ミミックさんの映画レビュー・感想・評価 - 80ページ目

V/H/S ファイナル・インパクト(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・POV方式のオムニバスホラーシリーズの第3弾
・バンにさらわれた彼女をチャリで追いかける彼氏の話を縦軸に、無敵のマントを手にいれたマジシャンの話、パラレルワールドの世界に行ったらエイリアンのチンコを
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アポロンの地獄(1967年製作の映画)

3.2

・オイディプス王をモチーフにした人間の因果について
・現代パートで始まり古代に話が移って最後はまた現代に戻る構成
・セミの音とか雅楽とかケチャとか音が面白い
・画面構成とかこちらに話しかけるカット割り
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.3

・あるマンションの一室で畳を擦る音がするという怪現象を追っていくと、前の住人や前の建物と歴史をたどって土地にまつわる「穢れ」に触れていくことになる
・ホラーというより言い伝えられる日本の怪談な味わい
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.3

・大泉洋の本人まんまの口八丁キャラに笑う
・例え台詞がわからなくても、よどみなく畳み掛ける演出が今の時代劇を成功させる方法論のひとつだと感じた
・作品を通じて戸田恵梨香に惚れるくらい魅力的な女性を演じ
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SUSHI POLICE(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

・海外の間違った?寿司を取り締まる3人の日本の寿司ポリス
・皮肉と自虐と雑学と小ネタ満載の3分のショートストーリー×13本
・日本では珍しいブラックコメディで声に出して笑う感じではないが、世界の寿司に
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.6

・人を見かけで判断するわがままな若い王子は魔女によって醜い野獣に、城内の人々は城の備品へと姿を変えてしまう
・父親の救出をきっかけに野獣と出会う村の変わり者ベルは、バラの花びらが全て落ちる前に野獣と心
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キャット・ピープルの呪い(1944年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

・空想癖のある少女エミリーは不気味な屋敷に住む老婆から願いが叶う指輪をもらうと目の前に幽霊のイレーヌが現れる
・「キャットピープル」で猫女になって非情な死を遂げたのがイレーヌで今作が続編にあたるとあと
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.7

・燃える闘将のレオニダス率いる300人のスパルタ軍が、けた違いの数のペルシア軍との戦いを描くスペクタクル大作
・絵画のようなアニメーションのようなきれいな映像が2007年当時だと画期的
・その後のアク
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ひかりをあててしぼる(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

・一組の夫婦が出会って過ごすうちに他人が介入できない痛みを伴う依存関係に変化していき事態は最悪の結末へ向かう
・妻が受ける親からの性的虐待、コンプレックスから発動する暴力、閉鎖空間で分からなくなる正義
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・妻を亡くしても泣く事が出来ないジェイクギレンホールが様々なものを解体しながら心の葛藤と向き合う
・原題は解体を意味する「デモリッション」で、日本タイトルから受ける淡い恋愛映画の印象からはかけ離れた、
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

・フロリダの黒人街の貧困の家庭に住むゲイのシャロンの人生の歩みを描く
・幼年期の「リトル」、少年期の「シャロン」、青年期の「ブラック」の三部からなる
・3人がひとりを演じてるが、どの俳優も目がおんなじ
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1984(1984年製作の映画)

2.8

・全体主義によって徹底した管理社会となったイギリスを描いたディストピアSF
・人々の生活は監視され、テレビからは常にプロパガンダが流れ、自由恋愛も禁じられる息苦しさが充満してる
・少しでも流れから逆ら
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ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

2.6

・隣人のさえないおじさんが実はCIAの凄腕エージェントだった、3人の子供たちが巻き込まれるアクションコメディ
・単純明快なスパイアクションがいかにもジャッキーらしい
・中華料理店での対決を始め、椅子を
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尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

・主に監督の指原がメンバーたちとインタビュー形式で語られる内容を時系列順に並べて、HKT48が結成した2011年から指原が加入する2012年、紅白初出場をした2014年を経て総選挙で大躍進した2015>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

・恋よりも友情が大切な17歳のネイディーンは誰よりも大切な幼なじみの友人が自分の兄と付き合ってるのを知ってショックでなにもかも嫌になってしまう
・やることなすこと全て空回りして、自分が嫌になる10代特
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・エルとキラがこの世から去って10年、世界に散らばった6冊のデスノートをめぐって争奪戦を繰り広げる
・ざっくり言うとエル(松山ケンイチ)側の池松壮亮vsキラ(藤原竜也)側の菅田将暉といったところ
・ノ
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アメリカン トランスレーション 二十歳の共犯(2011年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

・「グランブルー」やラースフォントリアー監督作品によく出てるフランスの俳優ジャンマルクバール監督作品
・お金持ちの娘とバイセクシャルの殺人犯の倒錯と空虚の放蕩生活
・男娼を買って、ヤって、殺して、埋め
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.5

・福井のチアダンス部が全米制覇した実話が基
・只のサクセスストーリーで進んでいたら、ラストの決勝戦の前で天海祐希演じる顧問の視点が入って過去のシーンを回収するとこで一気にもってかれた、あれ真の主人公は
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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・大人になるまで北極のサンタの国でエルフ(妖精)として育てられたバディはニューヨークに降り立ち本当の親探しに出る
・周りが小さな妖精の子供たちばかりの中、ひとり窮屈そうに教室の机に腰かけるウィルフェレ
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.9

