ミミックさんの映画レビュー・感想・評価 - 83ページ目

長く熱い週末(1980年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

・イギリスのマフィアの周りが殺されたことによるボスの動きを追うクライムサスペンス
・なんといってもラストの顔のアップの表情に繋がるボスの行動と心の機敏が全て
・爆破シーンがド派手
・シンセが響く特徴的
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ブルース・リー/死亡の塔(1980年製作の映画)

1.2

・死亡遊戯の続編的立ち位置だがブルースリーが亡くなってしまった為、途中で主役が変わる、話は荒唐無稽、へんてこな日本描写、ととんだ地雷映画だった
・カンフーだけはしっかりしてた

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

3.0

・強姦されたブルーフィルムが出回ったことで人生を狂わされたナミと、それに惹かれ彼女を追い続けるエロ雑誌編集者のムラキ
・何本も石井隆作品を見たが、すでにこの頃から話の骨格と登場人物がおんなじでビックリ
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血のバレンタイン(1981年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

・20年前のバレンタインに炭鉱でおきた事件のごとく若者を狙う殺人鬼が現れる
・作業着+ガスマスク+ツルハシのスタイルはクール
・ハートの箱にハート(心臓)のプレゼントだったり、取り出した心臓をソーセー
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岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE I(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

・高校番長の15歳のカオルちゃんが惚れたウェイトレスのために体をはる
・同時37歳の竹内力の高校生なんてまるで見えないキレキレの演技
・カオル、イサミ、倉本(田口トモロヲ)のライバルであり不思議な友情
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エクスマキナ Ex Machina ー Appleseed Saga(2007年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・ジョンウーをプロデュースに向かえ3DCGアニメ「アップルシード」の第2作
・モーションキャプチャーの動きに違和感はさほど感じずアクションは楽しめた、表情のバリエーションが乏しいのが気になった
・細野
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イップ・マン 最終章(2013年製作の映画)

2.7

・ブルースリーの師匠であり詠春拳のグランドマスターであるイップマンの晩年を描く
・切れのあるアクションのドニーイェンから渋めのアンソニーウォン先輩になったことによりドラマ部分がよりクローズアップした感
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難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版 VII 先物取引の蟻地獄(1996年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・先物に手を出したAV監督が萬田はんに泣きついた
・萬田金融の同僚のいしのようこの座りのよさ
・頭と終わりに島田洋七が出てる
・話の骨格が「ウシジマくん」に繋がるなあと思いながらぼんやり見てた
・エロ
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デザート・フラワー(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

・ソマリアから単身ロンドンに移り住み恵まれたスタイルからトップモデルに成り上がったワリスが告白したのは、今なお残る割礼の風習だった
・ワリスの名前の意味が「砂漠の花」=デザートフラワー
・国際誌のイン
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心霊写真部 劇場版(2015年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

・中村静香主演でDVDドラマ2本を作り、クラウドファンディングを募って奥仲麻琴主演で作られた劇場版
・心霊写真部のかゆ、りり先輩、部長のメイン役者のうち部長役の伊藤陽祐だけが全ての作品に登場
・心霊の
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バウンド(1996年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

・マフィアの女のヴァイオレットは偶然エレベーターに乗り合わせた男勝りのコーキーに一目惚れし関係が深まる
・二人は協力して夫のシーザーから騙して200万ドルの金を奪う計画を実行する
・見た目はブリーフを
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極道の妻(おんな)たち 決着(けじめ)(1998年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・最後の岩下志麻の啖呵から額に銃弾を一撃のカタルシス
・今回のかたせ梨乃はおかっぱサングラスロングコートでマシンガンをぶっぱなす
・気弱な博打打ちの愛川欣也は最終的にとよた真帆とくっつく
・しょっぱな
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

・警察や新聞社が介入していよいよヤクザ社会の終焉の音が聞こえ始めるシリーズ4作目
・アクが増す山守組長の差し金で同じく逮捕された広能と武田よりも減刑される不条理
・加藤武演じる打本のはっちゃけぶりは楽
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・シリーズ5作目の完結編
・田中邦衛など周りは年を取ったメイクだが菅原文太だけは全く変わらない見た目
・鉄砲玉の若手が命を落とす構図がエンディングに必ず写る原爆ドームから強いメッセージが浮かび上がる
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極道の妻(おんな)たち 最後の戦い(1990年製作の映画)

2.5

・岩下志麻の足の甲にドスぶっ刺しシーンの衝撃
・津川雅彦のコミカルな一連のベッドシーン
・石田ゆり子の魔性なかわいさ
・小林稔侍のダメ親分っぷり
・ソバージュで迷彩服のジャケットに短パンの、まるで友近
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

3.3

・広能組ー広能(菅原文太)渋み、倉元(渡瀬恒彦)若い、ギラギラ、走り方、母ちゃん可哀想
・山守組ー山守(金子信雄)目を剥いてワルだぬきぶり加速、槇原(田中邦衛)悪の存在感増し
・村岡組ー武田(小林旭)
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.1

・広能(菅原文太)は今回は脇役で、村岡組と大友連合会の抗争を若くて血の気の多い山中(北大路欣也)が実質の主役で描くシリーズ第2弾
・なんといっても黒光り丸サングラスの大友(千葉真一)のぶっ飛んだキャラ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.7

・広島の呉、山守組の成り立ちから敵対する土居組との抗争を中心に構成員たちの群像劇をケレン味たっぷりに描く任侠ヤクザ映画
・どの役者も味がある演技でどのカットも深く印象に残ってる
・山守組長の調子のいい
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ミラージュ(2007年製作の映画)

