『アメリカンスナイパー』のカウンターとしただっさい邦題がミスリードをかましておりいただけない。原題はセヴァストポリの戦い。
イチ女性兵士についてフォーカスした作品で、戦争の政治的背景は詳しく描かれな>>続きを読む
カネやモノに依らない、自然と一体になった自由で孤独な老後。
奥行きのある雄大なアメリカの大地で、ただひたすらに己れと向き合い続ける。豊かさよりも途方もない喪失感に浸かる作品。
ソマリア内戦のはじまり。
内戦状態のカオスをまざまざと感じる。 10才程度の少年兵がゲラゲラ笑いながら嬉々として銃をぶっ放す姿は恐怖でしかない。
クライマックスの、韓国大使館→イタリア大使館への道>>続きを読む
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異なる6つの時代の物語が交差しながら語られる。
どこかでバチーっと互いの物語がリンクし合い、張り巡らされた伏線を回収しまくる展開を期待した。が、大した伏線を張ることもなく何となーく3時間が過ぎ、終幕…>>続きを読む
あわない。
ど頭のアデルが強烈だけどそこがピーク。
ジョンFドノヴァンに惹かれず、持て囃されるスター性を感じなかった。
ジェイコブ・トレンブレイ君の必要以上に達者でこまっしゃくれた雰囲気も苦手。>>続きを読む
ギラギラと暴力的で陰鬱ドロドロな悪の塊のようなアルパチーノの『スカーフェイス』に比べ、ゆるっとしていて軽妙な印象。異世界のギャングというよりヤクザの日常。
レイリオッタが若くて細い。彼が醸し出す、不穏>>続きを読む
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貧困ネトウヨvsリベラルセレブの人狩りバトルロワイヤル。90分というコンパクトさが良い。
主題である「先入観からくる人の思い込みほど不確かなものはない」という事を冒頭から体現できるミスリード演出が面>>続きを読む
奇才バズ・ラーマンプレゼンツ夜もヒッパレ〜キャバレーver.〜
M-1の出囃子ってファットボーイスリムだったんですね。節操なくヒット曲寄せ集めて全面で押し出すテイストにちょっとやりすぎ演出感がありま>>続きを読む
盲点。題名が👍
黒人のみならず、白人もレッテル貼りに苦しむ様子が真に迫る。
舞台は私の大好きなNBAチーム、GoldenState Warriorsの元本拠地。
オークランドは治安が悪いとは聞いてい>>続きを読む
ロージーもアレックスもチャラす!二人共いい子ちゃんっぽく描かれてるけど、とんだ清楚系ビッチと草食系ヤリチンだよなぁ。
結婚も離婚もアッサリさっぱりで、あっちゃこっちゃと浅はかすぎる展開についていけませ>>続きを読む
エルヴィス・プレスリーのイメージは、もみあげ胸毛わっさー、汗だくギラギラ脂ぎっしゅで、でっぷり野太い声で歌い上げる睫毛とアゴが特徴的な大御所ミュージャン。
大して男前でもないのに(演じた人は本物に比べ>>続きを読む
今ではダクトがインターネット回線。
近未来のオズの国のようなへんてこな世界観。このなんじゃこりゃなヘンテコディストピアに最後まで入り込めず終わってしまった。
管理社会無機質ディストピア作品の超絶雑>>続きを読む
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登場人物とミスリードが多く、更に方言がキツい会話劇のため、ボーっと見てると人物相関がわからんくなる。
草笛光子や白石加代子ら女性陣の怨を感じる演技は◎、岸惠子はアイドル芝居っぽくて苦手でした。
あと、>>続きを読む
ダンスバトル、ラップバトル、そして今作が描くのはマーチングバンドバトル。
日本でイメージする応援団的な脇役部活動とは一線を画し、マーチングが激しく華やかなパフォーマンスでショーと化して主役に躍り出る。>>続きを読む
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恐竜ってさ、犬とかとは違うと思うんですよね。掌で制したらフォースの力で信頼関係構築、万事OKて。強引極まりない甘っちょろい着地に嘆息。
JWⅠ,IIについては肯定派でして、面白かった!楽しかった!と>>続きを読む
金狂いの野心家メンタリスト、ブラッドリークーパー。
暗い、眠い、長い。
何度も寝落ち巻き戻しを繰り返しながら息絶え絶えでなんとか完走…。
各人物の背景描写がほとんどないので、最後まで入り込めずに終わっ>>続きを読む
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これぞ映画!これぞトムクルーズ!これぞブラックカイマー!の大大大大大王道ど真ん中。超音速のド直球。
往年のファンはノスタルジーに浸れ、初見の世代は空舞うスリルに心躍る。
考えるな、感じろ。これがトップ>>続きを読む
嫁ぎ先の家族が花嫁をリアルかくれんぼで狩るという、まぁまぁ不謹慎な内容。
マーゴットロビーとエマストーンを足して割ったような顔をしたサマラ・ウィーヴィングのウェディングドレス×散弾銃×スニーカー姿の>>続きを読む
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懇切丁寧な背景描写もあるし、今作は清野菜名ちゃんが主役って事でいいですかね?