・香港のあるホテルの一室でスノーデンが語り出したのは、アメリカのNSAが世界中の個人情報を集めていることを暴露する内部告発だった…
・電話やチャットのログなどの記録を全て集約して時系列にすることで、個
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

2.4

・借金に追われる人気のないホストの菅田将暉が、金策に四苦八苦する楽屋が舞台のワンシチュエーションコメディ
・ラストの台詞を聞いて「あれ、これって明烏だっけ?」って思ったら芝浜だった
・ムロツヨシと佐藤
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

・落ちぶれた劇場支配人のバスタームーンは一大オーディションを開催して劇場の再建を狙う
・丁寧な作りで誰でも楽しめるショウビズエンタメ作品
・字幕で見たがメインどころのキャストにしっかりと歌での見せ場が
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ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

・スウェーデンの児童文学が原作
・5才の意地っ張りな3人兄妹の末っ子のロッタは何でも自分でやりたがる
・小さなスケッチを連続で見せるので、北欧版の「よつばと」を見てるよう
・スキーが苦手だとおしりを振
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・天才数学者アランチューニングが第二次世界対戦時のドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読に挑む
・1951年に同性愛のわいせつ罪で捕まったアランが警部の尋問で1939年の戦時中の暗号解読の様子が描かれ、更に
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

・主人公の青年トムがある日出会った女性サマーに恋をして次の恋が始まるまでの500日の出来事
・男が恋愛中に勝手に妄想して独りよがりになる感じが痛いほど分かる
・時間軸を入れ換えて恋のはじめと終わりを対
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リュウグウノツカイ(2013年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

・小さな漁村の町の女子高生が集団で妊娠騒動を起こし、自分らの国を作ろうとする話
・フィクションラインがよくわからなくて現実をもとにした社会派なのか、浦島太郎も絡めた寓話的な話としてみれば良いのかわから
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HARDWARE WARS ハードウェア・ウォーズ(1978年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

・スターウォーズEP4のパロディを家電や身近なもので代用して時間も13分とお手頃
・抱腹絶倒とまではいかなくとも作り手が映画愛に溢れているのは伝わってきた
・パロディも見れば結構忠実に再現してる

牝猫たち(2016年製作の映画)

3.0

・池袋のデリヘルで働く3人の女性を軸にネカフェ難民、ネグレクト、引きこもり、老人、ネット炎上などの社会問題を絡めたロマンポルノ作品
・どの登場人物も魅力的に見えただけにもう少し人物の背景を細かく知りた
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.0

・ヘタレの探偵ライアンゴズリングと粗暴な示談屋のラッセルクロウのバディアクションもの
・何かと高い声を上げるライアンと低音でつっこむラッセルのコンビ感が良い
・娘が切れ者で勝ち気なのは良いが、危険な場
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

・ある日世界12ヵ所に突然現れた巨大なたまごの殻のような物体、言語学者と科学者のふたりで彼らと接触をはかり対話を試みる
・自分が映画に求める要素が全部詰まってて見たあとは興奮が収まらなかった
・7本あ
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俺たちハングオーバー!史上最悪のメキシコ横断(2014年製作の映画)

2.4

・友達のふきこみで結婚式を破談になってひたりハネムーンに出掛けた元妻を追いかけてメキシコへ旅立った夫が気がついたらまっ裸に。二人の友人が彼を救うべく車を走らせる
・かなり大味なアメリカらしいコメディで
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

・母親を亡くしあたらしい継母の家に父と共に引っ越してきた姉妹の二人、そこで次々と起こる怪奇現象の正体は‥
・少女を妙に艶かしく撮る映像と恐怖を掻き立てるショットは見ごたえがあったが、「妹を不慮の事故で
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推定無罪(1990年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

・浮気した女が殺されて疑いをかけられ逮捕された検事のハリソンフォード
・何となくで話をおっていたが、奥さんが犯人となると犯人の行動に辻褄が合わなくないか?よくわからない
・一応ハリソンが犯人なのかどう
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デューデート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2010年製作の映画)

2.6

・ロバートダウニーJr.がハングオーバーでお馴染みのザックガリフィアナキスに振り回されながら妻の出産のためにアメリカを横断するコメディ
・とにかくザックがはちゃめちゃ過ぎてロバートの心からの「ファック
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13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!(1986年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・シリーズ6作目、病院から抜け出したトミーがジェイソンを焼き殺そうと墓を掘り起こしたら雷にうたれて復活してしまう
・相変わらずマスクに大なたをもって無差別に殺し回るジェイソン
・体のかたができるほど壁
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新・13日の金曜日(1985年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

・シリーズ5作目、前回少年だったトミーが大人になったがジェイソンの恐怖がトラウマになっていた、けど何故かムキムキ
・もうなんの説明もなく墓場からムクッと復活するジェイソン
・さくさく殺してばんばんおっ
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