Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

2.8

それほどミュージカルに抵抗があるわけではないけれど、何で歌ってるんだろうが終始頭から離れなかった。弱ってる伯母さんに高くて綺麗な声で歌われても、生活に困窮していると派手な格好で明るく歌われても、違和感>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.9

中学校から帰ってポストに入っていた夕刊を手に取り、その一面の「ウサマ・ビンラディン殺害」の文字が目に飛び込み記事を読んで、人を殺して正義とは平和とは、と感じたのを思い出した。マヤは最後に何を思ったのだ>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

好きなものに真っ直ぐなキラッキラした瞳って素敵だな。それを何よりも大切にするお母さんも素敵。ヤンキーたちもかわいい。見ていて温かで楽しかった。
男か女かは関係なく、こんな映画作ってもらえたさかなクンは
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

大事故物件。血が飛び散るのは苦手だが、ギリ大丈夫だった。
内容的にトーマシン・マッケンジーかわいいとか書きにくいので、サントラ良いとしておく。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.8

生きる意味、希望なんてあの世界で見出だせるのか。
日本が平和とかいう話ではなく、劇中でもあったようにこのような出来事を世界に伝え、国際的な圧力によって惨状を排除するしかない。収容されている側も協働で何
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.4

IMAXで再鑑賞。2011年10月22日に見たという記録が残っていて、完全版を含めると通算4,5回目の鑑賞。
3部作の中では戦闘シーン盛り沢山で一番気に入っている。冒頭のバルログ、ぶちギレるエント、5
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スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

3.9

2年ぶりの劇場インド映画。待ってたぜ、この濃さ。知は力なり。
燃えるケンブリッジの入学許可証までの流れと、「男を見る目」が特に良かった。実話を基にしたフィクションとのことで、命狙われる後半はフィクショ
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.8

辛い。誘拐に加担してしまった罪の意識に子へ注いだ愛情が圧勝してしまうという。その捻れは理解できなくもないが、捨て子という可能性が僅かでもあるのだから育ての親である私のものだという歪んだ理論を弁護士たて>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.9

IMAXで再鑑賞。2011年10月16日に見たという記録が残っていて、完全版を含めると通算4,5回目の鑑賞。
爆発音とか剣がガチャガチャぶつかる音、いろんなものがガラガラと崩れ落ちる音がIMAXだと迫
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.1

IMAX3Dで鑑賞。
依然として好きな作品であることに変わりはないし、劇場で見たのは初めてだけど、IMAX3Dで見ても最初にテレビで見たときの衝撃、それを踏まえた期待値を越えられなかったな。
もはや映
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御用金(1969年製作の映画)

3.8

いいね、ほんとに寒そうなのがいいね。
廃屋と雨と泥もなかなか迫力あるけれど、北上してゆくにつれ雨は雪に変わる。終盤は荒れる日本海、燃え盛る炎、深く積もった雪、その上にじわりと広がる鮮血と画面に映える映
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レインマン(1988年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

午前十時の映画祭。
トム・クルーズ演じるチャーリーがなかなかのクズなので中盤辺りまでは退屈だったが、あるモーテルの出来事、ラスベガスでのひとときと徐々に盛り上がっていった。
チャーリーがグレるのも仕方
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.1

ずいぶん長いことClip!にいたね。
素晴らしいポスターデザイン、上質な筆致、完璧な邦題。そして静かないちげきひっさつ。
「にんげんだもの」ということか。

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.9

「自分を動物に例えると何?」というくだらない就活の質問の答えを考えてみたあの日から、オタマジャクシになって自由に使える手足が生えてくるその感覚を、エラ呼吸から肺呼吸へ変わるその瞬間を、水中から陸上へと>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.9

手に汗握るカーアクションと銃でふざける子供たちや道端に転がる死体を違和感なく共存させるのはおそらく至難の業。軽くなりすぎることなく、伝えたいことは力強く伝えつつ、エンターテイメントにとどめる韓国映画の>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.3

想像以上にファンタジー。銀の龍の背に乗っちゃってる。ファンタビよりファンタビかもしれない。
母親は聡明という描かれ方のようだったけど、ゴツい腕輪ジャラジャラ着けてイキってる奴マトモな訳ないのに惹かれち
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恋は光(2022年製作の映画)

