マルデライオンさんの映画レビュー・感想・評価

マルデライオン

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インセプション(2010年製作の映画)

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こうしないと夢を見られない
…あんたもか?

いいや
目覚めに来てる
彼らにとっては夢が現実だ
あんたは違うのかね?

TENET テネット(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます



「エントロピーが減少すると"逆再生"に見える。……おそらく核融合の逆放射」


---触ってないのに?

---見方の問題よ、
"取った"とも"落とした"とも言える

---原因と結果が逆だ

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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3なのにこんなに面白いの?ともすると1番面白いような…。

オバデイヤ、
タイムトリップ、
ミルクチョコレート

戦争はいらない。愛は素晴らしいと言うヒッピーに、俺は両方好きだと答えるボリス。

ボリ
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

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宇宙人語がビートボックス風になってるの、とてもかっこいい。

マイケルがエージェントMにしてって出てくるなんて。とてもとても良い。自分から宇宙人役で出たいって言ったんだろうか。

エイリアンが見えちゃ
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

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妻が赤髪なのはとても良いと思った。
あの夫婦の描写が1番面白い。

「ドレスと を買いな。フェイシャルにも行きな。内装屋をすぐに呼んだほうがいい。」とJが言った時、妻のまぶたがぴくりと反応したように
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


“ to save Brooklyn, and a Queens.”


キノコ王国のANTIQUEショップにはドット絵のアイテムが売ってある。コンピューターグラフィックスとしてのアンティークという
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

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彼女は夢を見た。

夢はつねに過去形でしか語られない。

夢はしばしば、もっとも現実のようなものだ。


では、この作品の最後で、しましまのタイツを履いて飛び跳ねる彼女は、なぜあんなに溌剌としてい
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

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「忘れたくないわ
どこかに 私の家族がいるってこと」


「最高なことは偶然起きるの それが人生よ
安全な水槽にいないで 大海原へ出なきゃ」


魚の雨が最高。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


『アナと雪の女王』のエルサは、「少しも寒くないわ」と言って扉をバタンと閉めた。孤独に閉じていた。アナさえ拒絶した自分の記憶を『アナと雪の女王2』で思い出すエルサは顔を歪めている。

『アナと雪の女王
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

エリーがとっても可愛い。エリーみたいになるのが夢。

最後のエンドロールまで素晴らしい。またいつか観たくなると思う。

ジョーカー(2019年製作の映画)

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心から世界を信じようとするからこそ、世界に裏切られることができる。

信じることができなければ、胸の痛みを感じることもできない。1人きりでは何も感じられないからだ。


彼は世界へと開かれていたのだと
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ウォーリー(2008年製作の映画)

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「まあ、星がいっぱいだわ」

ウォーリーの目は、分厚い塵やゴミに覆われた大気の切れ目から覗く星を映して、きらきら輝いていた。


ウォーリーとイヴは、宇宙空間でくるくるまわりながらダンスする。ふたりの
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沙羅双樹(しゃらそうじゅ)(2003年製作の映画)

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予習



       *


「忘れてええこと、忘れたらあかんことと、ほいから忘れなあかんこと」。(映画より)


       *

以下、引用は、鷲田清一『「待つ」ということ』(角川選書、20
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.4

価値がどこにあるか分からなくなった世界で、心を探し続ける人たちの話。

温かい。血だらけになっても、泥まみれになっても、夢破れても、最後に温かさが残る。charaの歌。


       *


グリ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

咲き綻ぶ花々と引き換えに
私の花がもし灰になったら
春の風はどこへ連れて行ってくれるかしら

彼がオーロラを見たと言っていたゲートの近くまで?
月の裏まで?  
戦車の傍らにひっそりと咲く花のそばへ?
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


ソーニャに抱きしめられていたのは家福だが、観客である私が抱きしめられているような気がした。

「おれのつらさが君に分かったら」と嘆くワーニャ伯父さんを彼女はただ優しく抱きしめ、その両手で語り始める。
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.6

午前6時、ニューヨーク5番街。高すぎるビルの間から漏れる美しい朝焼けは遠い。信じられないくらい雑然とした部屋から見事に着飾って飛び出てきた彼女の眼差しは、サングラスで隠れて見えない。特に楽しそうでもな>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0


すずさんは、ぼーっとしていた頃から優しい。

すずさん、強く優しくありたいです。
何のために戦っているのか分からなくなっても、大切なひとの笑顔だけは守りたいです。
すずさん、あなたの優しさを守りたい
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.5

ふたご座流星群が降ってくる日にこの映画を見ることができて嬉しい。降ってくるものがたとえ塵であっても、こちら側からは輝いて見える。(2021.12.14.)


