Mharaさんの映画レビュー・感想・評価

Mhara

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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

原作既読、特にTVアニメ版のファンという立場で視聴。

思った以上に良かった。
特に冴羽獠という最強の主人公の表現は予想以上で役者はもちろん演出の巧みさを感じられた。

最後は例の曲で締めるのだが個人
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

好きか嫌いかで言えば大好きなのだがゴジラ党としては「ケンカ友達のコングの映画にちょっと出ました👍」くらいの扱いなのが物足りない。
一方、コングは非常にチャーミング。
「キング」の名を冠するにふさわしい
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

フェラーリ派としては若干言いたいこともあるがエンツォが少ない出番ながらも良い扱いなので満足。

ケン・マイルズのキャラクター造形は、映画にも登場している息子の意見を元にしているのだろう。
彼にとってケ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

韓国社会の格差だけではなく東アジアの国際情勢も風刺している皮肉のきいた良作

RRR(2022年製作の映画)

4.0

長い映画だが退屈な時間がまったくない
ひたすらに面白い映画

…なのだがイギリス人のキャラクターの扱いには疑問もある
ジェニーは本当にあれで良かったの?

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.9

1を知らずに鑑賞したこともあり自分にとって「ターミネーター」といえばこれ
父親を知らないジョンに父性の存在を身を以て教えるT-800は最高にカッコいい。

コマンドー ディレクターズ・カット版(1985年製作の映画)

4.8

すべてのセリフが名台詞
すべてのシーンが名シーン

なんの予備知識も必要なく毎回笑って見れる最高にして究極の作品

i ai(2022年製作の映画)

3.0

この映画の発する空気や熱が好きだ。

いわゆる綺麗な上手い映画ではないし、作り手もそれは狙っていない。
だが、本作はそれでいいのだろう。

キャスティングと劇中で使用される楽曲は素晴らしい。
特に本作
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フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

4.2

いわゆる「お仕事物アニメ」は数多くあるが、本作が個人的にはベスト。
主人公ら同期のキャラクターも良いし、劇中に登場する会社が正しく人材評価を行っているのも好印象。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

ポンポさんとジーンの恋愛関係ではない唯一無二の男女感が良かった。
クライマックスの編集の場面は胃液が出そうになるほど辛かったが、これこそ映画であり、あるいは人生だと感じる。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.0

主演をつとめた土屋太鳳が素晴らしい。
大人世代、子世代のキャラクター造形がよい。

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.9

原作の暗い救いがない雰囲気とは大幅に異なった作品で好印象。
キャラクター原案である絵本奈央によってコミカライズもされているがこちらも傑作。

劇場版アルゴナビス 流星のオブリガート(2021年製作の映画)

3.8

TVアニメ総集編映画の佳作。
アニメゲームは勿論、一切の情報を摂取せず、バンドリの男版であるという知識以外、何の予備知識もなく見たがかなり面白かった。

劇場アニメとして見るにはCGのレベルが低いのと
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劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(2021年製作の映画)

3.6

本映画に登場するオリジナルキャラクター、ミトが絶妙。
主人公のアスナにとって、最愛の人であるキリトにも、後に登場する無二の親友ユウキにもなれない感が良い。2人を連想させる属性は付与されているのがちょっ
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信虎(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんな戦国史オタク以外誰が見に行くんだよという映画をやってくれたことに戦国史オタクとして感謝。

柳沢吉保が幼い息子伊織に向けて、晩年の武田信虎の話をするという導入だが、劇中で柳沢吉保が誰なのかという
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.0

OVA「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編」の影響を大変に感じる。
かの傑作アニメーションには及ばないもののかなり頑張っている作品。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

雪代縁役の新田真剣佑が凄い。原作の縁のマッチョな肉体を見事に再現してみせている。
その他は原作にない瀬田宗次郎や巻町操の活躍が良い意味でサプライズ。
元となる原作が正直イマイチなので正直あまり面白くは
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

