徳太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

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見ないほうが良かった面あり(東京等)、気づいた面あり、再見してよかった。タルコフスキーが真に描きたかったのは最後だと信じてやまない。だから、妻との再会ばかり打ち出したパッケージやポスターに違和感がある>>続きを読む

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

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この映画を見た、という以外に残るものがない。脚本を一から練り直すべきだ、特に第1部。75年では映像はきれいだ。今ではよく見た感じがするし、曇天なんかで撮るから明るさが足りない。リアルを追求等と信者は庇>>続きを読む

エクスポーズ 暗闇の迷宮(2016年製作の映画)

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出来もひどいが、真相もひどい。聴衆含めて誰も救われない。この映画を見た記憶を抜きとって時間を返してくれ。犯罪物に邦題の合ってなさや変な上にやたら出現するので神秘性もへちまも無い化物に膨らむ違和感に加え>>続きを読む

きかんしゃトーマス 伝説の英雄(ヒロ)(2009年製作の映画)

5.0

再見。いい仕事だ。とても丁寧に作られている。邦題も一番素晴らしい、日本スタッフ。この頃は面白かったのだ。ヒロは恵まれた華々しいデビューと言える。ヒロの表情の細やかで豊かな事!今の方が返って大雑把で彼ら>>続きを読む

マネー・ピット(1986年製作の映画)

3.5

今の目では物足りない。80年台に見れば満点に近かった。因果応報ではないのが不満。

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

1.0

主人公の実は(米視点では)善人なんだぜも苛立つが、真のクズ男はマデューカス。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

面白かったが、すぐ忘れそうだ。基礎体力のない、中高年の主人公が限られた時間でめきめき上達するのは無理がある。同じような事例が恋はデジャ・ブでもある。ベテランにすれば解決する。一種の感動は減るが。

ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年製作の映画)

5.0

再見。真摯に子供に分かりやすく面白く作られている。欧米はまだまだ見習わなくてはいけない。子供向けと手を抜かずに。ひみつ道具の名前が2つある小さなミス。ある場面が原作の場面とつながらないのが残念。

ニルスのふしぎな旅 前編・後編(2011年製作の映画)

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こんな阿呆なものばかり子供に見せたら、ろくな成長しない。悪癖を周囲に責任をこじつけて、さらに収拾つけず逃げた。欧米映像作によくある事だ。最低である。アッカとモルテンの吹き替えに0.3点。

告発のとき(2007年製作の映画)

3.0

タイトルは原題が合ってる。「子供なのに・・・」と厭なアメリカ臭さを出すのも含めて引用したのは良くない。まずい状況のとき、奥さんと共にいない冷たさ。帰ったら冷たくなった奥さんに後悔するといい。

眠れぬ夜のために(1984年製作の映画)

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邦題だけいい。と思ったが、よく考えると内容と違うので、いいところはなかった。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.0

再見。2作目同様、単体の娯楽映画としては面白い。他映画を引用するのはあまり感心しない。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

再見。単体の娯楽映画としては面白いもののバック・トゥ・ザ・フューチャーとしてはいらないな、これは。1になかった良くない設定をいきなり付けて蛇足で終わってしまった。未来図が幾らか辛い。その点、3は有利だ>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

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珍しく米で母とでかい子の話だが、おかしな話だ。本編は最初の30分、後はいらない。スピルバーグはジャクソンとアプハムの様な、後になるほど観衆に嫌われるまずい人間設定はしない。

ハード・ウェイ(1991年製作の映画)

4.0

巧い。こうこうこうすればツボに嵌まると言うのを分かっている。パクる、引用する欧米文化は固く拒否する。

華麗なるヒコーキ野郎(1975年製作の映画)

3.5

存外面白かった。ギャツビーの時も思ったが、タイトルの意味が・・・。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

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浅く気持ちの悪い現実感のなさ。大事なものが欠けたまま進めた未完成脚本。映像化に値しない。Webによくある素人漫画のほうがマシだ。どんでん返しの前段のみ評価する。

めぐり逢い(1957年製作の映画)

