MayuInabaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

多分小学生の時に一度観ているのですが、その時はあまり理解できず…今日観てこんなに素晴らしい作品だったのかと驚きました。日常がもし偽りだったらというずっしりとしたテーマと、ジム・キャリーの軽快な演技のバ>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.3

動物に弱いので冒頭から涙が止まりませんでした。何度も生まれ変わって「犬生」を繰り返す犬のベイリー。その度に環境が変わり、愛されることもあれば過酷な状況に置かれることもあるのですが、それでも無邪気に人と>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

4.0

ジェニファー・ロペス演じる精神科医が、異常殺人者の心の中に入り込みサイコセラピーを試みる。大昔観た時はただ綺麗だなという感じでしたが、今は偶々現代美術と心理学が多少わかるようになり、この作品の面白さが>>続きを読む

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.4

え、チャッキーがAI!? そんな賢い話だっけ…もはや私の知るチャイルドプレイでは…と思いつつも、悲しいモンスターとしてのチャッキーの描写と現代社会の闇を風刺したストーリーは面白いと思いました。翻案が大>>続きを読む

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)

3.4

ドルフ・ラングレンが気になる&心の筋肉をつけたいという理由で、筋肉好きの友達に勧められた本作を鑑賞。
闇落ちドルフとてもよかったです…

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)

4.2

オールタイムベストのひとつ。1作目よりもキャラが立っていてエンタメ性が強い、「悪魔のいけにえ」の続編。
ホラーなんだけど愛をそこはかとなく感じます。ロックンロール感も。
チョップトップの登場シーンがや
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ルナシー(2005年製作の映画)

3.0

シュヴァンクマイエル大好きなんですがこれはだめでした。ホラー観て具合悪くなったのは久しぶりかも。
劇中で繰り広げられるどんな狂気や暴力よりも、蹂躙され弄ばれる肉塊のシーンに吐き気が。彼の他の作品でもよ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

噂通りヴェノムは可愛かった。主人公に寄生したヴェノムが人を喰ったり恋愛のアドバイスをしたり宇宙を救ったり。スパイダーマンの関連作とのことですが、観ていなくても楽しめました。これからスパイダーマンも観よ>>続きを読む

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.5

実話を元にした感動作。既存の医療体制に反旗を翻し、ユニークな方法で患者を救った医師の物語。
体が弱いので医療には少し思うところがあり、こんな考え方の先生に出会えたらいいだろうなあと素直に感動しました。
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リトルトウキョー殺人課/リトルトーキョー殺人課(1991年製作の映画)

3.4

アクション映画好きの友人に勧められて鑑賞。ドルフVSヤクザ、変な日本観はご愛嬌。
しかしトンデモB級アクションに出演してもそこはかとなく気品を放つドルフ・ラングレンって何者…?アクションあまり観ないの
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ラストベガス(2013年製作の映画)

3.8

60代で結婚することを決意した友人のために、幼馴染たちがラスベガスに集結!
おじいちゃん俳優大好き!!な私にはたまらん映画でした。中でもモーガン・フリーマンを激しく推したい!ダンスシーン格好良すぎでし
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ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

4.0

細菌兵器によって汚染された街。ウイルスに感染した人々が発狂していく。
ドライな絶望感が作品全体を貫く。暴力的になってゆく世界の中で、感染者だけではなく権力を持った人々もまた静かに狂っていく。エンディン
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ヴァンパイア/最期の聖戦(1998年製作の映画)

3.9

黒いベロアのコートを纏ったヴァンパイアのラスボス、ヴァレックが格好良いです。夕陽をバックに並んで歩いてくるヴァンパイアたちもクール。
聖職者たちがギッタンギッタンにされて、アンチクライストだなあって感
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.2

タブーと背中合わせの究極の愛、殺人者としてしか自分が美しいと思うものを表現できなかった主人公の悲しみ、処刑台のシーンから続く壮絶なラスト、どれをとっても素晴らしい映画でした。
個人的にがっつり性癖に刺
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ミリィ/少年は空を飛んだ(1985年製作の映画)

