ミミックさんの映画レビュー・感想・評価 - 84ページ目

東京ハレンチ天国 さよならのブルース(2001年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・頭が入ったバックと覚醒剤が入ったバックを取り違えたことによって奔走する通称「ムダうちのヒットマン」
・グループサウンズがよく流れたり、スパイダースの格好してたり2000年な作品なのに不思議なノスタル
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.9

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・息子の視力の手術のために働く母親セルマ、自分の敷地内のトレーラーを貸し息子にたいしても優しい隣人のビル夫妻、面倒見のよい親友キャシー、セルマに密かな思いを寄せるジェフ
・手術代をビルが盗んだことによ
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マザー(2014年製作の映画)

1.5

・楳図かずおを特集したテレビ特番の再現ドラマをみたような気分
・一応本人と母親の愛憎ホラーってことなのかな
・漫画を読んだときの怖さみたいな楳図らしさはあの特徴的なキャラクター造形と黒ベタな背景、叫び
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少林少女(2008年製作の映画)

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・チャウシンチーの名前を借りて日本で「少林サッカー」をやるために競技をラクロスにして、それだとそのままだから「死亡遊戯」要素をいれて建物内の敵を倒して上へと駆け上がり、学長の仲村トオルとのラストバトル>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ55(2013年製作の映画)

3.0

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・岩澤演出のラストにして劇場公開作品、それまでにお馴染みの川居や菊池などスタッフ総出演で投稿ビデオの真相に迫る長編大作
・それまでは投稿作品とそれを調査する追加取材のオムニバスで構成されてたほん呪が、
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蜜の味 テイスト オブ マネー(2012年製作の映画)

1.6

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・韓国の上流階級の使用人になったチュ室長から見た腐敗して退廃していく一族の末路
・ひとつの家のなかで不倫や資金洗浄がどうのこうの、思ったより話が広がらずちっちゃな話に収束した印象
・何より主人公のチュ
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.7

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・障害者施設を抜け出した指名手配のサンジュンは、27歳に27人を殺したら昔交通事故で亡くした幼なじみユンジンを生き返らせることを証明するために同じく幼なじみの記者ソヨンと日本人カメラマン田代を廃マンシ>>続きを読む

U.N.エージェント(2008年製作の映画)

3.2

・1995年のボスニアにおいて、セルビア人による8,000人のムスリム大虐殺と遺体行方不明事件を描く
・フランス人捜査官ジャックが殺害に使用した斧から血をこそぎとり、壁にへばりたいた髪の毛を採取する作
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ベイビー・メイク 私たちのしあわせ計画(2012年製作の映画)

2.0

・精子の数が少なくて不妊に悩む夫が、昔売った自分の精子をバンクに侵入して盗もうとするコメディ
・下ネタでずっといくかと思いきや、夫婦の不妊や国際結婚など意外と社会的なテーマも絡めてて下品な内容ではなか
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

2.6

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・1996年におきたエベレストでの日本人女性含む登山隊の遭難死亡事故がモデル
・ノンフィクションっぽく起きた事実を淡々と描くので自然に対しての無常感はあれど、フィクションのシナリオとしたらあんまり面白
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天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬(2015年製作の映画)

2.4

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・鷹ノ爪団の世界観のバカボンの暮らす町にネロとパトラッシュの亡霊が悪魔となって現れて、悪の軍団がバカボンのパパに本名を聞きまわる
・「これでいいのだ」の言葉の強さは作風を選ばないほど強度をもった台詞だ
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13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)

2.5

・早々に死体安置所から抜け出して殺戮を再開するジェイソン
・8人の若者+3人家族+旅人
・今回は何か越しで串刺して殺すのが多め
・お姉ちゃんの叫び声いいね
・終盤はまさかの弟のトミーが頭丸めて刀を振り
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

2.4

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・ジャパニーズホラーのアイドルとしおに変わる新たなアイコン"団地のみのる"
・少し期待したが、みのるの攻撃方法が幻覚を見せたり被害者の近い人物になりきったりと手法は呪怨と一緒なのが残念
・同じ時期にや
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ゼンタイ(2013年製作の映画)

3.2

・「草野球」「コンパニオン」「発泡酒」「レジ店員」「ゼンタイ」「主婦」の5編からなるワンシチュエーションスケッチ集
・「ゼンタイ」で語られた"何にでもないもの"への憧れと日常生活のむなしさが次作の「恋
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.3

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・2035年の未来から世界を滅ぼす細菌の調査のために1996年にタイムスリップしてきたコール(ブルースウィリス)が空港で原因を突き止めたところを子供の頃の自分に見られる話
・2015年に作られたテレビ
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黒執事(2013年製作の映画)

1.8

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・まるで彫刻みたいな水嶋ヒロは腹黒い執事、剛力がぼくっ子、山本三月は眼鏡をはずすと最強、優香のわざとかと思うほど白々しい嘘芝居

スクリーンで観る高座・シネマ落語&ドキュメンタリー「映画 立川談志」(2012年製作の映画)

