ちろるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ビアンカの大冒険(1977年製作の映画)

3.6

ニューヨークの海に流れ着いたビンに入った手紙。
みなしごのペリーが悪い質屋の女主人にさらわれ、監禁され助けを求めている。それを受け取ったネズミの国際助け合い運動のメンバーは、ミス・ビアンカとのんきなバ
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.5

一晩で12軒のパブを制覇するべく、卒業したての俺たちはこの田舎町で暴れまくった。
時にセックスし、時にマリファナ漬けになり、喧嘩もしてハメを外しまくったが、あともう一歩のところでダウンしてしまう。
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.8

『ショーン・オブ・ザ・デッド』でその名を知られる、エドガー・ライトが監督を務め、サイモン・ペッグ、ニック・フロストが出演者に名を連ねる3部作第二弾の爆笑アクション・コメディー。
なんと劇場公開を求める
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

ロンドンの街を蠢くゾンビたちから逃げて仲間たちと共に生き残ろうと奮闘する、サイモン・ペッグ主演のホラーコメディ。

サイモン・ペッグとニック・フロストのタッグといえば有名ですが、いつもぶっ飛んでるお二
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日曜日の憂鬱(2018年製作の映画)

3.6

娘として生きたい
たった10日間だけ、それだけでいいから。

裕福なお屋敷の給仕としてやってきた女性を見て女主人アナベルは消し去った遠い過去を思い出す。
女はキアラと名乗り、アナベルが昔に捨てた娘だと
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PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)

3.7

白人のふりをして街中で買い物をしている時、同じく白人のふりして生きるクレアと再会した。
比較的肌が白く、白人の養父母に育てられて白人の旦那と暮らす彼女は、完全に白人として生活をしていた。

彼女は幸せ
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.7

今も、まだぽっかり穴が空いている。
深い罪悪感と、悲しみと、それに引き換えで与えられた幸せ。
「いつ戻ってくるの?」
娘たちのその質問がまるで聞こえないようなフリをして、私は悪魔になった。

ギリシャ
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.8

元々のオリジナルはブロードウェイの戯曲『フロント・ページ』。後にビリー・ワイルダー監督がのちにリメイクしている本作。

ます、オリジナルと異なり本作は、主人公ヒルディを女性にしている事で恋愛を絡ませア
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

3.6

動物学者のデイビッドはゴルフ場で出会ったかなり頭のいかれた女スーザンと何故か縁がつながり、絡まれ続けることに。

とにかくキャサリン・ヘップバーンの押し出しの強いボケよ演技とそれにずっとツッコミを入れ
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フロント・ページ(1974年製作の映画)

3.8

1920年代のシカゴでは、死刑囚ウィリアムズの死刑執行を明日に控え、各新聞社がキャッチーな見出しを作り出すべくその時を待っていた。

エグザミナー社のウォルターは、名物記者ヒルディに記事を書かせる気満
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黄金の王様(1935年製作の映画)

3.5

ミダス王様は金を数えることだけが生きがい。
黄金が大好きもっともっと欲しい。

触れたら金になるなんて、確かに夢のようだけど、それだけじゃ嫌だっていうのに気がつかない愚かなミダス王様は、何も考えずにそ
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ハーメルンの笛吹(1933年製作の映画)

3.4

街にネズミ🐀が大量発生し、食事も何もかもを奪い去ってく事態に。

状況に悩んだ王様はこの未曾有の大災害を救える者に金銀硬貨を与えると発令。

どこからともなくとある笛吹きがやってきて、その男が笛を吹く
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アリとキリギリス(1934年製作の映画)

3.4

記憶ではキリギリスが働きすぎのアリをバカにする感じだったけど、このキリギリスは「君らは働きすぎだよ。」と、遊びを促してる。
お調子者だけど、嫌な奴ではない。
今を思いっきり楽しむか、先の試練に対応でき
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シークレット・ラブ: 65年後のカミングアウト(2020年製作の映画)

3.9

65年という長い月日をかけて密やかに育ててきた愛。
そしていま、人生のラストステージを立つにあたり避けては通れない老老介護について赤裸々に見せるドキュメンタリー。

2人がアメリカに住んでいる事でいく
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ワタシが"私"を見つけるまで(2021年製作の映画)

3.8

リリー、セイディそしてクロエアメリカの家庭で何不自由なく育ってきた3人のアジア系ティーン。

白人の中で育ち、幼い頃は自分自身も白人だと思い込む。
だが、成長するにつれて自分だけがコミュニティの中で違
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僕の家族のすべて(2019年製作の映画)

3.4

中国人カップルが代理出産で子供を迎え入れる。
しかし超保守的な本国の家族はなかなかその判断が受け入れられず、祖父に至ってはゲイであること自体カミングアウトできないくらい。

中国独自の考え方と海外暮ら
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コスプレイヤー(2004年製作の映画)

3.2

何もかもが間違ってて壊れている感じ

コンビニのバイト帰り、同僚の女性にむりやり付き合わされて、いつも店にコンドーム買いに来る男を合コンに誘うように言われる。

もちろんその客の男には不気味がられて断
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海辺の暮らし(2015年製作の映画)

3.5

覚醒剤の原料にもなる『猫虫』の密猟が後を絶たない海辺の街。
ヒロインの女の子もまたこの猫虫の密猟と、時給920円のスナックで働いて生計を立てている。
この町の若者はみんなそんな感じ、そうでしか生きてい
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東京少女(2019年製作の映画)

