであろう大ヒット作品にして頂きありがとうございましたというきもち おばさんやおばあちゃんになったら、>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

4.1

ある程度予習していたこともあり鑑賞中冷めないか心配だったが、驚くほど泣いた。。。。じぶんの世界からは程遠い眩しいアウトドアカップルだったけどなんかめちゃくちゃ響いた。。。なんですかこれ。。アニメーショ>>続きを読む

グスコーブドリの伝記(1994年製作の映画)

3.9

賢治の理想。。。
全体を一貫してリアリティで固めていく感じかと思ったら、SF感やスピ要素が途中で混じってきてかなりキマってる感じだった

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.0

お酒を飲んで真っ暗な部屋の中で観た。
「いつも元気で前向きでいいね」と人から褒められるけれど、一人で美術館に行ったりこういう映画を観るといった、いわゆる「静」の時間がないと最近じぶんを保てないような気
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森は生きている(1956年製作の映画)

4.2

火の粉や氷の杖、四月の指輪の光と色彩がめちゃくちゃよい。ロシアや東欧は日本の自然観と割と近いものがあるように思う。観る季節を間違えた感は否めない。

ファンタジア(1940年製作の映画)

4.0

大好きなアニメーション映画のオマージュ元になってるんだ…と思うことが数回あって嬉しかった 綺麗だけど悪夢みたいだなと思って観ていたら、前後半の間で一眠りしたときに本当に悪夢を見た 心身のコンディション>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.6

・久石譲と芦田愛菜が良すぎた
・TOHOで一応観たけど、もう少し大きなスクリーンで観るべき映画だった
・この夏はひとりで水族館に行きたい
・ひとりで海も見に行きたい
・「見つけて欲しいから、光るんだよ
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人工の夜景(1979年製作の映画)

4.3

クエイ兄弟の作品の中ではかなり好き、なにしろ詩的であると同時に何を映しているか分かりやすい。タイトル通り光と陰の再現性の高さ、暗闇の中を電車がツーッと通る光景の美しさがグッとくる。大聖堂の中を通り抜け>>続きを読む

スティル・ナハト3 ウィーンの森の物語(1992年製作の映画)

3.2

終始流れてる優美な曲が結構好き 真面目に見たけど内容はよく分からない

スティル・ナハト 寸劇(1988年製作の映画)

3.0

砂鉄 雪なのか埃なのかそれとも別の何かなのかは分からない 本当に風が吹いてブォーっと動いているように見えてすごい

失われた解剖模型のリハーサル(1987年製作の映画)

4.0

序盤の二つの人形のシーンから、今まで観たクエイの作品では現代における知育的なにおいがするなと思っていたが、途中からかなりポエミーな感じになっていった 終盤のシーンとかすごい好きだった よく分からないけ>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.3

冒頭の麦との出会って恋が始まるシーンの映像、うわー恋だ…って思ってたのにその後のキス含む会話で台無しになった感じがした振り返るだけでよかったのでは… あまり良さが分からなかった

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

ポップコーン爆食べしながら観た
上手くできている映画なので冷静に観て「全員甘えるんじゃねえ、一旦落ち着いてくれ〜」と思っていたが、夜友だちと会った時に「幸せになりて〜〜」って言ってたじぶんもそう変わら
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マルサの女2(1988年製作の映画)

3.9

2の方が好きかも… 邪道かな
コメディとシリアスのバランスがいい気がする、いい意味で気が抜けてるいうか 吐くシーンとかいつもならウワッとなって無理なんだけど、伊丹十三作品は不思議とコミカルで笑っちゃう
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.5

敬愛する深見じゅんさんの『悪女(わる)』という漫画にもパロディシーンが出てくるこの「マルサの女」が嫌いなわけないんだよな わたしはこの時代の女の人が強く社会で生きてく姿にとてもとても格好良くて胸に打た>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.7

『夏至』の映像の方が個人的には好みだったけど、本作はそれに負けず劣らず美術装飾がすごい・・・あとこの監督の撮る料理のシーンが本当に好き、野菜を炒めるシーンだけで「あー好き」と思わされる。終始どことなく>>続きを読む