snatchさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.6

昨夜のレビューが枯れていたので別の官能的な映画をチョイス🇫🇷

若い時に観た時は、最後がすんなり受け止められなかったが、今は全肯定!
愛情に慣れて当たり前になって薄まっていくのを前に、閉じ込めて真空パ
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ナインハーフ(1985年製作の映画)

2.5

なんなんだコレ😬
観ている人はしっかり観ている80年代の大ヒット作なので、またもや世界でもビリの方だとは思うが観てみた。NYの街角風景はおもしろい
しかし😠しっかり話せい!と言いたい締まりのないミッキ
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

-

2010年より、二十年間映画制作を禁止されているイランのパナヒ監督がまた私達へ送ってくれた作品。イラン国内では上映禁止
でもまたこの状況を活かして思いもよらぬ作り方で飄々と作っている!そう最初は見えて
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“敵”の子どもたち(2021年製作の映画)

-

世界にはこんな問題も…
内容に触れています

イスラム教に入信しISIS(イスラム国)の戦闘員と結婚したスウェーデン女性。でも夫婦はシリアでの掃討作戦で死亡、7人の子供たちが残され難民キャンプにいる
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汚れなき祈り(2012年製作の映画)

4.1

疲れたどー! これも難かしい、、、
現在公開中の「ヨーロッパ新世紀」のルーマニアの謎かけ師匠、2012年の作品です🪭いつもさぶそうな同国の映画🥶色が無い
でも、妙な修道院パワーが降りかぶってきて、ぎっ
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ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

4.2

凄い、また凄い事になっていた🫨
ワンシュチュエーションを圧倒する感情がぎゅうぎゅう詰めに渦巻いていた🌀
元がファスビンダーさん自作の戯曲だそうですが、演劇の舞台装置空間よりこの四角いスクリーンに押し込
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私の少女(2014年製作の映画)

3.6

結構またショックで、ずっと書けず
中学生の女の子がここまでしなきゃいけないことに信じられず…
また観る気にもなれず…
内容に触れています



この監督さんは「あしたの少女」でもそうでしたが、そこにい
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プレジデント(2021年製作の映画)

-

ジンバブエのことを全然知らなかったから見応えあった

知っていました?
ジンバブエは世界でも二番目の金、ダイアモンド、リチウム等の60種の鉱山資源が採れる本来なら豊かになるはずの国だそうです。今は中国
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あしたの少女(2022年製作の映画)

4.4

図々しい書き出しだが、私の顔もぺ・ドゥナと同じになっていた
無力感に打ちのめされる…
が、この作品を観て同じ状況にいる若い人達が自分を見てくれている人がいるんだ、自分は忘れられていないと思えるのではな
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オオカミの家(2018年製作の映画)

-

凄っ凄い!
こんなの観たことない!
これは絶対観るべき!
ブラザーズ・クエイを観た以来の衝撃!
瞬きしないで観たいくらいと思ったのに
ほぼほぼ眠ってしまった…😳
🐺砂を目にかけるべきだったか🐺
…大戸
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奇跡の海(1996年製作の映画)

3.4

こんな話しも作っていたんだ…と最後の〇〇出現に感動…🥺
いや、待てよ…違う違う、油断してしまった!
内容に触れています





まとも過ぎる感想だがベスが悲しすぎる…⤵︎⤵︎⤵︎
若い時はこんなタフ
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

4.5

バベルの塔状態🌪️世界中の八百万の神々は国境を超えて冷静に話し合い大バカ人類滅亡へのカウントダウンを既に始めている⁉︎⁉︎
以下、内容に触れています






その土地により、習慣や歴史、宗教で固め
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宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

3.7

北京電影学院の卒業生作品が配給され日本でも公開と言うので映画館に直行🏃‍♀️
煮干しと草しか食べていないように見えるUFO雑誌のタン編集長。誰も読まない廃刊寸前の編集部だが彼はUFOと宇宙人探しに真剣
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スピルバーグ!(2017年製作の映画)

4.0

正直者
なんだなあと思いました
大人になっても子どもの時から抱えてきた両親への負の感情 寂しさをずっと映画で表現してきた
ユダヤ人であることで抱えてきた負の感情を乗り越え映画を通して誇りにした
人種差
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.0

どーゆーこと⁈
久しぶりに宇宙規模の地球映画を観てみた
もくもく空と稲妻と道路割りは見応えあった
人類を敵に回すかもしれないが、私は昔からトム君が苦手!😬でも、このトム君は一生懸命表情演技に徹していて
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

絶対にウソ、ウソ嘘でしょー‼︎という天才詐欺師のホントの実話‼︎とても面白かったです👏👏👏
とても数奇な17歳フランクの外しまくり進路とFBIのカールとの巡り合わせ
その後の彼の運命には、神様と閻魔さ
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大いなる自由(2021年製作の映画)

4.2

自分の愛というものを曲げぬことが彼に残された大いなる自由
こんなふうに描きだしていく信頼の愛は初めて見た
好きになる愛しあいたいというのは自然な気持ち
それが絶対に彼には許されない、同性を愛するから
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燃えあがる女性記者たち(2021年製作の映画)

-

ずっと心配で心配で
インドでは命がけの職業だった
いつ殺されるか襲われるか傷つけられるかと
彼女たちは、それを分かって記者を続けている

全然ブッ壊れないカースト制💢
不可触民と呼ばれる彼女たちは、ダ
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

5.0

またまたこんな話しとは…この裏切られる至極の喜び🤩

笑ってホッコリ「エミ〰︎頑張れえ!アリも!」とずっと声援から始まり、ゾッとする波紋が広がっていく、世の中今も変わらずとまで…ずんと落ち込む⤵︎
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

5.0

こんな映画とは…!凄いおもしろい!

