メメメメさんの映画レビュー・感想・評価

メメメメ

メメメメ

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

遅刻寸前、走って走ってギリギリ幕開け間に合った〜〜〜からのど快眠。みなさん前知識入れてった方が良いよ!とおっしゃいますが、観させていただく側としての努力が当たり前に許容されるノーラン御前さすがだなぁと>>続きを読む

ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.2

ループ中のふたりの関係だけで完結しそうなはなしなのに、ときおり思い出の彼女が顔を出すもんだから謎を解いてくれよ欲が消え去りませんでした。

12日の殺人(2022年製作の映画)

3.8

とりあえず捜査線に人が浮上するたび手錠かけて小部屋に連れてきておまえだよね??で解決しようとするフランス警察強い。若い女性が殺された、きっと男性関係のもつれだろう、被害者の恋人は?元カレは?セフレは?>>続きを読む

このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

3.9

先輩の顔が良すぎる〜〜〜ああいう掴みきれないグダグダした口の立つイケメン、女の子はハマっちゃうよね、、、!とか言いつつラストの中島歩さんのくだりが最高すぎて全部持ってかれました。ハンバーガー食べたいよ>>続きを読む

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

4.2

中島歩さん!!!!!!!!これは好きにならざるを得ない!!!!!!だめな男とシビアな女子、でも結局好きかどうかにダメさは関係ないんだよね。テラスハウス大好きだったので筧美和子さんの恋模様を再び観れたよ>>続きを読む

ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.9

中盤以降のホラー展開が半分コメディでめちゃおもしろかった。主人公がきちんとしてるから清潔で整ってるビニールハウス生活自体は案外快適そう、寒さ暑さ虫問題とか実際は多くあるんだろうけど半地下よりゃマシかな>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

共につらい経験をしてきた同胞を慈しむ気持ちに嘘なんてないのが切ない。人間を形作るのは過去でしかないんだなあ。

#マンホール(2023年製作の映画)

3.5

空気感はXというよりも俄然2ちゃんねる、祭りのライブ感が懐かしい、、、。
誰にもピンとこさせないどんでん返しに無事置いていかれたけど、デキる営業マンがホッチキスを持ち歩く世界線だったけど、細かいこと気
>>続きを読む

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

4.1

快感を感じたときに流れるクラシックが最高wしらけた空気やイライラが際立って良いなあ〜ラストシーン、あのワンカットで突然スカッとさせてくれるエフティミス・フィリップ優しい!
ビーチのロッカールームがまる
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

めちゃわろた。ループを繰り返してプロモーションに莫大な時間をかけても絶望的に輝かない味噌汁炭酸タブレット、企画段階からループできなかった不幸

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.4

先行上映にて。前章後章のバランスを取るためかなり構成を変えたと舞台挨拶でお話しされていたとおり、しょっぱなからゴリゴリ本筋が進んでいくため引き込まれ方がすごい!もしかしたら原作好きな人からするとグラデ>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.3

いやあこれはおもしろかった!少年少女の醸し出すヒリヒリ感と荒さがたまらん!!!岡田将生のげきおこも最高!!気にするほどでもないほんの少しの気持ち悪さみたいなのが絶妙!そしてエンディングの倖田來未が余韻>>続きを読む

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.9

極悪非道マルタ、悪さにエンジンがかかると流れるユーロビートが怖すぎ!まるでジョーズ

キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

エグジーの皮肉な佇まいはハリーの影響受けてそうだけど、某国のお姫様は訳もわからず囚われながらも単独でイカれてて一番肝が据わってるなと思いました。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

証拠がなくてもお気持ち優先で判決出ちゃいそうなフランス裁判にひやひや、、、
家庭に縛られ疲弊する夫と、仕事に打ち込み社会的に成功を収めている妻、男女の構図が逆転してるのもおもしろかった。妻に育児を任せ
>>続きを読む

マッチング(2024年製作の映画)

3.4

土屋太鳳の「焼酎水割り 梅干し入りで!」というオーダーに目からウロコ、梅干しサワー頼んで梅エキスサワーきちゃったときのガッカリ感から解放される素晴らしい頼み方!
大きな謎が謎のまま残されたので普通にず
>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

テレビに向かって愛を叫ばれながら、こいつ、、!まだこんな良い役割できんじゃん、、!見直した、、!!!みたいにみるみる高揚していくエミリーが最高でした。良いシナリオと良い演者があってこそ良い作品が生まれ>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

3.9

大犯罪者ってほどでもないのに凶悪すぎて行き場がどこにもないブロンソン、けっこうピュアに恋したりアートに目覚めてからオシャレメガネかけだしたの可愛くてわろたけど絶対にシャバに出してはならない