3.8

マンガっぽい台詞回しにちょっとぎょっとしましたが、最終的にはほとんど気にならなくなりました。
『恋は光』と最初から答えは提示されており、そんなこと分かっているつもりではおりますが、それでも興味深い胸キ
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞、長編アニメーション賞ノミネートってどういうことと気になり鑑賞。ある実在のアフガニスタン難民の過去の告白をアニメーションで描いたデンマークの作品。
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ゾーイ・カザンかわいい、ポール・ダノもかわいい。と思っていた甘々脳内お花畑な前半からじわりじわりと終盤ビターな展開に。しかし、辛くともラストは光を感じられて観客の期待を裏切らないのも嬉しい。だって見て>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの演出好き。
なんだかめちゃくちゃFランっぽい大学だな。でもあの感じでも講義に遅れる心配してるのちょっと尊敬できる。
終わると思っても終わらないの繰り返しもあって満足度高い。
みんな16回
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

3.2

母親とトラックの運ちゃん以外あまりろくな人物がいない。我ながら比較的真面目に浪人時代と学生時代を過ごしたので、きっと僕が通らなかった世界の雰囲気を瑞々しく描写しているのだろう。
関西人じゃないのに関西
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ジャック(1996年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

あったけぇよぉ。『地獄の黙示録』と同じ監督とは思えない。
がきんちょが本当にただ遊んでるだけに見えるので微笑ましい。ロビン・ウィリアムズ演じるジャックの目は少年のようにキラキラしてるし、家庭教師の先生
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.2

IMAX3Dで鑑賞。
前半はコレジャナイ感強めだったけど、後半はそうだよコレコレと大満足。水面下に身を潜めてやり過ごしたり、梯子を囲う格子が噛み潰されそうになったり。人間ドラマやストーリーを期待してい
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

久々に午前十時の映画祭にて再鑑賞。
もうベン・アフレック筆頭にNASAの職員まで間抜け面に見えてくるバカっぷりだけどね、ラストだけじゃなくその雰囲気とテンションとテンポ込みの作品であることに気づけた。
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ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.0

最後楽しそうでよかったけど、もう大きくなったからちょっとしんどかったな。
部活の最後の試合の前の1ヵ月間、週末飛行機片道2時間の距離往復して部活と共同研究を両立させた僕から言わせてみれば、あの高校みん
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

グロいの苦手なので、映倫のサイトにR15とあったら見てなかったけど、PG12だったから見てしまった。映倫に一言申したい気もするが、結果オーライな気もする。
どう繋がっていくのかなかなか分からなかった展
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

ギラギラしてた。中盤ちょっと眠かった。IMAXの爆音で見るべきだった気もする。
オースティン・バトラーによるエルヴィスの再現度エグい。トム・ハンクスにしては珍しい役柄で面白いし上手かったけど、やはり善
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アルピニスト(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マーク・アンドレ・ルクレール
命綱無し、グローブ無し。体の厚みほどの氷柱や脆い岩肌にアックスを引っかける。アイゼンの爪の先を目に見えないような凹凸に引っかける。時にはアックス掴むだけで脚ぶらぶらさせて
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.1

原作未読だが、きっと原作も脚色も優れているのだろう。
山へ向かう強靭な肉体と精神。自然の美しさと猛威。生と死の境。全てを擲ってでも頂を目指す理由。それらがアニメーションでも十分過ぎるほどに伝わってきた
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.9

先日札幌芸術の森美術館のピクサーのひみつ展に足を運んだ。「光の粒子を纏う」映像表現にチャレンジしたらしい。言われなきゃそんなところまで意識して見ない。他にも尖った映像表現があり、ピクサーの姿勢に感心。>>続きを読む

南の島のラブソング(2015年製作の映画)

3.0

lavaとlover。アニメにしては異常な木々と雲の再現度。

シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.0

傲らず落ち着いた家族思いのボクサー、かっこよすぎる。ちゃんとボロボロヘロヘロで超絶苦しそうな演技で一層応援したくなる。試合の展開だけでなく、彼が与えた希望が描かれているのもアツイ。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

食事しながら鑑賞しようと思ったけど、冒頭数十秒の字幕の情報量で諦めた。ちゃんと食べ終わってから見た。が、その情報量を処理しきれたかは微妙。それでも見ていてとても楽しい。
セットすごい。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.6

レオ様もジョニデも、スターは昔っからスターなんだな。キラキラしてる役じゃないのに違和感なくキラキラしている。
ジョニデはそりゃモテるし、レオ様の役者魂は10代にして圧巻。
涼しげな空気と温かな雰囲気を
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

みんなイケボ。
冒頭から訳分からなさ全開。分からないけど、どこかしっくりきて楽しめるという。情報量多くて逆に長く感じた。クライマックスだと思ったらまだ2/3ほど。
今晩は悪い夢を見そう。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.4

婚活スーパーハードモード。意味分からなくもない気がしないでもない。
この監督、見ていられないシーンを撮るのが天才的にうまい。痛みを連想させるシーンはもうちょっと少なめの方が好みだが。年に一度ぐらいこん
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