明太子ごはんさんの映画レビュー・感想・評価

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キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キアヌが初メガホンをとった太極拳を取り入れたアクションもの、米中合作と野心的な企画。物語は、純粋無垢な一人の格闘家の拳が、如何に殺しの血に染まるのか、を描きだそうとする意欲作であり、キアヌ自身も準主役>>続きを読む

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.3

タイトル、阿部サダヲの弾けたポスター画から期待してしまう内容とはちょっと違う方向性だな。意外に地味+シリアス目な展開に、いつから阿部サダヲの本領発揮なのかと期待しているうちに「いい話」で終わってしまっ>>続きを読む

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.0

かつての特撮作品の懐かしさ・時代を味わいつつ、商業作品の枠をぶっ飛ばすような塚本晋也監督の狂気的な熱が焼き付いた作品。この作品を前にしてあーだこーだ言うつもりはありません。感じろ!見ればわかる!w

咲 Saki(2016年製作の映画)

3.0

宮永咲の清澄高校 麻雀部入部から全国高校麻雀大会予選出場までを描いたドラマ版の後を受けて、 全国高校麻雀大会・長野県予選を描く。
ドラマ版同様にアニメ顔負けのキャストは良いけど…。映画と言うよりはスペ
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女流闘牌伝 akiアキ(2017年製作の映画)

3.3

初々しくも芯のあるイメージの岡本夏美が役にマッチしてる。燻し銀の若松了は、相変わらず面白くも決めるところはバッチリ決めて存在感あり。地味かもしれないが、他の麻雀モノとはひと味違う仕上がりで好感。
あと
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

原作はDCコミックのヒロイン「Wonder Woman」。「DCコミックス」の映画作品を同一の世界観として扱う『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズ第4弾。女性だけの一族・アマゾン族で戦士として>>続きを読む

アンノウン(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リーアム・ニーソン主演サスペンスアクション。彼が主演する作品について私が見る限り外れがなく、今作にも言える。
リーアム・ニーソン演じる主人公は何者なのか?次々起こるアクシデントや謎・伏線が意外な結末に
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

2.5

森田剛、佐津川愛美はじめキャストの芝居は見るべきものがあった。ストーリーは、ラブコメかと思いきや真逆な狂気展開へ流れていく刺激的な内容。だが、その刺激にすがってしまっただけではないかな。メインで共感で>>続きを読む

人狼ゲーム プリズン・ブレイク(2016年製作の映画)

3.3

人狼ゲーム第4弾。新たな役職「狂人」の能力は、「予言者」からは「村人」として見えて、「村人」としてカウントされる。勝利条件は、人狼側の勝利。
今作も内容は語るまでも無いリアル人狼ゲーム。監視カメラの死
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.7

序章から続く映画本編、それぞれのエピソードは独立しつつも「幼女樹脂詰め事件」で繋がっていく。両作の役割を考えるに「ミュージアム」というタイトルからは想像しにくい内容を売る上では、アピールと予習ができる>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ある日突然、猟奇殺人犯(チェ・ミンシク)に恋人を惨殺され、復讐の鬼と化す刑事(イ・ビョンホン)。
残酷描写からは逃げられないテーマだけに観る人を選ぶ作品かな。悪魔はどこまでも悪魔として描き、被害者側の
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凍える牙(2012年製作の映画)

2.7

乃南アサの同名小説「凍える牙」より。
突如、人体が発火し死亡する事件が起こる。そして時を同じく、獣が次々に人を襲う殺人事件が重なる。二つの事件を結ぶものとは?女刑事・ウニョンと冴えない中年刑事・サンギ
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

3.7

キャスバルが如何にして”シャア・アズナブル”になったのか。ジオン自治共和国の士官学校に入学したキャスバルは”シャア”を名乗り、そこでザビ家の御曹司ガルマ・ザビと出会う。彼の信頼を得たシャアは、戦略家と>>続きを読む

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

3.8

新宿のとある裏路地にある「めしや」を切り盛りするマスター(小林薫)とそこに集まる常連さん達との人間ドラマ。シリーズ当初から変わらぬナレーションにキャスト陣、あぁ、また帰ってきたなぁと感じ入ります。今作>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

壮大な時間を掛けて惑星間移動する宇宙船、旅半ば、コールドスリープから一人だけ目覚めてしまった男がいた。目的の惑星到着まで残り90年…。目覚めてしまった男ジム(クリス・ブラット)と彼と出会う美女(ジェニ>>続きを読む

太陽の蓋(2016年製作の映画)

3.0

福島第一原発で揺れる政府と報道、そして国民。あの日、いったい何が起こっていたのか?報道記者の視点で描く。
当時、如何に情報が無かったか、政府や報道・国民に伝わらなかったかについて考えるには、本作は有意
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

死に行く母を演じる宮沢りえは、物語の中で輝いていた。ありったけの生命力で家族を、出会った人たちを明るく照らし、最後に熱い温もりを残していった。
娘の杉咲花、夫のオダギリジョー他、キャスティングも言うこ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.5

