点心さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

点心

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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.7

 物理で戦うエクソシストよい。お父さんへの愛がまっすぐすぎるぜ。

ブラザー(2017年製作の映画)

3.3

 韓国の儒教の雰囲気ってこんな感じなのかな〜と思えるのが良いポイントかなあ。

 都会でエリート、トレジャーハンターなど好きに生きるキョウダイが父親の葬儀に出るため実家へ。実家はガチガチの旧家!

 
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.2

 実話ベースのフィクションなだけに辛い…。

 児童虐待ってもう全部が遅いよ…と思ってしまう。地域住民も通報とかしなかったのか…(実際の事件では通報してたけどそのたびに両親が反論してさらに虐待がひどく
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.7

 タイトルにあるほど、ミッドナイトにランしてたか? と思ったら原題とちがうタイトルになっているらしい。青年警察…なんかないのかな。少年探偵団みたいな…違うな…。

 女性の扱いとか(事件だけでなく、主
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EXIT(2019年製作の映画)

3.8

 すごい設定だな〜と思うけど、おもしろかった!

 高所怖いのでめちゃめちゃ足がすくんだ。配信サービスで見たけど、映画館で見たらより怖かっただろうなー!

 塾に取り残された子どもたちを先に救えと泣く
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

 2022年は韓国映画をいっぱい見よう! の、フライング。気楽に見られるけどアクションがガチで楽しい。

 設定はうだつの上がらない麻取チームが隠れ蓑としてチキン屋を始めたら大繁盛、どっちが本業か分か
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.4

 どこから騙されてたんだ!? が楽しいドラマ版から、スケールが大きくなった映画版。

 「絶対ダー子の掌の上で転がされている」とわかってるので、「どこから」騙されてたのかを楽しむもの。仕込みの仕込みの
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

 おもしろいけどありそーで辛い…。

 いま直面してる危機に対して「選挙前だから静観」とか、自分の国だけかと思ったらそんなことないのね。フィクションでも全くありえなかったら描かれないもんね…という悲し
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

 世知辛い…。

 山本投獄前の盃の描写とか、舘ひろしの親分がめちゃめちゃ「クラシックなヤクザの親分」て感じだなあと思ったら、15年後との対比を描くためだった。

 15年後に「解散したかったけど、ヤ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 着地点が分からなくてハラハラした。

 前半は田舎のホモソーシャル、異質なものをからかって「オレら」の団結力を強める描写がきつい。フィルの秘密に関しては、花を愛でたり上品にふるまったりするその「異質
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

 異世界転生みたいに、とつぜん主人公だけがチートで無双と思ったらそうでもなく…。

 聞く人が聞いたらちゃんといい音楽として捉えられるんだなーと不思議な気持ち。というかビートルズなかったら派生していろ
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.0

 ビジュアルはめっちゃよかった。キャラとしては滝藤さんが一番よかった。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 けっこう好きだった。

 めちゃめちゃに下火の出版業界で、いろんなものを引っ掻きまわして炎上商法もいとわない速見が、出版業界を愛してるんだなーーと思わせる感じが良かった。(でも幻の作家を勝手に仕立て
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 映画館で見なくてよかった…タブレット画面でもあの一瞬しか映らないグロシーンがそこそこ焼き付いてしまった。

 怖いの苦手なので、見るつもりはなかったんだけど、『批評の教室』でロマコメと同じ文脈が出て
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.1

 おもしろかった!

 主演3人の顔、マーゴット・ロビー以外こんな顔だったっけ…?? と思ったら特殊メイクだった。カズ・ヒロすごい。

 ケイト・マッキノンがあまりにもケイト・マッキノン(民主党支持、
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

 女性があばれる映画を見たくて行ったので満足。

 高校を卒業して自立を求められるまひろとちさと。本業の殺し屋以外にアルバイトを探すも、まひろはなじめない。ちさとはそこそこリア充で飲食系のバイトなら大
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 ニール…………。。。いやこの先の出会いと生い立ち、未来に起きてるけどエピソード0への想像が膨らみすぎる。はあ。

順行だから映画の最初は赤。何回か見直したい……。

イズィ&オズィ(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

 ベタなラブコメ。ドイツ語がわりと聞き取りやすいのでリスニング教材むき(最初の説明とか…)

