素人さんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

些か怪獣たちの茶目っ気が過ぎるご様子でしたが、モンスターバースが抱える"人間ドラマが薄い"という課題を"怪獣にドラマを担当させる"という妙技で解決して見せたのはあっぱれです。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

教官のリンゴに毒を盛って後悔する
不倫相手を自殺させて後悔する
不用意に軍人を煽った報復を受ける
失われる人命を顧みずにマンハッタン計画を遂行していまう
…といった"思慮深さの欠如"と、
傷付けた相手
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

終始一貫して「人を騙すこと」を徹底した作りなので、次はどう転ばせてくれるのか…!と楽しんで鑑賞できました。
荒唐無稽なアクションも心地よいのですが、終盤の発煙筒のシーンだけ少し油っこかったな…という印
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

SFアクションとしては普通に面白かったと思います。MARVELがファンに求められる水準が高く、"アクションヒーローの活躍"がない事を惜しむ声もありそうですが、個人的にはこれも悪くは無い…かなって感じで>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

不愉快な映像が続く3時間であり、間違いなく誰にも勧める気にならない作品ではあります。が、確実に私に刺さる部分があるセラピー体験であったことも事実です。アリ・アスター監督が自分に味方してくれた温かみを感>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

前半:バイオ系のホラゲの初見プレイ
後半:人の実況プレイ動画を観た後のサクサクプレイ
…のような味変を楽しんで鑑賞しました

終盤でしっかり落とすべき落とし方をするので、最近の和ホラーに足りないオチの
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

1つの物語を複数視点から捉える構造のミステリー映画です。観客に謎解きをさせる様な造りではないものの、登場人物の思想が根っこから異なるからこその重層感が感じられます。和製ノワールでしか賞味できないカビ臭>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

ワンアイデアな作品でしたが、60分の中に見所と工夫がギュっと詰まっているので一見の価値大アリです。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

「自分がその空間にいても違和感が無さそうな平和な日本の日常」の中で描かれている殺人事件が一番怖いですね…。詳しくはネタバレになるので控えますが、主人公が榛村に絡め取られている感じが非常に息苦しかったで>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

悪趣味コメディとして鑑賞する分には面白いです。
が…過激派活動家の存在が本作の様なカウンターを生み出しているのには違いないですし、本作のヴィーガンの多くが厭味ったらしい性格に描かれているからこそヴィー
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

殺し屋主人公の胸の内が赤裸々に吐露される一人称映画の様に見えて、逆に主人公を客観的に傍観しているような気分になる不思議な映画です。淡々としたモノローグ中心かと思いきや、中盤から怒涛のKILL稼ぎが始ま>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

映画を語る映画は幾らあってもよいですね。幾分強烈過ぎる味付けがされていたのも映画文化史への愛があってのことでしょう。
多くの方が触れていますが、劇伴も素晴らしいです。

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

不評と聞いていましたが、全然そんなことなかったです。確かにストーリーの大筋に新鮮さがある訳ではありませんが、兄弟漫才のロードムービー的な楽しさがありました。中村悠一兄貴のオームがイケボすぎる。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

決して退屈はしなかったのですが、オチがそこまで強くなく、膝を打つことが出来ませんでした。
登場人物の性格が揃いも揃って歪んでいるのも微妙にノイズになってしまうのも惜しいところ。もちろんそれがキャラクタ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

明確なストーリーがある訳ではなく、別にどの登場人物/エピソードが刺さったという訳でもないのですが、得も言われぬ読了感に包まれる不思議な映像体験でした。異なる世界で生きている人達を繋ぐことができる才能っ>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.5

ゴースト側の設定はほぼ忘れてましたが、シリーズの仕切り直しと過去作との繋ぎ合わせがしっかり出来ていたので良かったのではないでしょうか。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

最高にカッコいい安藤サクラを2時間あまり鑑賞できてお腹いっぱいです。
逃走劇にも群像劇にも会話劇にも分類しきれない脚本構成も新感覚で面白い。

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

テンポ良く話が進み、ゴースト退治の見せ場も多いので飽きずに鑑賞できました。サイリウム強めの最終戦もVFXに統一感があって良かったですね。元々は前2作の続編が立ち行かなくなったが故のリブートという立ち位>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.5

2023年映画納めはこの一本!
映画納めにも映画初めにも向いていない
本作ですが、席はそこそこ埋まってて笑いました。今年も映画館に感謝の言葉を…🙏🏻
皆さま良いお年をお迎え下さい

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

設定・恐怖演出・ストーリーの全てに優れたホラー映画でした。年の瀬に見れて大満足です。

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