skskさんの映画レビュー・感想・評価

sksk

sksk

映画(422)
ドラマ(1)
アニメ(0)

Here(2023年製作の映画)

-

あ、やっぱり私この監督すきですね!って確信。行き止まりのような日常にひと匙の希望。終わり方しゃれてるなー。若い監督のようなのになぜに4:3なんだろ?っておもってたら、16mmフィルムで撮ってるのね。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

-

きびしくてやさしい。ブリュッセルの冬の夜なんてきっと凍えるほど寒いね。その夜をハディージャとただいっしょに歩いたよ。極小のロードムービー、すきです。

オスカー・ピーターソン/オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児(2020年製作の映画)

-

ひなたの匂いがするJAZZだ…この明るさはもともと持ってる本人の気質なんだろね。カナダの英雄ですので、健全なつくりのドキュメンタリーでした。せっかくだから音響の良い映画館で浴びるように観た方がいいね。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

-

静かで熱くて誠実な映画。ドロドロに疲れた1週間の終わりに観たのでうとうとしちゃうかもなーとおもったのだけど、物語にひきこむ力がつよくて169分しっかり追いかけた。フィルム映画へのラブレターのようでもあ>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

ボーのおそれをすべてつなげてパッチワークにしてみました!いかがです?すてきでしょう!というのを、3時間近く見せつけられる。といっても抜群に映画がうまいので、あれよあれよという間にすごいとこに連れてかれ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

うつくしい悪夢をみたよな心地。ずっとうっすらつらいので、お洋服のかわいさを拠り所にした。お洋服ぐらいかわいくなきゃやってらんないよなぁ!

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

-

ゴールデンカムイの実写映画化なんて、ぜったいにおもしろくできるばずがない!とおもうじゃない?おもった。しっかりおもしろかったよ。インド映画みたいだった…!すばらしいことだね。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

-

原作と比べてここが不満!みたいなことは一切ないにもかかわらず、なーんかハートをノックしなかった。隣の席のお嬢さんは思い切り泣いたり笑ったりしてたので、たんに私が対象外だったんだろなー。

ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

-

ムーミンシリーズはこういう質感で観たい!の理想系でした。ムーミンパパ、蛮勇でかっこいいねえ。

枯れ葉(2023年製作の映画)

-

すきな映画。居心地のいい映画。だめなひとがおおまじめに取り組む恋の話はいつだってかわいい。観終わっても豊かな余韻が続く。

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

-

やべー映画を観に来てしまったな…とおもいきや、主題はとてもシンプルだった。世界が鮮やかに反転する瞬間が何度かあって、そこを鮮烈に描くためにだらだらしてるんだな。劇中に大きく横たわる死について、考えてい>>続きを読む

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

-

カサヴェテスの映画、いたたまれなさの見本市なので観るのに体力が必要な気がするんだけど、今作はおもったよりへんてこでつるりと観れた。あやうい女の人演じたら天下一品すね、ジーナ・ローランズ。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

-

初見なのでお手柔らかに…とおもったけど、ぜんぜん手加減してくれない。容赦ない。蝶衣に感情移入して観てたからしんどくてしゃあなかったけど、その幕引きには納得しかない。そうなるしかない。激動の時代に光る圧>>続きを読む

古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

5.0

ああ、こういうのんめっちゃすきです…!1年分の美を83分でぜんぶ摂取したよなきぶん。3つのお話どれもすてきだけど、さいごのオスマン・トルコ帝国がとみにすきかな。揚げ菓子がとってもおいしそうなので。じゅ>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

-

『1秒先の彼女』にあった疾走感は鳴りを潜め、かわりにまろやかさがでたかんじ。作家性の違いがでてて、おもろいね。夏の暑い日にみた一瞬の夢みたいだった。

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

-

とってもいい映画だった。すきな映画。呼吸のあう映画。こんなんみせられたら「手仕事のよさ」なんて言葉はもう軽々しく使えなくなっちゃうね…そこには途方もない時間、人生そのものがのっかってるのだから。日々を>>続きを読む

青春弑恋/テロライザーズ(2021年製作の映画)

-

扱ってる題材が生々しいけどさほど抵抗感なく観れるのはみせかたがうまいからなんだろな。画づくりも詩的ですてき。「あ、この2人はぜったいだいじょうぶだ!」って終わり方もすき。

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

-

聖なるものと俗なものが同時にあるような映画。輝くばかりの美がどんなものの上に成立してるのかちゃんと描いたとて、それでもやっぱり貴女はうつくしい。
小品ながらウォン・カーウァイの美で満ち満ちていて目が幸
>>続きを読む

郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

-

ふしぎなてざわりの映画だなー。過去が堂々と今目の前を横切る。すきな不穏でした。

ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

-

へんてこな映画がだいこうぶつなので、そりゃあすきだよ。街が主役のようでもあるね。ゆっくり時間が流れてて、光と影がうつくしかった。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

-

ちさととまひろがおもしろだらだらしてるだけで100万点つけてしまうんだけど、前作の方がこのみです。でもツーってそういうもんだからなー。ちびっこが親御さんと観にきてたのでなんだか感慨深かった。そういう映>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

おもわず走り出したくなるような映画。すばらしかったです。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

トンデモおもしろ映画。はじめてみる乗り物に乗せられていきなりトップスピードで走り出し、ワーワーやってるうちに滂沱の涙を流しているという…なんだろなこれ。映画4、5本分のおもしろを内包してるので、余裕あ>>続きを読む

大恋愛(1969年製作の映画)

-

やっぱりピエール・エテックスって、イマジネーションのひとなんだなー。すてきな夢をみせてもらいました。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

-

日本最終上映にすべりこんでスクリーンで鑑賞。観た人に「どうだった?」って聞くとみんな「ごにょごにょ…」って感想なのが気になっていたのだ。映画館で観ると「ごにょごにょ…」って空気のまま、みな散り散りに現>>続きを読む

オマージュ(2021年製作の映画)

-

いい映画だったー。じんわりあったかいものを連れて帰れるけど、それだけではないよね。予告よりずっと、おんなのひとの仕事と生活についての映画。あなたと私についての映画。

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

-

思いこんだら一直線!に恋するお話がだいすきなので、にこにこ見守る。『ヨーヨー』観たあとだと、ここでもサーカス愛が炸裂してるのがよくわかる。ピエール・エテックス、手がとてもきれい。

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

-

オムニバスだいすきだからうれしいな。CM家族パートがとみにすき。

ヨーヨー(1965年製作の映画)

5.0

オープニングの時点であ、これぜったいすきなやつだ…!と確信。イメージの連鎖に弱いので。「ああ今、ここで終わってくれたらいいのにな…!」ってとこで終わります。ブラボー!

>|