ちろるさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年(2015年製作の映画)

3.4

花輪くんの家で、6人もの外国人留学生を受け入れることになり、その6人が日本の生活を楽しむために、まるこたちそれぞれの家にホームステイさせることに。

イタリア人のアンドレアになぜかロックオンされた、ま
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子供のあそび(2011年製作の映画)

3.5

まだあどけなさの残る青年レオン。
とあるお屋敷に潜り込み、生まれてまもない小さな赤ん坊を抱き上げる。

彼の目的は、身代金要求か?

しかし彼の向かう先は思いもよらない場所で、そのおかげで彼がなぜ、赤
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他人から学ぶこと(2011年製作の映画)

3.4

人を信じて生きられたらどんなにいいか。

道端に仕事の電話でイライラしたおじさんと、どうやら道に迷った外国人のおじさんが2人鉢合わせ。

イライラおじさんになぜか果敢に道を聞く外国人のおじさん、案の定
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誤植(2021年製作の映画)

3.3

真面目なのかコメディなのか分からない微妙な瀬戸際。
さすがmyfffの出品作品。

古代ローマ時代の遺跡の発掘で見つけたフレスコ画。
そこには当時の言葉ではあり得ない「母親は娼婦」の文字が。

理解に
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女の一生(2016年製作の映画)

3.4

フランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンの名作を実写化したドラマ。
モーパッサンの中でも特に人気のあるこちらの作品、しかし悲劇の連鎖が止まらず観ていて苦しくなる女の一生。


男爵家の一人娘として生まれた
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愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

3.6

Amazonプライム独占配信映画、『愛すべき夫婦の秘密』

主人公のルーシー・リカードとリッキー・リカードの夫婦が繰り広げる日常をコメディドラマにした『アイ・ラブ・ルーシー』は、6000万人の視聴者が
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ダリダ~あまい囁き~(2016年製作の映画)

3.5

ダリダ・ルシアン
心を打つ歌声と、エキゾチックな美貌を持つ彼女は
アメリカ国民から愛されるイタリア人歌姫ダリダ。

しかし彼女は願う

『国民すべてよりたった1人に愛されたい』


しかし彼女がら求
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.6

うつ病で仕事を辞め、引きこもりがちな生活をしているベルトランは、とある日地元の公営プールで男子アーティスティックスイミングのメンバー募集を見かけ、ふと参加する事に決める。

しかし加入してみると、仕事
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チア・アップ!(2019年製作の映画)

3.8

年寄りだからなに?
シニアパワーをバカにするな!
いつからだってスタートできる、おばあちゃんたちのパワフルさに勇気がもらえる

仲間ができること
仲間と笑い合えること

その大切さが彼女たちを見ている
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シンクロ・ダンディーズ!(2018年製作の映画)

3.5

毎日数字に追われる代わり映えのない毎日。
家に帰れば地方議員の妻がイキイキとパーティーなんかをやっていて、僕はアウェイ。
そして、妻は多分浮気をしている。

唯一のストレス発散はプールで泳ぐこと。
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奇跡の絆(2017年製作の映画)

3.7

「あの人と話をして。」
愛する妻デビーが言った時、気が狂ったのかと思った。
体が大きく、気の棒で威嚇する黒人のホームレス。こんなヤツと話して何になるのだ、もしボコボコにされたら人溜まりもない。

浮気
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.8

それは【メハル】の精神で生まれる小さな家

メハルとはアイルランドの古代からの精神で、
皆で集まって助け合う事 結果自分も助けられる事。
人は1人では生きてはいけない。
本当に困ったときに誰かを頼るの
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ザ・シークレット:デア・トゥー・ドリーム/ザ・シークレット 希望を信じて(2020年製作の映画)

3.7

嵐が来る日に、ミランダは追突事故を起こし、大学教授をしているプレイと出会う。

彼は穏やかで、子育てに疲れてでイライラしていた

ミランダは夫亡き後不運続きで、いつも悪いことが起こると嘆いていた。
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.6

デンマーク映画『THE GUILTY/ギルティ』を、ジェイク・ギレンホール主演でリメイク。
オリジナルは映画館で観ましたが、ストーリーは舞台をデンマークからアメリカ・ロサンゼルスに舞台を置き換えただけ
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傲慢な花(2022年製作の映画)

3.0

ミステリー作家である主人公の妹が突然殺された。
謎多き殺人事件、お得意の推理で、真犯人に迫っていく姉・・・と言うお話だが、途中から隣に住むイケメン刑事さんと良い感じになっていくところから、え?ラブロマ
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ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.6

ロンドンに住むベスは旦那と娘を置いて親友ケイトが住むクロアチアへ週末旅行へ
ケイトは離婚をしたばかりで傷心中。
ベスは旦那と倦怠期を迎えていた。

夜遅くクラブで行ってお酒で記憶を無くすと、朝気がつい
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還るばしょ(2014年製作の映画)

3.5

彼氏が誕生日の日、お祝いしようとお食事を作ったのに、仲間のサプライズパーティーに飛んでいってしまった。
悪気はない
そのままうちに戻らずどこかの女友達の家に泊まったらしい。
同僚は、彼氏とのことを話す
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転回(2021年製作の映画)

3.4

アーチストの恋人同士の楓とゆうじ。
友人や楓も次々と展示会をやる中で、ゆうじはその一歩が進めない。

ただしさんのかなり上からな雰囲気がめちゃ苦手だなーと思ってたら、ゆうじもまた、ただしさんを嫌う。
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みなみとあした(2021年製作の映画)