愛の讃歌、生への賛歌なのだと思う
監督の意図はまだ全然掴めないけれど、帰り道、映画という大きな包み箱を渡され抱えている、そんな気持ちに。満点にします

マリア・ブ
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アミスタッド(1997年製作の映画)

4.0

観ていなかった、スピルバーグのこの作品は

これを観ると、アンソニー・ホプキンスの弁論を聞けば、誰彼をも自由と人権について、正しい解釈の位置に自分を戻してくれると思いたい

ドリームワークス設立後の第
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

初鑑賞です!楽しかった😆
実際起きた出来事を膨らませた脚本が面白い

最初は自分もだったらと心配😨日本はこんな事なるわけないか🗻
でも段々、楽しそうよ、この人、国際親善大使になれると思うくらい、相手の
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

4.0

こんな映画作りたいから作っている若いスピルバーグの気持ちがドンとくる映画だった
もちろん「激突」の数倍の製作費だろうから、興行収入上げなくてはという使命もあったとは思う
でもスピルバーグが、全世界中を
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激突!(1971年製作の映画)

5.0

私が小中学生の頃、平日の夜も週末もテレビでは映画を放送していました。その中でも、凄いこの映画!って興奮したのが「激突」です!
ン十年振りに観ても、あの時と同じくらい主人公と同じ心臓ドクドク、助けてくれ
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.3

張國榮という役者の研ぎ澄まされた境地の果て それは怖いくらい
そして不思議だ
京劇の黄の衣装に包まれあの塗り込めた真白な顔化粧をしている時こそ、口開かずとも愛が伝わり、裂けていく哀しみが伝わってくる
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テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.6

いつも何でそーゆー顔しているの🤢
常に何かに取り憑かれている
苦手な顔だったのに、すっかり私もこの顔に取り憑かれている😱
観たい配信映画がイマイチなかったのですが、マイケル・シャノンの文字で指が止まる
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世界のはしっこ、ちいさな教室(2021年製作の映画)

5.0

最近、ドキュメンタリー作品には、感じたことを書いているので、総合評価としての⭐️を点けないことにしているのだが、もうこれは満点にしちゃう‼︎時間があってもなくても観てください〰︎🤗

以下、内容に触れ
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兎たちの暴走(2020年製作の映画)

3.8

ワケありの子や母親が出てきて、添うのは無理かなと思っていたら、徐々に捕まっていた

ここに映し出される17、8歳の悩みと同じ思いをしている子はどこにもいるはず
それを描写する映像や変化が安易ではない
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ラスト、自分にはここしかないとまたあの場所に立つ♾️ここは純粋無垢な音楽が満ちてくる

…考え出すとどのシーンも引っかかてくる挑発的な映画でした。皆さんのレビューの様々な観点も読み甲斐があった

特に
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.6

重い映画を見過ぎたので気分転換〰︎

この映画、ありえないよみがえり系だから苦手な記憶があったのですが、今日しっかり観たらよく作ってあるなあと関心しました!娯楽映画にしては長いが、次から次へと見せ所が
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A2 完全版(2015年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

居場所がないからオウム真理教にいるようにも見えてきた。出家した信者達は絶対にそんな事は言わないが
日本中どこに行っても追い出される
確かに、隣に引越してきたら不安だ
でも、住民たちと右翼の怒号罵声浴び
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「A」(1998年製作の映画)

-

学生時代から自分の生き方に真剣に悩み葛藤し探していた
そこに導く答えをくれたのが麻原彰晃だった
集団になると思考が一塊りになり境界線を破っていく
集団だとひとりひとりの表情がよく見えない
一個人だと顔
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イ・チャンドン アイロニーの芸術(2022年製作の映画)

5.0

イ・チャンドンの映画が心身に楔のように喰い込んだファンとしては大満足です
以下、内容に触れています




「オアシス」の衝撃がこの監督との出逢いだったから、あの映画がどうして作れたのか理由がわかり、
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君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

3.9

大胆でいて繊細
オープニングがいい!謎めいておもしろい
まさかのコミカルな路線でまさかのイマジネーションに驚かされた☜イラン映画を評するのに、この言葉を使う瞬間が来ようとは…
そして初めて観たイランの
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

4.1

何だよ〰︎この映画良すぎる良すぎる!
最初は怪しい怪しい怪し過ぎる!の連発!😆

一目見た時から長年ブシェミ好きだったけれど、もうそれ以上、どう形容すればいいのか🤤
で、それ以上にジョーもいい!ジョー
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.4

どう書こうか


私が見ないでいる事知らないでいる事は無限にある
人間である限り自分の感情のひだも、いつどうなるかなんてわからない
以下、少し中身に触れています





大正時代なのにデマや噂が広ま
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