mercyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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新聞記者(2019年製作の映画)

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選挙に一応は行っていたけど政治に関してほとんど関心がないし、国のことはよく知っている誰かがいいように決めてくれるんじゃないかなってどこか他人事のような気さえしてた。映画を観て自分の無知さに悔しくなった>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.8

前後編一気見。
子どもたちの主体性に引き込まれた。あの裁判を乗り越えた絆は一生ものだね。大人は脇役だったけど親の行動、言動が子どもの性格に強く反映されていたように見えた。

石井杏奈ちゃん、難しい役見
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いちごの唄(2019年製作の映画)

3.8

一年に一度、親友の命日の七夕、女神と会える日。

伝説のピュアボーイが誕生してた。
コウタの周りは家族も職場も隣人も嫌な人が一人もいなくて、それが千日の陰の部分をより色濃くしていたような気がした。いつ
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.0

私なんかにわかってはいけない世界だろうし感じたことを文字にも言葉にもできない訳だけど何回も観ちゃうっていう本能だけは確かにあるんですよね。夏芽とホットギミックの初との共通点、相違点見つけながら観るのも>>続きを読む

ソラニン(2010年製作の映画)

4.1

ちゃんと観るのは初めて。人生納得してなさすぎるのでお家で観ながら静かに泣いてた。

"ギター弾いてる時だけはなんか無敵になった気分でさ。音楽を信じてやり続ければこんな俺でも世の中変えられる気がしてさ。
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.0

どストレートにめっちゃ泣いた。リアルに開始1分で泣いてた。篠原涼子さん私の母親演じてるんか?ってなったし朝起こされて「"おはよう"は?」のところの返事とかもう私か?ってなった。毎日お弁当作り続けるだけ>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

たった一つの大切なものを失った悲しみは他のもので紛らわすことはできても埋めることはできなくて、日常が壊れるのは一瞬なのに、その傷は一生続く。怖い夢、爆竹の音。楽しかった思い出さえ楽しいままに思い出させ>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.9

まずなんだけど池松壮亮と前田敦子が最高です。
映画の感想に戻ります。
新人の主演お二人、お芝居初めてとは思えないほど自然だったし、初々しさも相まってすごく良かった。脇を固めるキャストの無理ある年齢問題
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.9

男女の友情は成立するか問題。
一緒にいる間は居心地のいいオトコトモダチだと思えるのに、「済」スタンプとお時間終了後の「また連絡ください」という一方通行感の虚しさよ。レンタルで向こうは仕事でもさ、あんな
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.8

レオニーのファッションが毎度毎度どストライクすぎてもうそれだけで5億点あげたい。拗らせ女子映画なんだけれど、拗らせ具合が等身大というか、興味持ったら手はつけるけどすぐ飽きるし、現状は不満だし、人間は嫌>>続きを読む

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

4.4

完成披露試写会にて。

自己肯定感が低く自分の感情がわからないまま、自分を肯定してくれる人間の方に流れていってしまう初。成長した大人から見てしまえば流されやすく自分を持っていない彼女に苛立ってしまうか
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.3

仕事優先家族放ったらかしだったお父さんには言えなかったようなことも今のお父さんには話せたり、お母さんの愛の大きさにに気付けたり。いろんなことが遠くなっていく認知症だけど"長いお別れ"の中でしか育めない>>続きを読む

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.8

いろんな方向に飛び交う繋がらない矢印。不器用さって本人たちには歯痒いものだけど観ている側は愛おしくなっちゃうよね〜。二人とも綺麗な歌声だった。「誰にだって訳がある」の曲紹介が一番響いたかな。欲を言えば>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.1

当たり前にあった普通の幸せが突然全部なくなったら…。悲しい記憶はずっと残る。忘れようとしても思い出して苦しくなる。それでも生きてくこと。乗り越えなくていい。抱えて生きているだけで多分この上なくすごいこ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

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SFあまり観ないから後回し後回しにしてた。ティモシー息子なのにちょっとしか出てこないらしいのなんでだろうと思っていたらそうゆうこと。時系列というか時空?次元?を理解するのが難しくて何回も巻き戻した…し>>続きを読む

青の帰り道(2018年製作の映画)

4.2

"こんなはずじゃなかった"
まだ大人じゃなかったとき。好きなことがあって、一緒にいて楽しい人たちといて、夢ってほど大きくないけど理想とか憧れとかこうなれたらいいなって思い描いてる自分の姿があった。
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.1

