skskさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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エレファント・マン(1980年製作の映画)

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ジョン・メリック氏に100%感情移入して観たからしんどくてしゃあなかった。物語の行き着く先を考えたとき答えがひとつしかなくて、そうならないでほしいって祈るような気持ちで最後まで観た。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

5.0

はちゃめちゃおもしろかった…!映画館で観てないくやしさかみしめてる。
おんなのひとがウルトラ格好いいと、こんなにも胸躍る。めいめいじぶんのちからを発揮する。その心地よさ。あと、衣装替えが多いのもだいす
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コロンバス(2017年製作の映画)

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建築が人を救うこと、あるだろうね。形や色に救われること、ぜんぜんあるもんな。モダニズム建築になにをのせる?ってときにいちばんちいさな家族の話をのせるセンス、すきだな。一歩踏み出すまでのお話。もしくはも>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

積み重ねた日常がなによりつよい魔法である、みたいな。観ている人にもわけてもらえる魔法みたいな。永瀬正敏かんぜんに天使だったね。頼りない天使。ジャパニーズスタイルの天使。

NO SMOKING(2019年製作の映画)

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ご本人と振り返る細野晴臣史。nep制作のドキュメンタリーみたいだな…っておもいながら観てたらまんまnep制作でしたとさ。遊び心のある構成。かろやかでよかったな。

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

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大人が全力でいい仕事して子どもに向けてつくった映画。こういう劇場用アニメまだつくれるんだなー。マッドハウスは子どもに向けてつくるのをあきらめなかったんだなって、うれしくなっちゃった。

バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

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完全版で追加されてるシーンは、なるほどなくてもぜんぜん困らないな…ってとこだったね。いやー、でもやっぱりしっかりおもしろかった。予告映像で「やだ、続きもぜったい観なきゃ…!」っておもったけど、3日前に>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

5.0

1度目は物語に翻弄されてるうちにあっという間に終わってしまったので、同じ轍は踏まないぞ…!と強い気持ちで臨むも、完敗です…あー、おもしろかった!

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

5.0

はー、大満足。日本で公開されるインド映画にハズレはないのでは?たしかに長い!でもそれはぜんぶのせだからしかたないのだ。おおまじめに家族のはなしだった。歌って踊って万事解決!

タクシードライバー(1976年製作の映画)

5.0

ずっと観たくてスクリーンでかかるのを待ってた…んだけど、なんだこれとんでもないなー!すごいものを観てしまった。こころがまだ現実に帰ってきてないもの。

夜のネオンは蠱惑的にうつくしく、街が主役のようで
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つつんで、ひらいて(2019年製作の映画)

5.0

興味のあるジャンルということをわきに置いても、撮ってる人の映像に対するセンスがはちゃめちゃによい。こんなに呼吸があうドキュメンタリーはじめてだな…!
水戸部功パートがとってもよい。敬意も愛ももちろんあ
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音楽(2019年製作の映画)

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ふふ、すきだな。
その場面を表現するのにいちばん適した手法がとられるので「そうだよね、アニメも音楽も、もともと自由なものなんだよねー」って、うれしくなっちゃう。よくぞ完成させて大きなスクリーンで観せて
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

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人力ストップモーションの時点で「あっハイ、すきです」ってなっちゃう。作為の極みみたいな映画。ストーリーは観た人によって変わる気がするけど、お洋服の色で読み解けるね。しかし主役はホテルだったなー。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

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「しりたい」からはじまるきもちってだいじだな。すべての人にひらかれた場所を維持するためのちからの在り方。伝えたいことのきらめき。私は今、いろんな人の人生をみているなって、なんどもおもった。あたりまえだ>>続きを読む

ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる(2019年製作の映画)

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ユーリ・ノルシュテインと巡るサンクトペテルブルクの旅のようでもあるな。ロシア文学の旅でもあるし。
アイディアの数々と制作過程をたっぷりみせてくれるのはうれしいけど、編集がけっこうきびしい…通訳の声を消
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

5.0

さ…さいこう。イマジネーションで息の根を止めてくれるアニメが、ずっと観たかったのだ。
機会があればかならず映画館で観ます。

ビッチハグ(2012年製作の映画)

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ヒリヒリ痛く、キラキラとまばゆい映画。物語の始まりと終わりでまったく別の顔になってるのって、映画の醍醐味だよなー。ニューヨーク!ニューヨーク!と焦がれつつも、スウェーデンのすばらしさで胸いっぱいになる>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

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お恥ずかしながらの初スコセッシ。絵づくりがうまいというよれこれは…映画がうまい…!時間と空間の取り扱いがひたすらうまいぞ…!
ただ、内容がザ・アメリカ裏社会なので、なにひとつ明るくない。どれだけ権力が
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

