点心さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

点心

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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

トムハ!!!

バイクと車のカーチェイスがよかった。ヴェノムが人間らしくない動きをするのがいいところだと思うので、こんな感じのアクションをもっと見たかったな。

アイランド(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

SFとアクションに全振りした「わたしを離さないで」じゃん?
(調べたら原作は2005年、映画は2010年)

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

実話!!

アメフトやってるホモソーシャルな男がよしとされる炭鉱町を舞台に、宇宙に魅せられた男子高校生たちがロケットを作る話。

やっぱり夢を持って成長していく人たちの話が好きなのでよかった。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

おもしろい!

 光で見えない輪っかはナイフでできている。
つじつまのあうと思っていた真ん中に違和感があって、欠けたピースだと思っていたけどそのピースもドーナツになっている。

 マグカップとか、いろ
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つぐない(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 「文学作品の実写化」で静かな感じかと思ってたら、戦争シーンのダイナミックさがすごい。ダンケルク、鬼のような長回しがあったよ!? どうやって撮ったの!?

 上流階級のキーラ・ナイトレイ演じるセシーリ
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.5

愛する息子が誘拐され、戻ってきたと思ったら別人だった。

 病院のカルテとか、先生の証言とか周りの友達とか、すぐにわかるでしょ? と思ったけど、どんなずさんな解決法でも「シングルマザーのヒステリー」っ
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泥棒は幸せのはじまり(2013年製作の映画)

3.3

メリッサ・マッカーシーありき!

意外とイイハナシみたいなオチになった。

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 いろいろアラがあるけど、シスターフッド映画としてはおもしろかった。

 やたらアクションシーンがかっこいい(けど長い)と思ったらバットマンとか撮ってる監督だった。

 話は1950年代。
・現実:
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 監督ポール・フェイグだ! と思って見た。

 途中「いい考えがある」ってとこで、夫ハメて2人と子どもで逃げるのかな? って思った。

 安売りのキャラ靴下はいて高校生でもダサいような格好してる専業主
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

 まちがいだらけの暮らしのなかにあった、たしかな幸せ。

 祥太はパチンコ屋の車の中にいたってことは、置き去りにされてそのまま亡くなっちゃったかも。りんもいつか亡くなっちゃったかも。アキだってあの住処
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

めっちゃかっこいい…………。

 ケイはワシントン・ポストの社主だけど、最初は「亡くなった夫の代わり」で頼りない印象。(でも自分できちんと書類を読み込んで一つ一つ仕事をこなしている)
それが、自分が
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アルマジロ アフガン戦争最前線基地(2010年製作の映画)

3.8

 「すごい」という点で3.8なんだけど、この映像、生死をかけて戦っている状況、さっきまで人がいたところに煙がかかって「作戦が成功した」というすべてがフィクションではなく現実なのがつらい。

 最前線の
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ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.8

かっこいい!

 突出した才能にあふれたラ・チャナ。しかし夫の付属物としてダンサーの引退も夫に決められ、踊りをやめて子育てするも夫はすべてを持ち出し娘とともに一文無し…など女として生きるだけできつすぎ
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サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

3.6

かっこいい。ロマの洞窟フラメンコ。

 踊りが日常で、日常は貧困に喘いでいる。けど踊りと歌で生きていく。

 人種差別がない、って言ってたけど、別荘として洞窟購入したドイツ人と日本人のことクッキーみた
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.5

 ノーナレ。音楽も最後までなし。ただひたすらに食事を準備して、食べて、片付けて、また準備する。

 これらの大量人海戦術がすべて無償労働でおこなわれて、カーストもなにも関係なくできる。ってすごい。
 
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氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)

3.5

 現在フィギュアを見てると、点数に「演技構成点」とか解説で表現力、曲のイメージ、なんて言葉がよく出てくるから、フィギュアはもともと芸術点を重視した競技だと思っていたけど、違うのか!! と衝撃。

 バ
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.6

よかった。

 できるだけ弱い音で弾くとか、スラーとスラーのつなぎとか、あんなに丁寧に弾いてなかったな…と反省した。教え方がやさしい…。。

やさしい雨のようなピアノとつらい記憶。

光のノスタルジア(2010年製作の映画)

