語られた出来事というものは確かに現実ではあるが、誰かの主観によって語られてしまう以上、常にフィクションたりうるというテーマで、鑑賞者は常に事実と想像の間を行き来させられる。視覚障害の息子がミステリ要素>>続きを読む
監督と脚本家がいちいち鑑賞者の顔色を窺ってくる感じが透けて見えてしまい、面白みがなかった。オスカーだか知らないが、前年度の受賞がアバター2だったので、話は面白くないが映像は綺麗で賞ということなのだろう>>続きを読む
原作はきっと面白いんだろうが、映画にするために端折られすぎていたようで、主人公が虐殺犯に恋でもしたかのように執着する映画にしか見えなかった。主人公と虐殺犯には共通点があることを、原作だと冒頭の一行で読>>続きを読む
見た目のせいか、主人公サイドに感情移入することが全くできなかった。私が人間の倫理観と嗜好にどっぷりと浸かり切ってるせいか、キモいな……としか感じることが出来なかった。
親子関係にトラウマありの血族に生まれ落ちたため、これほど純度の高い家族愛を浴びたことがなく、鑑賞後の感動が大きすぎて、観終わった後3時間は夜中の散歩に行って脳内を整理しないといけないくらい動揺してしま>>続きを読む