3.4

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・本人のインタビューと晩年の落語「やかん」と「芝浜」の2編を収録、ナレーションは柄本明
・談志が事あるごとに発していた「イリュージョン」の本意を掴むためにもっと談志の落語をみたくなった
・とくに「やか
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アウェイク(2007年製作の映画)

3.0

・手術中に体は動かないのに痛みは感じる最悪の状態「術中覚醒」で明らかになる裏切り者たちの殺害計画
・真相がわかると主人公のクレイトンが不憫すぎる
・アイディア1発のサスペンスなので中編くらいの尺だった
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13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)

3.5

・前回の続きから三度キャンプに訪れた若者をひとりずつ殺害していくホッケーマスク初登場のジェイソン
・今回が殺しのテンポといい見せ方の多岐や怖さや仕返しのスッキリさなどバランスのとれた優れたエンタメ作品
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アフター・ザ・レイン(2007年製作の映画)

2.1

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・アメリカの大学に通う勉強熱心で真面目な中国出身の学生が、教授に才能の芽を摘まれて自暴自棄になって事件を起こすようになるまで
・原題は宇宙用語で暗黒物質を意味する「ダークマター」
・太極拳を披露したメ
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

2.5

・感染病の原因を突き止めて蔓延を防げ
・若きモーガンフリーマン、ダスティンホフマン、ケビンスペイシーらがいきいき
・ストーリーはご都合主義の連続だが、エンタメとして割りきればそこそこ楽しめる

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

2.4

・四人のおじいちゃんたちが宇宙へゴー
・大味なストーリー展開だがまあ楽しく見れた

墨攻(2006年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

・墨家の教え「不攻」「兼愛」のもと籠城作戦を取る戦いを教える革離
・思っていたより地味な印象
・取って付けたような恋愛要素は本当に必要か

駅馬車(1939年製作の映画)

3.5

・馬を6~7頭引き連れて馬車をひいて村から村へ人々を運ぶ電車の役割だった駅馬車
・酒好きの医者、賭博者、身重の女、保安官など個性豊かな乗客の中、脱獄囚のリンゴキッドまで乗り込んで馬車は進む
・見所はさ
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・家族にまつわる騒動記
・横スクロールで絵本みたいに映す手法はこのときもあった
・劇中出てくるチャプター画面がおしゃれ
・人物配置が個性的で監督らしさが出てた

ひきこさん VS 貞子(2015年製作の映画)

1.6

・とりあえずリングの貞子とは違う人物
・BGM垂れ流しはきつい
・冒頭のいじめシーンと催眠術がどうこうのお色気ギャグシーンの高低差ありすぎてついていけなかった

ひきこさん VS 口裂け女(2011年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

・森の中でひきこと口裂け女が生身で格闘する画には不思議な味わいがあった
・あと女の子の脚とパンチラがやたら多い
・あの「デュクシ」みたいなやっすいSEの音はどうにかならなかったのか

うなぎ(1997年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・妻の浮気を目撃し殺害した役所広司が出社後に理髪店を始めて友達のうなぎを手放すことになるまでの日々
・役所広司と同じ刑務所仲間の柄本明がまるで一人の人間の裏表の関係に写った
・周りにいい人が居すぎだっ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

2.8

・名もなき者たちがデススターの設計図を盗み出す決死の戦いを経てep.4冒頭に繋がるまでのスピンオフ作品
・キャラクターたちのチーム感が薄かったのは残念だが、これだけの映像美で魅せてくれる終盤の怒濤の宇
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刑事マルティン・ベック(1976年製作の映画)

3.0

・ノリが太陽に吠えろ!のような70年代スウェーデンの刑事ドラマ
・捜査中にサウナにいったり、張り切って現場の前線に行ってすぐさま胸を撃たれたり
・太っちょデカ長のマルティンベックが次第に石原裕次郎に見
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無防備都市(1945年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

・ドイツ占領下のイタリアローマでの神父の姿を中心にそれにまつわる将校や兵士、子供たちの生きざまをリアルに映し出す
・画面の繋がりやカットごとに違う音質など逆にリアルがあって、作り手の伝えたい強い想いが
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クズとブスとゲス(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

・働かない明るい筋肉バカの「クズ」と薬を飲まされ風俗に売られる「ブス」と人として何かが欠落した「ゲス」の3人を取り巻くかなりダウナーな世界を描く
・ゲス役の奥田庸介が監督脚本を兼ねてるとあとで知り驚い
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ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー(2011年製作の映画)

1.9

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・二人の売春をする女子大生を取材する女性記者のはなし

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.0

・ピクサーがアニメで動物をCGで作り出したときに感じたホンモノ感が、今回のディズニー実写作品でよりアップデートして出された印象
・キャラクターはいつものディズニーの喋る動物たちが実写で、それも子供との
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ボッカチオ'70(1962年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・職場では内緒の夫婦が上司からのアプローチに四苦八苦するモニチェリ監督の「レンツォとルチアーナ」、堅物の博士が家の前の巨大な女優の看板を非難する内に惹かれていくフェリーニ監督の「アントニオ博士の誘惑」>>続きを読む