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かんぺきな赤黒白の世界で描かれる罪と赦しの映画…ってのは、もちろんそうなんだけど、はじめて友達が遊びにきた中学男子みたいな映画でもあるな。ハイパーチャーミングだった。なにより観終わった時のこころのあり>>続きを読む

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

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どこを切ってもうつくしいんだけど、そのうつくしさは女の人の哀しみの上に成立してるから、ずっとどっかつらい。行き場がない、出口がない。ゴーギャンが描いたタヒチの絵のようでもあるな。かんぺきな楽園。でもそ>>続きを読む

盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

5.0

メッタメタのギッタギタにおもしろかった…!なんだこれ…!
我がつよいひとしかでてこないからお話の転がり方に予想がつかない。その心地よさよ。荒唐無稽で力にあふれていて観終わったらお肌つやつやになってた。
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アンナ(1966年製作の映画)

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へんてこ映画どんとこい!だからたいそう愉快に観られたけど、正統派ラブストーリー(ミュージカル)期待してきた人の反応やいかに…。音楽:ゲンズブールって時点で察して!

ジョアン・ジルベルトを探して(2018年製作の映画)

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ジョアン・ジルベルトとはいったいなんなんだろう?語る人によってぐにゃぐにゃとその姿が変わる…まるで鵺だな…。私だったらかかわりたくないけど…といいつつ、東京公演はちゃっかり行った。ので、彼は幻ではない>>続きを読む

聖なる泉の少女(2017年製作の映画)

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絵画のような映画。室内の陰影がフェルメールみたい。絵画だからBGMはおろか台詞だって必要最低限。でもちゃんとなにがおこってるかわかるし、なによりひとつひとつのシーンがバシッ!と決まった心地よさだった。>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

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珠玉のポップソングとともにお送りするエルトン・ジョンの地獄巡り!ってかんじやった…行けども行けども地獄。本当に欲しいものだけ手に入らない地獄。さて、私は私の地獄を生きるぞ。

細い目(2004年製作の映画)

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『タレンタイム』がすばらしかったから、じゃあほかはどうなんだろ?って気になって観てみたら、ヤスミンの描きたいことはたったひとつなんだなーって。やさしいあじわい時々ビター。
色彩が明るく、みずみずしい。
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

5.0

はー、とってもいい映画だったなあ…!やさしくていねいに寄り添い、とびきり格好良い終わり方をする。
観終わった瞬間、となりのことむきあって目と目で通じ合った瞬間までふくめて映画だな。最高の時間だったな。

KESARI ケサリ 21人の勇者たち(2019年製作の映画)

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バイオレンスにがてだから、どうかなー?っておっかなびっくりだったんだけど、とてもいい映画だった。
誇りある死の先にあるものもちゃんと描くのがいいな。お父さんにあげるためにみがいていた靴がどうなったのか
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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ぼくがかんがえたさいこうのハリウッド史!ってかんじの映画。
実際に起こった事件をもとにつくられた映画を観たときにいつもかんじるもやもやが、この映画にかんしてはいっさいない。フィクションの魔法。映画にお
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クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018年製作の映画)

5.0

ハイパーチャーミングな映画。私はうそばかしがだいすきなので、飲み干すように観たよ。夏だからたのしい気分になりたいな…っておもって観たら、すきなものぜんぶのせみたいな映画でした。2時間で巡る世界旅行!っ>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

5.0

すばらしかった…!2019年の夏、一本だけ映画を観るならこれ。なんべんも観たくなっちゃうとはおもうけどね。

メランコリック(2018年製作の映画)

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こわい映画にがてだからおっかなびっくりだったんだけど、良質な青春映画だった。文法が青年漫画みたいだからこわくないんだなー。すごくおもしろい読み切り漫画(デビュー作)をみつけて、「この人に連載させて…!>>続きを読む

アヤクーチョの唱と秩父の山/アヤクーチョの唄と秩父の山(2019年製作の映画)

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ホンマタカシが撮った音楽ドキュメンタリーって時点であっハイ、観ます!ってなった。なんといってもドキュメンタリーは撮る人のまなざしがすべてだからね。音楽と歴史的背景、人々の営みがきゅっとおさまっててとっ>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

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いい映画だったなぁ…なんだこのへんてこなセンス。
子どものころかいだひとんちのにおいがあざやかによみがえるよな映画でした。そういうことって、めったにないからね。

未来のミライ(2018年製作の映画)

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なるほど、アニメーションのかたちをしたファミリーヒストリーなのね…。
私がこれまで観たアニメの中でいちばんおしゃれな家にお住まいでしたわ…くんちゃん。

プロメア(2019年製作の映画)

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うーん、2時間ってむずかしいよね…テレビシリーズでみたかったかな。堺雅人のベストアクトは今作で決定しました。