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

昔とった杵柄パンチ。しっかり悪かったんだろうなあ、、、
好きな人の幸せのためにはその配偶者の救済も必要、いっそろくでもないやつなら良かったのにね

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

名前も地名も覚えられなくてもう無理!ってなってる中、水のスーツとかサンドワーム呼ぶ装置とかが漢字なのありがたかった。めちゃくちゃ高文明SFなのに乗り物や道具類は太古っぽさがあったりして不思議な世界観。>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

上白石萌音が差し入れするたび過去の人間関係の苦労を思わせて切ない気持ちになったけど、媚びや詫びの気持ちでお守りは買えないよね、あれが気質や思いやりからくるものだよって示してくれてホッとした。

グラシ
>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.6

子供からの感謝や尊敬こそが自分の正しさの証明。またそれは自分にそういうふうにしてくれなかった親への報復にも繋がるので、親への憎しみが深ければ深いほど子供にはしっかり応えてもらわんと、となるのだろう、、>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0

金持ちのハリアー空飛ぶんかいwとか思わせつつ思いっきし本筋じゃん、、、みたいな、元々のキャラクターとかはちゃめちゃなギャグ要素がミスリードになっててすごい!
タイトル出ないなあ〜と思っていたら出し方に
>>続きを読む

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.0

いやあめっちゃ楽しかった!!!
カリスマオタクについてこ!キティが保持なら保持だ!って死ぬほどわかりやすい指標とネット民が一丸となるお祭り感、コロナ禍の娯楽としてもこんなん最高だったろうな〜家にいなが
>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.7

「7つの穴から血を出して死ぬ」みたいなフレーズが冒頭で出てきたんだけど、いくら数えてもなかなか7に辿り着かなくて序盤かなりロス。同じヒゲが2人いるので注意

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.8

終電逃しハイというか、誰かに話したくてたまらなくなるのわかるわかる、、、!絶対まだまだ寝れんやろの状況でも別れの挨拶としての「おやすみ」っていいなあ、相手の生活にちょっとだけ寄り添った、一期一会なりの>>続きを読む

イノセンス(2004年製作の映画)

3.9

ゴーストインザシェルの答え合わせというか、素子の存在についてをめちゃわかりやすく解明してくれてすっきり。9課の人間は電脳ですぐググれるからって言葉遊びの高尚さがすげえ!聖書の一説音読会みたいな洒落た会>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.1

自意識の存在を証明するための他意識巡りの旅、ネットワークを配下にした素子は現代における神みたいなもんだね、、、30年近く前の作品なのにだささも古さも感じないけど「ネット」の発音から滲み出る当時感、良い

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

もうどうにでもな〜れの矛先が超てきとうなのに、対象にそれっぽさだけちゃんと誂えてるのがペラペラみに拍車をかけてて良い。ただの失敗からエヘヘまあそうなんすよ!自分悪とか許せないんすわ!への転換こそが人生>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.8

こうなったらやだなの的中加減が絶妙!かゆいところに手が届くなあ〜の連続で、まあお決まりの展開っちゃそうなんだけどやりすぎ感がコメディチックだからJホラー苦手でも安心して観れるのでありがたい。和製A24>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

父性も庇護欲も、性欲も、そこから変貌した愛情や独占欲もよくわかる、ダンカンなんかごりごりのマンスプおじさんだけど素直に吸収を続け手に負えない知性を身につけたベラを前にバッキバキに破滅しちゃう姿なんか超>>続きを読む

ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.2

トミーウィソーがめちゃくちゃおもしろいのはまちがいないんだけど、それをここまで再現したジェームズフランコすごすぎる!!!!!エンドクレジットでの比較映像は驚愕。信念を貫いた結果大衆に笑われるトミーウィ>>続きを読む

プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

2.5

極彩色で復活してないモノクロのほうを視聴。ぼてぼてのハリボテの中、別撮りしたルゴシのシーンのせいで次元が行き来するのほんと楽しいし、がんばれ!みんながんばれ!!!と演者を応援する気持ちに自然となるので>>続きを読む

エド・ウッド(1994年製作の映画)

4.0

ティムバートンはエドウッドを確実に良く描きすぎてるけど、どうみてもぐだぐだな演技への「カット!完璧!」とか「カット、完成だ〜!」とか、エドウッドの映画撮影に対するてきとうさが含まれてるのに愛を感じる!>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

-

脱北中にも関わらず金正恩を褒め称えるおばあちゃん、、、国による命の危機と国の先導者の責任がノットイコールなのがいちばんの衝撃。TOHOの「それでは夢のある映画の旅をお楽しみください!」って流れで観るの>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.8

得体のしれなさからくる気持ち悪さも、直接的な気持ち悪さも最高。バリーコーガンに抱いてるイメージ以上のバリーコーガンを体現してくれたバリーコーガンがすごすぎる。しれっと「パスタ大好き!」なんて言われても>>続きを読む

>|