2.6

・素人が目的のために青い覆面をかぶって肉体ひとつで敵を倒すヒーロー
・チリの映画でヴァンダムのように体を鍛え、カンフーを操る「キックアス」や「スーパー」みたい
・とにかく己のからだひとつで敵を次々と倒
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最後の命(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・幼少の頃ホームレスによる集団レイプを目撃した二人の少年が大人になってもトラウマにもがき苦しむ
・今回はキレイな方の柳楽優弥で、まっすぐな眼差しが印象的
・台詞で何でも説明しすぎてて、映像を見てるのに
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ガンマー第3号/宇宙大作戦(1968年製作の映画)

2.5

・深作欣二監督作品、東映特撮、外国人キャスト、ゆるいSFエイリアン
・同じ年の「猿の惑星」やら「2001年宇宙の旅」と見比べると、より邦画の特色が味わえる
・今見るとむしろ微笑ましい出来の長い触手を振
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ソラから来た転校生(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・空から舞い降りて女子高生になった天使が同級生と映画作りをするうちに人間になりたくなる
・空から宇宙人、映画づくり、恋と友情、爽やかな夏の思い出などからアニメ「あの夏で待ってる」を思い出した
・音楽が
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罪の手ざわり(2013年製作の映画)

3.3

・会社の汚職に復讐のショットガンが火をふかせる炭鉱作業員のダーハイ(大海)、家族に内緒で出稼ぎで殺人強盗を繰り返すチョウ(周)、不倫の男と別れて風俗店の受付として働くシャオユー(小玉)、不注意で友達を>>続きを読む

ゴモラ(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

・イタリアナポリのマフィア「カモッラ」を取り巻く5つの登場人物を同時平行に描く
・マフィアに憧れる少年、マフィアから武器を盗んで調子に乗る若者二人組、内緒で中国人に教える仕立て屋の男、産廃ビジネスを取
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・旅マジシャンのタチシェフ氏のマジックを魔法だと思い込んで付いてきた田舎娘との二人の関係がもたらすもの
・数年前に見た初見の印象は非常に繊細な町の描写に幻想的な風景や光が主だったが、二回目見ると魔法だ
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山口組外伝 九州進攻作戦(1974年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

・夜桜銀次華麗に散る
・菅原文太が思ったより暴れ足りずにあっけなく死んでしまったり、どの話も消化不良で終わりう~ん
・菅原、渡瀬の兄弟コンビは良かった
・仁義なきシリーズの方が好きかな

キートンの恋愛三代記/滑稽恋愛三代記(1923年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

・石器時代、古代ローマ、1920年代の現在の女を取り合う男たちの愛の形を交互に展開して見せるコメディ
・キートンの身の軽さが嘘みたいなアクションを実現させる
・落ちながらスローで投げキッスするキートン
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.1

・山小屋を訪れた男女5人組が汚染された水から謎の奇病に冒され、更に村人からも狙われる感染パニックホラー
・村の人たちみんなどこか奇妙な感じがツインピークスみたい
・スローでカンフーする子供とか、フロン
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

・町の不良のケン(妻が妊娠)とカズ(虐待を受けて育ち母が不安定)がヤクザに内緒で商売をしてバレてしめられる
・割りとありがちなストーリーだが顔のアップと耳をつんざく暴力音が独特な感覚に仕上がってた
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山口組三代目(1973年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

・高倉健演じる田岡組長が組みに入って、菅原文太演じる兄貴を刺して8年の懲役を食らうとこまで
・伝記でありながら任侠でもあり時代劇でもある不思議な手触り
・任侠ものの田中邦衛はやっぱり絶品
・若さ弾ける
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

2.7

・今回の敵は、電気技師だったエレクトロとアーマーに身をつつんだ旧友のハリー
・オープニングのトレーラーから始まって、街を使ったアクションが少年マンガ的でワクワクした
・ジェイミー・フォックスとデイン・
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ストレンジャー/謎のストレンジャー(1946年製作の映画)

2.8

・ナチ残党の正体を隠して生きるウェルズを捜査官が追うシンプルなサスペンス
・アップが多いカットや影を効果的に使う演出はウェルズらしい
・自分を偽る"嘘と真実"はその後も追い求めるウェルズのテーマ
・ラ
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エイリアンVSアバター(2011年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

・エイリアンというか姿が消える特撮の怪人みたいなやつと、アバターというか顔が青い宇宙人が地球の女になりすましてよくわからんが戦ってる、それに巻き込まれる若者たち
・映画に対する慈愛の精神を持てば、こん
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

・極道の親分の妻の岩下志麻の妹のかたせ梨乃が敵対する組織の世良公則を好きになってしまったことによる二組の争いはやがて二人の仲を引き裂くことになる
・かたせと世良の濡れ場シーンの色気と迫力の画力がすごか
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シャークネード4(2016年製作の映画)

3.1

・5年ぶりに現れたシャークネードにアストロエックス社とフィン率いるシェパード家が総出で立ち向かう
・ニコ生でも突っ込みが追い付かないほどギャグの多さとスピーディーな展開が特徴のシャークネードシリーズ最
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岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

2.6

・岸和田の荒れくれた高校生たちのやったやられたの繰り返しの暴力にまみれた青春の日々
・会話のリズムに慣れるのに時間がかかったが、画面の隅に映る端役まで役者たちのエネルギーが画面から溢れてて、見てるだけ
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