3.8

私たちはみんな星の子ども。星が生まれるときに鉄だけの星、カルシウムだけの星ができて、その星が砕けてまた集まって今度は二つが集まって、また砕けて…を繰り返して地球が生まれて、地球にある成分で私たちはでき>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

よかった! 音楽と死を受け入れる気持ちと何よりハリー・ディーン・スタントン。

Nothing, ungatz, 無、の向こうにあるもの。

死後に遺言を残すのはどうかと言われて死んだ事実は変わらない
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

「戦争は女の顔をしていない」って本があるけど、まさに戦争映画で描かれないサイドの、女ばっかりの映画。戦闘地域で必死に「日常」を送ろうとする人々。

美容室で順番を待ちながらおしゃべりをする、結婚式の
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二重生活(2012年製作の映画)

3.3

流されて家庭を複数作るなという感想に終始してしまう…

パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

3.8

きつい…。。。

父親が密告者として殺された主人公。自爆テロの実行者になる1日前。
お金も名誉もあり語学もできる彼女の言っていることは正しいけど、どうしようもない状況。
かっこよく遺言ビデオを撮るもう
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オマールの壁(2013年製作の映画)

4.2

つらい…………。「壁」は自分の猜疑心。

 幼なじみのオマール、アムジャド、タレク。主人公のオマールはタレクのいもうとナディアとプラトニックな恋愛関係にあり、いつか兄のタレクと家族に許しを得て結婚する
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わたしたちの宣戦布告(2011年製作の映画)

3.6

「全米が泣いた!」みたいな、「いい話」にはしません!!!! という思いがありありと伝わってくる笑 だって実話(主演・監督・脚本の二人)だから。

 これは難病をわずらった子どもの家族は、パーティーに行
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 人生と才能がすごすぎて時間を感じない86分。

 天賦の才能にめぐまれたセルゲイ。家族とダンスが好きだったセルゲイ。家族もセルゲイが大好きだから、彼の才能を活かすために多額の学費がかかる学校に入れる
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.3

毒を持ちながら真水でも生きられるように体を慣らして
くらげのように生きる

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.5

都会での同性の恋人
事故死した葬式に出るため田舎にもどる主人公
恋人の兄
異性の彼女がいると思っている母
隠したまま喪に服す

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

3.5

おもしろい…。

ストーンかっこいい。そしてその意思を継ぐフリージャーナリストたち。果たして日本にその意思を継ぐ者はいるのか、潰す者のほうが強いのか…。

愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.5

ダニエル・クレイグきれいだけどつらい。

 ジョージはベーコンと出会ったことでボロボロになっている。もしかしたらベーコンもボロボロなのか。

聴こえてる、ふりをしただけ(2011年製作の映画)

3.7

 お母さんがなくなった主人公。お葬式でも泣けない。お父さんは妻の死に向き合えない。特別支援級(かもしれない)転校生。

お父さんが先に崩れてしまったら、娘はどこで泣けばいいんだ。

監督が精神科の看護
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

グザヴィエドラン、天才すぎて怖い。(マーフィーの法則とか90年代にはやったのになんで知ってんの??)

楽しみを半減させることリスト、子ども部屋をパステルカラーにする親、ブラックチョコ。

乾燥したて
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PRINCE OF LEGEND(2019年製作の映画)

3.2

 後半きちんと胸キュンをはさんでまとめてきた。

 前半あらすじまとめ、中盤選手権なんだけど、選手権の楽しみ方が私には高度すぎて…。応援上映だと楽しいのかな?

 私的よかった点
・先生、お兄ちゃんな
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

よかったあああ。

勉強できるけど都市部のレベルに合った大学に行かず、地元にいようとするエリー、補欠のアメフト部員だけど実は家業のタコスや新レシピ開発に勤しんでるポール、美人で金持ちから求婚されている
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オフィーリア 奪われた王国(2018年製作の映画)

3.6

おもしろかった。

 レアティーズ(オフィーリアの兄)、誰だっけ?と思ったらドラコだ…。

 ハムレットのクライマックスと思われる「決闘」がオフィーリア視点だとマジどーでもいいわ…って感じなのがよかっ
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