めざましさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977年製作の映画)

3.8

男はつらいよ20作目。若い頃の大竹しのぶと中村雅俊を見ることができる。勘違いからの失恋からのガス自殺未遂でとら屋の二階が吹き飛ぶのは衝撃的だがおもしろい。

宇宙大戦争(1959年製作の映画)

3.7

地球防衛軍の姉妹作品として製作された映画。月に宇宙人が拠点を構え、地球侵略を行うストーリーとなっている。円盤との銃撃戦は迫力があるが、いささかノーコン気味に感じる。

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.7

平田昭彦、志村喬、河内桃子とゴジラの時のキャストが何人か出演しているのが個人的に嬉しい作品。宇宙人の喋り方のイメージを作り上げた作品でもあり、後世に与えた影響は大きい。登場する掘削ロボットのモゲラは活>>続きを読む

伊豆の踊子(1974年製作の映画)

3.8

川端康成原作の小説を山口百恵が主演を務める形で映像化された作品。この映画がきっかけで三浦友和と知り合い、後にゴールデンコンビと呼ばれ、結婚することとなった。15歳の山口百恵が美しくスクリーンに映し出さ>>続きを読む

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.8

前作の魔人ドラキュラの成功から製作されたホラー映画。今日あるフランケンシュタイン像を作り上げた作品であり、前作のドラキュラがスローペースであったのと対照に、アップテンポで展開が進み、よくできた作品とな>>続きを読む

魔人ドラキュラ(1931年製作の映画)

3.8

原作の小説「吸血鬼ドラキュラ」を実写化した作品。現在でも広く知られている吸血鬼のイメージを最初に作り上げた作品。ベラ・ルゴシの演じるドラキュラは堂々とした威厳ある佇まいをしており、魅力的である。

吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

3.4

吸血鬼を映画化した最初の作品。原作の「吸血鬼ドラキュラ」の版権が取れなかったのでタイトルと登場人物の名前を変更し、製作された。吸血鬼の風貌はおどろおどろしい雰囲気となっており、いかにも人外だというのが>>続きを読む

スーパーの女(1996年製作の映画)

4.5

伊丹十三作品。経営がうまくいかないスーパー「正直屋」を軌道に乗らせるために主人公の花子を中心に登場人物達がだんだんと一致団結していく様は痛快!観ていて楽しくなるし勉強になる映画である。登場人物が皆、個>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

4.2

伊丹十三作品。誰もが生きているうえで必ずおこなわなければならない行為、食事に焦点を当てて描かれた映画。夫に先立たれて経営がうまくいかないラーメン屋の立て直しに翻弄する主人公達とそれを中心に一つの街で起>>続きを読む

影武者(1980年製作の映画)

4.0

黒澤明監督作品。武田信玄を中心とする武田家と、信玄の影武者を演じる男を中心に描かれている。合戦のシーンは迫力もあり見応え満点。史実に忠実だが、勝頼をとことん無能に描いている。武田信玄に魅力を感じ、最期>>続きを読む

ロスト・ワールド(1925年製作の映画)

3.7

ストップモーション技法を使って製作された元祖怪獣特撮映画。ウィリスオブライエンの技術が非常にリアルな恐竜の動きを1925年の世界に実現させている。後のキングコングに続いたり、円谷英二に影響を与えてゴジ>>続きを読む

大菩薩峠 完結篇(1961年製作の映画)

4.0

大映版大菩薩峠三部作の第三部。前作で盲目になるというハンデを負った龍之助だが、むしろ盲目になってからの方が強いように思えてくる。ラストの展開も原作が未完のため結局、決着がつかず、龍之助がどうなったのか>>続きを読む

大菩薩峠 竜神の巻(1960年製作の映画)

3.8

大映版大菩薩峠三部作の第二部。第一部でいいところで終わり、その続きからと思ったが既に物語が進んでおり、前作のラストの一騎討ちの結果は口頭で述べられているのみである。登場人物の行き違いや複雑な愛などが入>>続きを読む

大菩薩峠(1960年製作の映画)

4.0

数多くの会社に映画化された小説大菩薩峠の大映版。主演の伝説の俳優、市川雷蔵の雰囲気が素晴らしい。大人の色気を感じるほどに悪役ながらに美しい。殺陣も美しく、思わず見惚れてしまう。三部作なので、非常にいい>>続きを読む

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

2.8

大映ガメラ2作目。ガメラの新たな新怪獣としてバルゴンが出現。周りを凍らせて、毒を降らす虹を出すなど多彩な攻撃方法を持つが、肝心な怪獣対決が地味。むしろ人間ドラマの方がメインとなっている。ガメラとバルゴ>>続きを読む

大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.5

東宝の大怪獣ゴジラの公開から11年後に大映が送り出した大怪獣。ゴジラに影響されて各映画会社が怪獣映画を制作した中、ガメラは成功した作品と言える。子供の味方という設定はあるが、破壊活動の方が目立つのであ>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