3.8

100%優しさでできた映画でした…普段ホラーばかり観ている身体に染み渡るようでしたわ

狼男アメリカン(1981年製作の映画)

3.8

まず、一つの映画で狼男とゾンビのキャラが楽しめるんですよ。凄くないですか?
狼男となった主人公、彼を愛するヒロイン、その末路。もののあはれを感じます。
怪物と人間のラブストーリーって良いですよね…

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.6

故郷である香港から最も遠く離れたアルゼンチンで、惹かれあっては反発し合うことを繰り返すゲイのカップルの物語。美しいけれどどこか汚さや生々しさがある映像で、主人公のパートナーに対するひりひりした感情が伝>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

主人公の少年と、教授である彼の父親のアシスタントとしてやってきた青年との恋。2人を照らし出すやわらかな初夏の光が美しい。その後が気になるラストですが、どうやら今作では原作の途中までしか描かれていないの>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.9

カルト映画の鉄板。サングラスをかけると世界の真実が見える!実はこの世は宇宙人に支配されていたのだ!
サングラスを通して見られる「OBEY」「WATCH TV」「NO THOUGHT」といったメッセージ
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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.9

ストーリーがじっくりじっくり進む渋めのホラー。赤と黒が基調の映像がとても美しいです。血と影の表現が最高。若き日のミッキー・ロークのくたびれたような色気がとても良かったです。アレックス・ストリーターのリ>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

自分が殺される誕生日を何度も繰り返す主人公。果たして犯人は!?
これは面白かった!笑えるところも泣けるところもあるホラーっていいよね…何回も殺されて自暴自棄になったり逆に精神的にタフになったりする主人
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.6

悪役キャラの悲しい過去については賛否両論ありますが、個人的には好き。
シリーズの他作品に比べるとやや物足りない印象を受けますが、これはこれで好感の持てる作品でした。若きレクター博士を演じるギャスパー・
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夢二(1991年製作の映画)

3.9

竹久夢二を描いた作品ですが、伝記ではなく虚実入り乱れた脚本。ただただ美しい夢を見ているような独特の演出は、監督・鈴木清順の座右の銘「一期は夢よ、ただ狂え」を表しているかのよう。衣装や建築、小道具の美麗>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

ジム・ジャームッシュ監督作のゾンビ映画として観ると非常にらしくていいのだけど、監督が彼じゃなかったら如何なものかという展開もけっこうあった気がする。笑 ジャームッシュの世界ではゾンビもコーヒータイムす>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.0

人食い人魚のラブストーリー。主人公の双子の人魚が美しくて、残忍で、悲しさも秘めており、キャラクターとしてかなりツボでした。ミュージカルなのですが楽曲も可愛らしくて素敵。好きな要素がたくさん詰まった作品>>続きを読む

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃大好きだった作品。大人になっても楽しめました。
デヴィッド・ボウイ演じる魔王の片想いが可愛らしい。

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)(2018年製作の映画)

3.8

大好きな澁澤龍彦が出ていると知り、この映画を観るために原作とテレビ版を履修。
澁澤さんはなかなか魅力的な悪役でした。もし澁澤さん本人がこの映画のことを知っていたら、天国でまんざらでもない顔をしていそう
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

キングの作品を鑑賞すると決まって言葉にならない強い感情が湧き上がってくる。そういうものをこそ言葉にしたいのだけど、語彙が追いつかない…。
カラスを飼っている老受刑者や、音楽のシーンでその感情が湧き上が
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ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.5

音楽も衣装も80年代感満載。吸血鬼映画に重みを求めてしまう自分にはノリが軽すぎたけど、後半の特殊メイク満載の派手派手な演出は楽しかった。ホラーコメディという割には笑えるところはあまりなかった気がする。>>続きを読む

ゴーストシップ(2002年製作の映画)

3.0

良くも悪くもしっかりした真面目なホラーという感じ。

ハンニバル(2001年製作の映画)

4.1

レクター博士が悠々と趣味(殺しも)を満喫していてほっこり。
リドリー・スコットの映像も好き。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

人間の心の動きに興味を持つきっかけとなった作品。