2.0

脚本の甘い部分が目立つ。始め30分デボラ・カーの格好が似合ってない。その後は似合っているが。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

2.0

最後以外は良い。最後が悪ければそれまでも悪く感じる。観客に放りすぎた。何故か、完全にドラマなのに分類にコメディも入っている。

眼下の敵(1957年製作の映画)

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ハリウッドの言いなりの様で公平さに欠ける。それでこれにアカデミー賞をくれてやったのだ。この形式が以降半世紀以上使われるのを見通していればドイツのスタッフ達は大いに躊躇したろう。途中で撃ち合いがダイジェ>>続きを読む

誰かさんと誰かさんが全員集合!!(1970年製作の映画)

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TV視聴。こんな問題作、よく今放送した。ドリフに正義がない。スタッフは精神病質者が毒を吐くか暴力を振るうかしていれば面白いと大きな勘違いをしている。3~5分に1回、他メンバーが報復する位が丁度いい。視>>続きを読む

やればやれるぜ全員集合!!(1968年製作の映画)

2.2

それなりだが、いかりやの悪辣さと解放感のなさにこの点数。

なにはなくとも全員集合!!(1967年製作の映画)

3.0

三木のり平のホームドラマ映画であってドリフが二番手なせいか普通に楽しめる。

クレオパトラ(1963年製作の映画)

2.0

駄目男アントニーへの溜飲は大人アニメのアントニーに重ねて下げないと憤りが溜まって見ていられない。さっさと身の丈を知れ。シーザーの後にアントニー、通常ならとてものこと選ぶ相手でない。昔好きだった、苦しい>>続きを読む

テス(1979年製作の映画)

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駄目映画。前から秀でたところがなかったが、この変態監督、逃亡して本当に才能が枯渇した。トゲトゲしく不快で低俗で内容が驚くほど全然ない(特に初めの2時間)。テスの肉付けが全くなされていないので何を考えて>>続きを読む

モンキー・シャイン(1988年製作の映画)

1.5

まず、"動物を介助者にする"が正気でない。アメリカ的なところが悪く出ているのは他者が余計なこと(アメリカ的にして受けやすくする)をしたように思う。どうせ諸悪の根源のあれとこれは生き残って(あれは大した>>続きを読む

ポゼッション(1981年製作の映画)

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クソ映画ではない。クソ自慰行為。だらだらだらだら元奥さんを傷つけ、未練をぶつけ、説明も描写も足りないだらけ。最後は駄目男振り全開。バッカじゃねーの。こだわってるのは監督あんただけだ。そんなだから元奥さ>>続きを読む

オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(2002年製作の映画)

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散り気味。前作の方が下品で一欠片も面白くないが、まとまっている。面白さはこちらが上。最後はやらかした。ここまでやったら、もう続きは無いな。二度と作るなよ。マイケル・ケイン、ファンが減る。と言うより、よ>>続きを読む

オースティン・パワーズ:デラックス(1999年製作の映画)

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再見。「調子に乗った下品な醜男と常識人いじめ」で大方言い表せる悪趣味映画。

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

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内幕では忠実に作ったようだが、局の中韓系が不自然に多く映された。日本人は並。つまり、そういう事だろう。

エデンの東(1954年製作の映画)

3.0

米国内ドイツ人に対する描写は価値がある。ハリウッドでよく描いた。残念ながら、あれ以上は無理だろう。説明や描写が足りないせいで得心行かない部分が二ヶ所ある。婚約者の、父に愛されなかった、は子供特有の思い>>続きを読む

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

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ひょっとしたら、これだけを観れば「ジャック・ニコルソン可哀想」と感想が出る向きがあるかもしれない。カッコーの巣の上でと同じ人物像で同じような事をして予想通りの終わり。ルール無用で入隊、特に問題視されて>>続きを読む

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009年製作の映画)

4.5

邦題は格好悪い上にとんだ嘘っぱちだった。Matterhornの邦題と同じくらいひどい。皆、不器用な英語で意思疎通するのが微笑ましい。不器用だから、やたら喋らず、汚い言葉も出ない。スローの戦闘は冷めるも>>続きを読む