【幽霊のように側に居続けること/sunr
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.5

孤独にそっと触れる美しい歌声。
アナのように、誰かの心の扉を優しくノックし続けられますように。


ーーねえ ドアを開けて
心配してるの

会いたいわ

そばにいれば支え合える
二人で

あたしたちだ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

メモ

ピーター?スパイダーマン?は、ベンおじさんも救えなかったが、オズボーンのことも救えなかった。あの編集長はそのことをよく見抜いていたのかもしれない。


オズボーンは科学者だが、彼の家にはたくさ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

進み続けること、立ち止まること、思い返すこと 


 自分の気持ちと、現実と。自分にとっての真実と、いわゆる現実と。その2つの間には隔たりがある。自分にはどうしようもできない現実がある。それをみんなよ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.3


「私が欲しいものは、あなたには絶対出せない。」

この映画のなかで1番いい台詞だ。
カオナシの知らない千尋とカオナシを繋いでいる。この言葉は、遠い2人の間に架けられている。

 借り物の言葉しか持た
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0



地球は眠る

宇宙は
ひっそりと地上に誕生した

ここ
私たちの足元から上ってくる
宙吊りの現在(いま)
ただ目の前のあなただけがいる

分かっている
それでも言葉は溢れ出す
無重力にさらわれて
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レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.0

台詞が全く無いことで有名な映画。
主人公が泣き出したとき、最前列で固まって座っていた子供たちが、ひとり、またひとりと泣き出して、しまいにはみんなが泣き出してしまった。微笑ましい光景だったし、はりつめた
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.5

コンクリートロードは、自然を侵す人工物に対する、宮崎駿さんの皮肉が混じった歌だったのか。

その流れがあるのかしら。自らの手で作るっていうことがいかに大事かっていう話にも取れる。好きなのは、雫が、「わ
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

首の後ろが語る。
ジュリエットビノシュを初めて美しいと思った。

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

2.9

La chinoise 観てないからいけないんだ。

J'aimais Jean Luc tant j'ai pu. 完璧に聞き取れた唯一の一文。
ルイ・ガレルがなんて言ってるか分かったらな。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.5

良い。ラストを除いて。久しぶりに気持ちのいい速度でした。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.9

少年と少女。この年齢の独特の香り、アンバランスさが愛しい。プールの水の、人工的な美しさは欠かせないんだろうな。
そしてやっぱりあたたかい。ちょっとセピアがかっているからかもしれないけど。

四月(1962年製作の映画)

3.8

階段下るシーン。視線の奥行きが、瞬時に生まれて消える、を繰り返す。かっこいい。

愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.2

たかが世界の終わり、とは全く違うマリオンコティヤールを見ることができただけで嬉しい。ラベンダー畑のバイオレットが美しかった。影で魅せるシーンが意外と多くて、母親が倉庫に迎えに来るシーンはぞくぞく。

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

2.9

原作を読みたいと思う。鏡を使ったり、ドガの踊り子を意識したような撮り方が面白かった。でもやっぱりダンスが映画になっても映画は映画…と思ってしまう。ジュリエットビノシュ出てきたり親子関係も描こうとしてい>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.2

この後録っておいたエピソード4を間髪おかずに見た。繋がる…、それも素晴らしいクオリティ。最初に出来たエピソード4とローグワンには何年の開きがあるのか…。息の長さ。

STOP(2017年製作の映画)

2.5

思わず笑ってしまうようなシーンもあったけれど。10日間で1人で作ったということですね。ただどうしても音響が引っかかる。

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