3.3

あしたデートを控えているみなみは、友人の八重子の家に相談をしに行く。
居心地の良い八重子の家の雰囲気にだらだらと、とろとろとしてしまう。
八重子は恋人からの連絡をめんどくさくて無視してるようだ。

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虹をつかむ男(1996年製作の映画)

3.9

亡き渥美清さん、そして『男はつらいよ』に永遠に愛を込めたオマージュ作品。

家出をして家を飛びたしふらっと迷い込んだ徳島の小さな町の小さな映画館。

利益度返しで古ぼけたオデオン座という映画館を経営す
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.6

原田マハの小説を、松竹映画100周年を記念し山田洋次監督によって製作された本作。
オリジナル脚本ではないのだが、山田監督が構成したであろう情熱が作品の至る所にちりばめられていた。

まず、いまは酒飲み
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キネマの天地(1986年製作の映画)

3.9

映画と人生が交差する
全ての『映画を愛する人』に向けた、山田洋次からのあったかいギフト

舞台は昭和初期の蒲田撮影所。
活動写真が人々の最大の娯楽だったこの時代、無声映画から、トーキーへと移行する時で
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サイクルレース(2021年製作の映画)

3.4

次々と通り過ぎる車輪
それは永遠と続きそうな音

疾走感がいつの間にか心地良くなっていくようなそんな映像

分かれ道を逸れたその道は、圧倒的に街灯の数が少なく、険しい螺旋の道に続く

耐えきれず転んで
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Journey to the 母性の目覚め(2021年製作の映画)

3.7

中学生が学校の帰り道、

「子供を作らなきゃ」と、突然自らの『母性』に遭遇してしまう。
突拍子もないように見えるが、女ならば多少たりともこの感覚わかるはず。

急に無性もなく子供を産んで育てたくなる。
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たまご少年の恋(2016年製作の映画)

3.5

割れないように、割れないように
ひっそり、静かに生きてるだけのたまご少年

分厚い帽子をかぶって、万が一木のみが頭の上に落ちて来ても大丈夫なように。

でもみつばちの女の子グンに出会った時から全てが変
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バーニー/BURN-E(2008年製作の映画)

3.5

ウォーリーたちの代わりに締め出された可哀想なアイツ。
これはそのバーニーという名のロボットのとある一日。

とにかく動きがめちゃくちゃかわいい!
宇宙船の外で何やら作業をするものの、ウォーリーたちが引
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.8

ピクサーの長編アニメーション、今年の新作は、ある日突然レッサーパンダに返信してしまう女の子が主人公。

予告編を観た時は正直「何だよ、それ。」ってツッコミ入れたくなりましたが、意外なことに観れば脚本が
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

3.6

ピクサーの長編アニメーション、トイストーリーの次に描くのはなんと虫の世界!?
働く者たちと、それを搾取する者
そんな、虫たちの悪きシステムがはびこるこの自然界に一石を投じた?物語。

まるでアリとキリ
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世界でいちばん長い写真(2018年製作の映画)

3.9

所属する写真部も幽霊部員で、学校でも目立たない存在。

145mのパノラマ写真が撮れる改造カメラを従姉妹のリサイクルショップで見つけたひろのぶ。
このカメラがひろのぶの青春を、ガラッと変えてしまう。
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いとみち(2020年製作の映画)

4.1

尊い本当に尊い・・・・

津軽弁が強烈過ぎて、正直何言ってるかわかんない16歳の相馬いとちゃん。

だから余計に人と話すのが怖くて人見知りが強くなってしまう。
おばあちゃんに習っていた津軽三味線も、い
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.9

「とりあえず目指してみます」
小寺さんはまっすぐな瞳で先生にそう言って、進路希望表を突き返した。

何かに夢中になって、将来の夢を真っ直ぐ語ることがなんだかとても小っ恥ずかしい。

私は(ぼくは)何も
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マンハッタン・ラプソディ(1996年製作の映画)

3.7

一筋縄では行かない、男女の恋と愛と情愛を見せる、まさしくバーブラ・ストライサンドが監督&主演らしいラブストーリー。

ロマンスに元々興味のない男性と、ロマンスを求めるものの自分に自信のないヒロイン。
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メイド・イン・マンハッタン(2002年製作の映画)

3.5

シングル・マザーのヒロインが、自らの働く一流ホテルで、未来の大統領候補と恋に落ちていく姿を描く大人のシンデレラストーリー。

なによりもこの作品はヒロインであるジェニファー・ロペスと相手役のレイフ・フ
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夜が明けるまで(2017年製作の映画)

3.7

近所のアディーが突然夜家にやってきて言った。
「眠れないの夜に一緒に寝てほしいの。」
互いに独り身になってしばらく経つ身。
老いぼれて、それを嘆くわけでもなく寂しさもそれなりに自分でどうにかできていた
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瓜二つ(2015年製作の映画)

3.3

オチは質素で、びっりしたが、それまでのなんとも言えない緊張感の煽り方がいい。
じゃがいもって生いけるの?絶対お腹壊すと思うんだけどトイレ大丈夫か?
とかリアルに心配してしまった。
主人公にどんな過去が
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デゾレ(2017年製作の映画)

3.3

自然の中にぽっつりある小さなお家に、住む2人伊鈴とあき。
それはふたりだけで完璧に見える生活だが、もう一つの矢印がここに入り込むと、複雑に絡み合ってくる感情。

いかにも女性しか作らないような白いワン
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