3.2

東京に住むとある少女の生活のコラージュを見せていくモノローグ。
自分語り好き、でも高速語りじゃないととてもじゃないけど見せてられない拗らせ気味の実生活。
これが目新しいと思わないのは、今がTikTok
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君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

3.4

高校生の渡良瀬まみずは、死が近づくほど肌が強く光る“発光病”を患っていた。
発光病の患者が成人まで生存した例はなく、彼女は病院から出られない。まみずの同級生の岡田卓也(北村匠海)はとある事情で自殺を考
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.6

Netflix映画でなんども広告登場してきて、普段はなかなか観ないものの、大好きな松本穂香さんがヒロインとのことでちょっと気になって鑑賞。
よくある闘病ものとはまた違う、かなり残酷な病気を患った恋人を
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.7

愛すべき人に出逢った。

もう誰にも迷惑かけずに静かに生きたい

そう思って影のように生きようとしていた僕の目の前に突然現れた君。
その人は、笑顔が素敵で、明るくて、可愛らしい人。
僕の日陰の人生では
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ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.6

米ピッツバーグの名門カーネギーメロン大で美術史の博士課程に学ぶアビー(クリステン・スチュワート)と駆け出し新聞記者のハーパー(マッケンジー・デイヴィス)の2人は結婚を考えている同性愛カップル。
両親の
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タイラー・ペリー マデアのホームカミング(2022年製作の映画)

3.3

マデアおばさん(タイラー・ペリー)は家族みんなで集まってひ孫の大学卒業を祝うために張り切って準備を始めたマデアおばさんだったが、家族の隠し事が発覚したり騒動が起こったりで、おめでたいムードが台なしにな>>続きを読む

幸せのポートレート(2005年製作の映画)

3.4

時期にそぐわない、クリスマスのファミリーものを観てみました。

長男エヴェレットがクリスマスに実家に連れて戻ったメレディスは、キャリアウーマンで、少しツンケンして見えてしまう洗練された女性。
おかげで
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

ジェームズ・ワンが久しぶりに純粋なホラー映画に戻った?
いまや出せばある程度の話題は掻っ攫うジェームズ・ワン監督、本作は製作費4000万ドルと今のメジャーの作品としては中規模の作品。
しかし、彼が携わ
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ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

3.5

湖を眺めることができる素晴らしい邸宅を建ててくれた夫のオーウェンが、湖で謎の自殺を遂げた…。
一見幸せそうに見える夫婦の間に何が起こったのか・・・
静かな湖畔に建つ一軒家で、愛する人の死を含有して1人
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パーキングエリア(2022年製作の映画)

3.5

吹雪のせいで足止めを食らってしまったばかりに、恐ろしき誘拐犯との死闘が始まる、シチュエーション・スリラー。

禁酒リハビリ施設に入所させられているダービーのもとに、母親が脳動脈瘤で倒れ危険な状態と言う
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ROUTINE(2020年製作の映画)

3.5

セリフを発しない主人公のテツ。
でも、彼は言葉の代わりにジャグリングを黙々とし続ける。
そしてそんなわけで彼は彼女に愛想つかれてしまった。

しかし、公園で清掃員募集の張り紙をみつけ働きはじめるテツ。
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巨人の惑星(2021年製作の映画)

3.5

学生7年目、引きこもり気味の友人が奇妙な話を打ち明けた
「夜中に巨人が町の中を歩いてるのを見たんだ。」
と、そして彼は地球に終わりが近づいてきていると言う。
いつのまにか手足を縛られ、家に軟禁された主
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世界(2019年製作の映画)

3.4

私の世界、私だけの小さな世界。
こんな苦しみやだ、苦しみから解放されたいと思うのに、家族の身近な言葉や、行動が愛おしくて、まだこの小さな世界に身を埋めたいと思ってしまう。
あともう少し、もう少しだけ時
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王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

3.5

こちらは、 朝鮮時代舞台にしたゾンビパニックアクション。
穀潰しの次男坊王子イ・チョン(ヒョンビン)は部下の責任を受けた自死をした兄の生前の手紙を受け取り、久々に国に戻る。
しかし民衆の住む村は夜鬼た
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

「新感染 ファイナル・エクスプレス」の4年後を描く続編。
ディストピアと化した韓国はどうなっているのか・・・

前作の成功でバジェットが約倍の17億円が投じられてた本作。
お陰で映像は素晴らしく、完璧
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感染家族(2018年製作の映画)

3.5


長閑な田舎に忍び寄る恐怖、炙り出されるのはウイルスの恐ろしさか、それとも人間の欲望のえげつなさか・・・

かなりコメディ色強めの韓国ゾンビ映画

とある田舎町にゾンビ青年が迷い込んだわけだけど、
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ドナルドの海水浴(1939年製作の映画)

3.3

ゆったり優雅な海水浴を楽しむはずが・・・

ウキウキ気分で人気のないビーチにやってきたドナルド。

浮き輪人形?のシービスケッツ乗って海を楽しむつもりが、生憎乗りこなせず。
岸辺でうとうとしてたプルー
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プルートの救助犬(1947年製作の映画)

3.5

プルートをおちょくるアザラシが可愛い。
赤ん坊みたいにプルートにロックオンして絶対に遊んでもらおうとする執念がのちに、すてきな友情へと繋がる。
ショートシリーズには珍しい結構ハートフルなお話。

プル
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