恋敵の友達の恋を応援できたり、自分を犠牲にしてまで友達を助けたり。自分のことよりも優先できる友達って実はなかなかいない気がする。最初は奇妙だったビアジオが最後は泣かせてくれたし、踊り最高だった(笑)リ>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.9

自分の子だから何でも受け入れられるって訳じゃなく、自分の子だからこそ受け入れられないこともあって。セクシュアリティの多様性に寛容になってる今だからこそ、未だにこんな矯正施設があることに驚いたし、何より>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.2

オリヴァーが公衆電話かけるところの場面の画が好きすぎる。かけ離れた2人が最強の相棒になるっていいですよね。競馬の後に2人してはちゃめちゃにハジけるところ声だして笑った。最後まで観て原題に納得する。優し>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.6

気持ちを確かめるシーン素敵。電話とか手紙とかっていう時代背景により一層胸がギュッとなる。複雑なお話だけどテレーズの可愛さとキャロルの美しさに引き込まれました。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.7

好きな人の側にいられるってだけで関係に名前なんていらないのに曖昧な幸せっていうのは長続きしないものだよな本当に。寂しさの埋め合わせが都合がいいだけになってることにどうして気付いちゃうんだろうな。それで>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

4.0

ドラッグが身近でないからこそ、いかに恐ろしいものかをリアルに教えられた。回復したと思ってもまた過ちを繰り返してしまう。悪い集団と連んでいた訳でもグレていた訳でもない、普通の、恵まれた好青年でも踏み入っ>>続きを読む

荒野にて(2017年製作の映画)

4.3

もうこれ以上チャーリーから大切なものを奪わないで…とずっと胸が痛くてしょうがなかった。「君にだから正直に言えるけど」。裏切られて、傷ついて、辛くて、悲しくて、たくさんの痛みを経験しても涙を見せなかった>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

近い将来起こりえそうなお話。でも私はあいのりでAIが言ってた人間に恋するのは人間て言葉を信じたい…

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

3.8

勝手にふるえてろとリンクするシーンがいくつかあった。矢田部さんはズルいし、園木さんは無駄に可愛いし、RGさん面白すぎるしハイペースで小ネタ挟んでくる感じがよかった。臼田あさ美ちゃんのお顔がリンゴと同じ>>続きを読む

しあわせのパン(2011年製作の映画)

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そらのレストランとはまた全然違う大泉洋さんだった。1つのカフェが紡ぐ人たちの物語。オムニバスストーリー形式。映画を観た後に「ごちそうさまでした」と言いたくなる。今すぐかぼちゃのポタージュに固めのパンを>>続きを読む

そらのレストラン(2019年製作の映画)

4.0

なんだか泣きたい気分だったので。
目指してる自分になれなくて挫折して、でも努力し続けていたら知らず知らずのうちに自分の道は拓けていて、それに気づかせてくれる周りの人のありがたさ。とっても温かいお話だっ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

場面が1ヶ所だけって映画は初めてかつ音だけで観客も全部状況を想像していくから約90分間閉鎖空間でフルに頭を使ったなんとも未体験な映画だった。対面のない動転した相手を冷静にさせる説得ってすごい。
いや〜
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.2

他人の人生がキラキラして見えて自分ばっか不幸だって思っちゃう気持ちがわかりすぎてグサグサ…こじらせ女子系映画は、共感できてしまうのももちろん、周りの人が与えてくれたきっかけで主人公がちょっとずつ成長し>>続きを読む

君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

3.4

これはキミスイと重ねるなと言われる方が難しいのでは……若い方にはすごく受けるんだろうなという印象。せっかくの松本穂香ちゃん今田美桜ちゃんもっといい使い方してあげて欲しかったなぁと。主演お二人のお芝居に>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

映画賞を獲る作品はどこか難しくて解説読んであれが伏線だったのかとか奥が深いなぁとか終わった後考えさせられるそういう感性にたどり着くものが多い勝手なイメージがあったんだけど、この作品は、こんなに酷い人種>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.7

正反対のものを見て自分に呼吸をさせる、ってのは人間よくある話で、それを邪魔する人間を排除するってのがこのお話の怖いところ。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.2

最高にくだらなくて最高に面白かった。ふざけなさそうな人たちが全力でふざけるってこれ以上ない面白さですよね。それにしても旬な俳優たちの贅沢な使い方!笑
他の人に貶されようとも、自分でも「あんなところ…
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.7

"人間は朝起きてから夜寝るまでに9000回何かを選択している"

"9000回のうち1回くらいこういう選択もありかなって"

思っていた以上に深いところに物語があった。幸せになるためにみんな生きてる。
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