hilockさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊(2014年製作の映画)

3.1

ドラえもん自体、大山のぶ代ver.以来の鑑賞でありましたが、水田わさびも捨てたものじゃないなーと再評価。その再評価は間違いなく私自身が涙腺弛蔵(るいせんゆるぞう)になっているからでもあるし、ドラえもん>>続きを読む

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.5

戦争映画は昔からあり、その時期に話題になるものをホットに描いているものが多い。しかし、本作はレッド・ウィング作戦の真実を描くという内容なのに、冒頭の訓練映像を長々と見せる監督の意図に最初は戸惑い、拍子>>続きを読む

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

4.0

本年度アカデミー賞ノミニーの作品。スタイルはロードムービーの形態であるが、メッセージの強い作品である。カトリック教の糾弾にも見える本作であるが、カトリック教を信仰し、製作総指揮も兼ねたスティーブ・クー>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

5.0

小学生の頃の性格検査の項目に、『あなたは物思いにふける時がありますか?』というのがあった。一人っ子であった私にとって、ぼっとしていることは、空想ボケにも似たものであったことを認識している。友達と別れれ>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.0

それでも夜は明ける(2013)
アメリカの歴史の一部でもある奴隷制度が根強くあった南部で12年間の奴隷生活を過ごした実在の人物、ソロモン・ノーサップの話である。題材自体もう使い古されたものである。過激
>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

実を言うと、本作を見る前に少しの不安があった。一つは、本作の元ネタ『雪の女王』を幼き頃見て、子供ながらに恐怖を覚えたからである。今までのアニメと違う絵のタッチ、子どもが女王と対峙したときの絶望感など、>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

時代背景が、80年代後半であることを考えればジョナサン・デミの『フィラデルフィア』を思い起こす。不当な解雇を受けた有望な弁護士が、元の職場を相手取り正義を勝ち取る姿を描くのに対して、本作は実在のHIV>>続きを読む

エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.0

昨年亡くなった、トム・クランシーの原作を映画化。これまで4度映画化されているが本作はリブートと取れる。 4代目ライアンに扮するのは、 『スター・トレック』でも、カークを演じたクリス・パインであるから、>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.0

第143回直木賞に輝いた中島京子の同名ベストセラー小説を、名匠・山田洋次監督が映画化したミステリアスなドラマ。山田洋次、82歳82本目の監督作品。平井家で起きたある事件をテーマに戦前から戦中の日本人の>>続きを読む

カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

2.0

原作も読んだことのない私が、思ったことはスピードの早さである。私が映画に夢中になった80年代から90年代の一部の作品はは展開のみ早く、脚本は至って杜撰というのが印象。近年は展開の早さで脚本が霞んでしま>>続きを読む

武士の献立(2013年製作の映画)

2.5

『武士の・・・』シリーズ第二弾。加賀騒動の内容を絡めながら描く包丁番の話であるが、出来損ないの次男が見る間に出世するのもなんとも映画っぽい。どうせなら、技はあるが味覚音痴とか、味の違いはわかるが武芸達>>続きを読む

トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

13年間の集大成というタイトルの通り、いつも通りの分かりやすい犯人設定、心地よいギャグと、突っ込み感満載な会話の流れなど、満足いく内容である。私個人としては、山田のズッコケや高笑いがなかったように感じ>>続きを読む

大脱出(2013年製作の映画)

3.0

スタローンと、シュアちゃんが共演というだけで、焼き肉と寿司がセットになった豪華な定食である。 序盤は幾分の物足りなさも感じたが、後半につれヒートアップしましたから CP(コスパ)は十分である。監督のミ>>続きを読む

劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

3.5

堤の世界観は、私の感覚(笑い)と合い、ほんとに安心できると映画である。このなんとも言えない独創感(独走感)にご満悦であるが、spec自体を断片的に見ているため、熱狂的なファンほど楽しめなかったのは残念>>続きを読む

清須会議(2013年製作の映画)

2.1

三谷幸喜最新作。個人的な見解としては、できは普通以下。歴史嫌いな人々に多くを教える伝える群像ものと考えれば、三谷の真骨頂であるのだが、コメディからのシリアス、しんみりさせるエンディングまでの流れがうま>>続きを読む