Tattさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.9

非常に甘美的な映画。
それこそ映画の様々な場面が絵画のようだった。
主人公2人の感情の揺らめきや機微をスローテンポで見せていく。
トーンは静かな映画だが、それゆえに絵を描くときの筆を運ぶ音や、焚き火の
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.3

現実にあった地雷撤去をナチス少年兵が行うという不条理な物語。兄を失った双子の弟が諦念の最中、地雷のある場所へ去っていき、爆発音も鳴らないシーンはいたく印象に残った。見ていて辛い部分も多かったが戦争を後>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

面白い。脚本が秀逸。新しい映画体験だった。パソコンの画面上だからこそハッとさせられる。パソコン操作で心情が伝わってくるのも新しい。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.6

途中まではジョン・ウィックとかイコライザー型の超人的主人公の無双ムービーかと思ったが、終盤は意外な展開もあったりして、多少のメッセージ性と温かみもあったので楽しめた。ベンアフレックの無表情な感じがハマ>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.7

信念を貫いた男の話。主人公の俳優からスコセッシの沈黙とか思い出した。戦闘シーンはどちらかというと写実的よりエンタメ的。でも映像の強度はかなりある。道徳とか信念とかについて説諭するにはいい映画。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

5.0

今まで見てきた映画の中でも傑出してる。自分の境遇を重ねることができた。自分の映画ベスト10には入る。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

ジェイクジレンホールの怪演が光るスリリングなストーリーテリング。中だるみが無く、緊張感があって爽快感もある。目的意識が強く、行動力のあるサイコパスは成功しやすいんだなと思った。サイコパスと仕事するのは>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

宗教的なモチーフが底流にありつつも、サスペンス性が高く、最後まで楽しめるいい映画

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

LGBTと親権についての物語。法はこのような事件を経て漸進していくものだと考えた