 金持ちの中でもさらに金持ちのイズィはアビトゥアが取れないくらい頭はよくないが、料理は好きでニューヨークの
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

 めちゃめちゃ意外な終わりかたをした。

 なりゆきでアルバイトすることになった銭湯には秘密があった。

 曲がおしゃれすぎる…。

 全てに裏を考えてしまうので、勝手に裏を読んでハラハラした。
 高
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リズム・セクション(2019年製作の映画)

3.2

 こないだから復讐は何も生まない(だがやる)みたいなのばっかり見ている。

 すぐ足がつきそうだけどそこはいいのか?

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 踊らないインド映画…。と思ったらアメリカ製作。

 こないだ『トイレから見たインド』を読んだところなので、民主主義より下水道を先にすると言ったバルラムの主張もわかる…。

 学校1の秀才だったバルラ
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.3

 タイムループの形式をとって、今まで犠牲になってきた人たちを思い出させる描写。

 机にある本、屋根に描かれたグラフィックアート、駐車禁止と書かれた場所に堂々と停めるNYPD、舞台にある全てがメッセー
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

 ラストの、車のルームミラーを見て笑うシーンだけよかった。(彼女は彼女でいいんだ??という謎もあり)

研修医がなぜ綾野剛に固執してるのか、なんでじんましんが出るのか、そのあたりがよく分からなくて
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

 リリーの映画だけど、ゲルダの愛に圧倒される…。

 ゲルダはアイナーのことを「自分の分身」のよう だと言う。

 エディ・レッドメインがすごかった。もうアイナーに戻れないと告げるとき、ちょっと上を見
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サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~(2021年製作の映画)

4.3

 プリキュアというネットの触れ込みをみて笑
よかった!

ベタなアメコミでサラッと観れるもの、もっとみたいわー。音楽がよかった。

レーザーは自分のしたいことが達成できてるからあれでいいのか?
カニ男
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

 よかった!

下を向いて、アメフト部のからかいやモヤモヤをやり過ごすヴィヴィアン。転校生ルーシーの行動と、昔の母親の活動に触発されて匿名の問題提起冊子「モキシー」を作り、校内を巻き込み動かしていく。
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 コメディでええんか…!? いやこれがブラックコメディなのか…。

 長年の友人+それぞれの妻たち。「お互いに秘密はない」と言ったことから、ケータイに届いた内容をすべてオープンにするゲームをはじめる。
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 移民の暮らし映画でもあるし、なによりおばあちゃん映画だった。「すべてのおばあちゃんへ」ってエンドロールにあるし。

 「役に立つオス」になりたい父、それを見て「おばあちゃんっぽくないおばあちゃんは役
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 すごくよかった。

 史実をもとにしつつ、主人公の環境とか性格とドイツ人記者の絆ができるまで、光州で会う学生やタクシー運転手仲間の描き方、光州で起きていたこと、などなど映画の見応えがある。

 「カ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.2

 Netflixのジャンルで「ミステリー」って書いてあったのに…涙(ホラー苦手)

 序盤の解剖は興味深かった。「20代中盤から後半」と息子が言ったら「と思われる」って父親が言ったり、会話のかけあいも
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ザ・キッチン(2019年製作の映画)

3.6

 けっこうよかった。

 メリッサ・マッカーシーが出ているのでうっかりコメディだと思って見だしたら、めちゃくちゃ硬派だった。

 エリザベス・モスもハンドメイズ・テイルに続きいい感じ。

 移民でさら
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サイトレス(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 けっこう怖くてよかったけど、お兄さんもクレイトンが演じてたのか。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.8

 パラサイトのときにオススメされていた。政治や時事をテーマにした映画をエンタメ性もあり引き込む映画、日本でも観たい。

 実在の事件、「鳩」としての活動、ふつうの女子学生(父親と叔父が民主化運動に参加
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

 以前アカデミー賞あたりで見てた。レビュー書く必要あるか? って感じで書いてなかったけど、テレビ放映してたらやっぱり見ちゃった。

 映画館では初日以降ちらほら出てくるレビューとか考察(食卓の椅子の数
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