3.9

東宝特撮の変身人間シリーズ番外編。7人の男女がヨットクルーズ中に遭難し、無人島に漂流する。徐々に仲間内に亀裂が入り、一人また一人と姿を消していくホラー映画。元々キノコが苦手なため、マタンゴに感じる嫌悪>>続きを読む

ガス人間第1号(1960年製作の映画)

3.9

東宝特撮の変身人間シリーズ第三弾。航空自衛隊志願の青年が騙まされてガス人間の体を手に入れたが、不器用な愛のためにその能力を悪用し、大混乱を巻き起こす。一人の女性のためにここまで悪役になれるのもすごいも>>続きを読む

電送人間(1960年製作の映画)

3.8

東宝特撮の変身人間シリーズ第二弾。戦時中の裏切り行為により命を落としかけた兵士が神出鬼没の連続殺人犯となり裏切った男たちに復讐する物語。液体人間に引き続き、平田昭彦が別キャラではあるが刑事役で出演して>>続きを読む

美女と液体人間(1958年製作の映画)

3.8

東宝特撮の変身人間シリーズ第一弾。水爆の影響で誕生した液体人間。触れるだけで同化してアウトというとんでもない能力に加え、若干ではあるが人間だった頃の記憶や習性を無意識に覚えており、それに沿って無差別に>>続きを読む

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.5

松本清張原作の映画。61年版と比べると時代設定や途中展開などは原作に忠実だが、本多の殺され方や、ラストの展開などに若干の違いがある。主題歌の中島みゆきの歌声が妙に頭に残る作品。

スチュアート・リトル2(2002年製作の映画)

3.8

スチュアートリトル2作目。前作から数年経ち、妹が誕生している。今度は小鳥のマーサとそれを追うファルコンが登場する。猫のスノーベルはなんだか不憫だがいいキャラをしている。

スチュアート・リトル(1999年製作の映画)

3.8

幼少時に家族で見た映画。リトル家が養子に迎えた子どもは喋るネズミだったという話だが、最初は兄もなかなか馴染めずに冷たくしていたが、だんだん打ち解けていくのは見ていて心温まる。

悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)

3.5

東映版金田一耕助作品。原作と話の流れは概ね一緒だが、所々細かい点や人物設定、そして犯人設定に原作との相違点が見られる。西田敏行の演じる金田一はそれまでの金田一像とは一風違った新しいキャラクターとなって>>続きを読む

醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)

4.0

黒澤明監督作品。行き過ぎたジャーナリストやマスコミに対する怒りが描かれている。出てくる登場人物がみんな人間臭い。どの時代もマスコミは変わらない物だと感じた。

黒い家(1999年製作の映画)

4.5

ジャパニーズサイコホラーの傑作。本当に怖いのは幽霊ではなく、人間だというのが身に染みる映画。大竹しのぶの怪演がよりリアルな恐怖を生んでいる。関わったらダメな人間に襲われる恐怖は幽霊のソレより現実的で、>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.8

黒澤明監督の名作。用心棒の続編になる作品。重厚な世界観に思わず引き込まれてしまう。志村喬が悪役を演じるのは珍しい。ラストの三船敏郎と仲代達矢の一騎討ちは息を呑み込んでしまうほど緊張感が漂っている。

魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE(2004年製作の映画)

3.8

ただでさえ難しい実写化映画の中で、ギャグ漫画というさらに難易度の高い実写化を成功させた作品。チープでシュールで下らない造りだが、まったくもって原作通り。実写化のクオリティは原作特有の謎の気怠さを感じさ>>続きを読む

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

1.9

もうなんか色んな意味ですごい映画。ここまで来るともう、一周回って評価に困る。ドラゴンボールってタイトルを綺麗さっぱり忘れて、頭カラッポにしてみたほうが幾分、楽な気がする。製作陣や監督は原作読んだのかな>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007年製作の映画)

3.8

シロの初主演映画。敵キャラも魅力的な作品で野原家の絆も深く描かれているので満足度の高い作りである。

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006年製作の映画)

3.8

前半が恐ろしく完成度が高いホラー展開のため、トラウマものである。一転して後半の展開は安心して観れる。風間くんのお母さんのシーンやデパートのシーンなど印象に残る怖いシーンが多い。

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005年製作の映画)

3.6

全力でバカをやっている、クレしんらしい映画。ちょいちょい入るネタは思わず笑ってしまう。ゲストに羽田陽区が出ているが割とすぐ出番は終わる。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

4.2

クレヨン映画でも評価が高い作品。最後のオチは切ないが色々感慨深いものがある。主題歌の「○あげよう」は今聴くと刺さるものがある。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

4.0

前回と一転して、ギャグ全開の路線を行った作品。指名手配となり周りの人間から追われてしまう図式は怖いが、物語の流れや劇画シーンなど笑いどころはたくさんある。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.0

クレヨン映画でもテーマが重い作品。明確に死者が描かれていてシリーズきってにラストが悲しい。原恵一が監督を務めた最後のクレヨン映画。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

3.9

サルの軍団が異様に怖い作品。カスカベ防衛隊が力を合わせてジャングルを冒険するシーンはワクワクする。しんのすけがひまわりをしっかり守ってる所もポイント。