キャスティングやキャラクター設定はかなり良い。
沖田総司を演じた山田涼介や藤堂平助の金田哲は他の新撰組ものと比べてもかなり良いし、主人公土方歳三も原作に比べ現在の研究結果に基づいた土方になっていて好印
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映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ(2021年製作の映画)

2.0

原作漫画はあらゆるサッカー漫画でも一番好きな作品。
原作の驚異的なサッカー描写と比べるとそこそこには頑張っているがあらゆる点で見劣りする。
エンドロール後のシーンは原作漫画にもあるが本作の品格を損ねる
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

1.6

エヴァンゲリオンとは

本来なら面白いエンタメ作品を作れるはずの監督が、途中まで面白い作品を作っていたにも関わらず、いきなり画面内に全裸の自分を登場させ自己顕示欲を発露した挙句に作品を滅茶苦茶にする
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主演のケイリー・スピーニーがとにかく凄い。
映画序盤の彼女は容姿、声、仕草から本当にミドルティーンの少女に見える。プレスリーとのベッドシーンは「この年齢の少女にこんな事…許されないだろ!」と焦りを覚え
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

さすがにピクサー作品だけあってクオリティは高いが、まったく楽しめない作品だった。

まずソウルたちが絵的に可愛くない。
ザー◯ンの怪物か何かに見えるビジュアルはもう少しなんとかならなかったのだろうか。
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

5.0

CGやSFXが悪いとは言わないが、人工の美になれた現代においては、本作の砂漠の自然な美しさは、とてつもなく美しく見える。
1960年の作品でありながら、現代的なストーリーも素晴らしい。
歴史的名作とは
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

『SLAM DUNK』の影響でバスケットボールを始めた人間としては本作は公開されただけで事件だ。
1990年代前半、漫画でバスケットボールを表現した井上雄彦が2022年にアニメ映画でバスケットボールを
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

『呪術廻戦』の知識を一切ない状態で鑑賞したが問題なく楽しめた。
乙骨の主人公ぶりもいいが、ちょっと出てくる京都校のメンバーが印象的。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.0

いわゆる旧作ファン接待のためだけに登場した旧作キャラの扱いはちょっとどうなの…と思わないでもないが、新世代のゴーストバスターズはかなり好きだ。
特にマッケンナ・グレイスは圧倒的な輝きを見せている。

BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!(2022年製作の映画)

3.5

終盤のライブシーンが良い。
特に最後に演奏される楽曲は演出も含めてシリーズのファンには必見だろう。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.4

主演の横浜流星と清原果耶がとにかく美しい。
2人を美しく撮ることを完遂した作品だ。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

私の祖父もシベリアに抑留され、その時の後遺症に帰国してからも苦しんだ人間のため、本作の内容は他人事ではなく我が事のように感じられた。
悪い作品ではないが、俳優の演技がオーバーかつ演出がくどいのが残念。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

『シン・ゴジラ』に対するあてつけのような作品に思えた。
冒頭のウルトラQオマージュは「シン・ゴジラ程度の脅威はこの程度のもんなんだぜ」と言ってるようにしか見えない。
登場する怪獣がネロンガ、ガボラなの
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劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

2.1

これで終わり?
シリーズの都合もあるのだろうが本作を一本の劇映画として見ると色々中途半端すぎる。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

2.0

元々はTVシリーズ「機動戦士ガンダム」で20分ほどのエピソードを劇場用映画にしたという経緯もあってか、展開が非常に鈍重だ。
ドアンの島にいる子供たちの数はいくらなんでも多すぎる。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

ポップなようでシビア。本作のバランス加減がたまらなく好きだ。

主人公2人は勿論、本作において敵役となる2人の兄弟の殺し屋が大好き。
主人公2人と彼らは出会い方が違えば、友人になれたかもしれない……そ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.1

本作は4人の主人公が存在するが、個人的には中井友望演じる作田詩織が圧倒的に刺さった。
青春の、甘さも苦さも後悔も、すべてが詰まっている。