DCコミックのヒーローたちが共有する世界『DCエクステンディッド・ユニバース』シリーズ第3弾。(1作目「マン・オブ・スティール」、2作目「バットマン vs スーパーマン」) 前作でのスーパーマンの死に>>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.8

前作でコンビとなったデイヴ(キック・アス)とミンディ(ヒット・ガール)。デイヴは、ヒーロー軍団 “ジャスティス・フォーエバー”を結成する一方、ミンディは、普通の学生生活を送るため"ヒット・ガール"を封>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

3.5

コミックヒーローに憧れる高校生デイヴは、通販で揃えたスーツとマスクで“キック・アス”と名乗り、街の平和の為にヒーロー活動を開始する。デイヴの殴られ倒れても立ち向かう直向さは、サイトにアップロードされ、>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

3.8

将棋に全てを掛けた棋士 村山聖、29年の人生。
松山ケンイチはじめ良いキャストが揃っている。熱い芝居に引き込まれていく。羽生善治のメガネや村山聖が使い込んだ将棋の駒・下宿部屋など小道具やロケ地にも恵ま
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ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

3.7

原作未読。映画本編の前に先ず「序章」を鑑賞。
カエル男の描き方、世界観など、原作や映画と比較すれば、当然、評価は変わると思いますが、取りあえず本作「序章」のみでの感想です。
前評判や白石晃士監督と言う
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

砕けた人形が復活するクライマックスは、意外性もだが、画的なハナがあって面白かった。なるほどそう来たかwと。ただ、そこ以外の脅かし要素が控えめ。物語の背景などは良い感じなのだが、全体の印象で物足らなさが>>続きを読む

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前作が行きの「参勤」なら、今作は帰りの「交代」!湯長谷藩 藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)とその一行を待ち受ける更なる過酷な道中劇。
まず、今回も老中・松平信祝(陣内孝則)の謀略により苦難に晒される内藤
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

2009年1月15日に起こった旅客機不時着水事故。USエアウェイズ1549便は市街地上空でバードストライクに陥り左右のエンジン推力を失ってしまうが、チェズレイ・サレンバーガー機長の的確な判断で市街地墜>>続きを読む

太秦ライムライト(2013年製作の映画)

4.0

時代劇スターの陰で斬られるためだけに生きる孤高の"斬られ役"福本清三。
彼の、己の道を一筋に精進する姿は何度観ても感動する。一つ一つ積み重ねることの大切さ、厳しさの先に光がある。松方弘樹と福本清三の殺
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

第二次大戦下、ドイツ軍が誇る難攻不落の暗号"エニグマ"を解読し、連合軍を勝利に導いた天才数学者アラン・チューリングの伝記。
彼の生い立ちや暗号解読に至るまでの葛藤、そして、暗号解読後の苦悩と数奇な運命
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.0

このゆるーいノリはまさしく「ゴーストバスターズ」。クリス・ヘムズワースの脳天気キャラが新鮮で面白かった。旧作のキャストがちょい出演していたり懐かしいゴーストも登場したりと愛されてる作品なんだなぁと感じ>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

4.0

いろいろ調べると主演の星野源氏はマルチな才能の持ち主ですね。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の人だと後から知り、観ず終いでいたドラマにも興味が沸きます。この作品で彼の演技に引き込まれました。外>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.2

「スター・ウォーズⅣ」直前までのエピソードを描く。同盟軍によるデス・スター設計図奪取作戦!
世界観故の飛び交う固有名詞と展開のスピーディーさに置いて行かれそうだが、ストーリーの大きな流れは明解なので楽
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

「ジョーズ」復活とも言える作品。
医学生ナンシーは日々の疲れを癒やしにプライベートビーチを訪れるが、巨大サメに襲われ小さな岩場に逃げ込む。周囲は海、岸はすぐそこだが辿り着くことは出来ない。誰も助けに来
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.7

サスペンス・アクションがバランス良く構成されていて楽しめる。特にサスペンス要素については、それだけで一本作れてしまうレベルのネタが仕込んであるので作品としての厚みもある。反面、突き抜けた描写はないので>>続きを読む

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.2

昭和最後の年に起こった少女誘拐殺人事件、通称「64 (ロクヨン)」。それぞれの思いが交錯する中、事件はあと1年で時効を迎えようとしていた。
前編が良かった分、後編は少し失速するかもと思ってたんだけど無
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.2

警察組織の切り口と警察・マスコミ・被害者 三つ巴の視点、64事件を軸に絡み合う人間ドラマに引き込まれる。そして、広報官 三上役の佐藤浩市を始めとする役者陣の血の通った芝居が素晴らしい。台詞が刺さるんだ>>続きを読む

アイアムアヒーロー はじまりの日(2016年製作の映画)

2.8

長澤まさみ演じる看護師ヤブのスピンオフドラマ。映画版の前日譚に当たるエピソードを描く。深夜の大病院で突如発生する謎のウイルス感染。次々にゾンビ化していく人々・パニックに陥る病院でヤブは生き延びることが>>続きを読む