このキレキレアクションは妊娠前?後?いずれにしてもすげぇ。殺陣という名の舞でした。母ちゃんになってもアクション女優としての>>続きを読む
『アウトレイジ』よりも話の筋にリアリティがあるヤクザもの映画。
私の中で役所さんといえば、『Shall we dance?』でのイメージが強く、ヤワで不器用なおじさん。脂ぎった粗野で厳つい大上刑事は対>>続きを読む
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優れた映画を観ると迸る熱量みたいなものを感じ、そんな時は鳥肌が立ってグッとくるのですが、今作はそういった熱量というよりも魔力のようなものを感じました。
これといって決定的なシーンがあるわけではないの>>続きを読む
チャップリンの動きを観ていると、ミッキーマウスを感じる。
『ファンタジア』の魔法使いの弟子に見るミッキーのリアクションや、ドタバタした動きはチャップリンっぽい。
たとえ苦労しても、家を建てる!←イマ>>続きを読む
ディカプリオがオスカー受賞スピーチで突然気候変動について熱く語るのを見た印象は、「レオ様て意識高い系の人やねんな」程度だったのだけど、本作で発言の背景を知れる。
超セレブリティの彼ではあるが、押し付け>>続きを読む
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『ロードオブザリング』や『ハリーポッター』等ファンタジー大作の映像表現の原点。
子供の頃に何度か観たことがあり、この度再観賞。
豚にされるシーンは薄気味悪く、トラウマ的に覚えている。猪犬とかエイリアン>>続きを読む
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キャラクター造形はナウシカに祟り神、カオナシ、ハク竜、王蟲等々ジブリ作品オールスターズな気がするが、ディズニーによるパク…いやオマージュでありリスペクトとして捉えよう。
『アバター』等のハリウッド過>>続きを読む
90年代から00年代にかけて進化したVFX技術の完成形であり、3D映画ブームの火付け役にもなった作品。
今作以後、洋画においていわゆる「露骨なCG」と感じるものはほぼ見られなくなった。
人間を除き、>>続きを読む
Anything is Possible….Anything is Possibbbbbllllleeeee‼︎‼︎‼︎
https://youtu.be/_LT20hGAPNw
クライマックスの戦いでは刀に手裏剣、桜吹雪。ブロムカンプはきっとスキヤキ、ヤクザ、フジヤマゲイシャ的日本が好きなんだなぁ。
同監督作『第9地区』での貧富格差をコミカルに皮肉るアプローチが好みだったけ>>続きを読む
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新感線初乗車の吉岡里帆に注目していたのだけど、ピンク色のどんギツネは期待値を超えてこなかった。
ようはめっちゃ可愛いだけ。それで充分なのかもだが。復讐に怒り狂ってるとか、実は悪モノとかもうちょっとひね>>続きを読む
ドナルド・トランプという男を改めて見た印象は、やはり「常軌を逸している」に尽きる。
過激な言動で周囲を煽る、怒りと分断の増幅器。脅威でしかない。
ただ彼は器であり、この威勢よく雰囲気で周りを飲み込む>>続きを読む
ただただ田中圭と岡崎紗絵を愛でるファンタジー作品。
MVPは恋愛サイコパスともさかりえだけど、やっぱり玉季ちゃんを推したい‼︎
子供の頃、ワクワクしながら見た記憶。娘にオススメし再鑑賞。何度も見たいって雰囲気ではなかったけど所々笑ってたしそこそこ好評でした😅
やっぱり巨大な蟻とか蜂のインパクトがデカイよなぁ。触角や脚がちゃんと>>続きを読む
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へ、へんな映画。
50〜60代おじさんたち向け、力を持ったオタクの大人による壮大なお遊び作品。
スカートの中にしか意識がいかないガリバー長澤に、光の国中間管理職山寺ゾフィー。いやゾーフィー?平行宇宙>>続きを読む
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韓国ノワールが織り成す尖った感性は、スパイクリーをもってしても超えられないものがあるらしい。
全体通して及第点だが、脚色が中途半端。
じめっとした空気感、個性溢れるカメラワーク、切なく響くサントラ、>>続きを読む
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酷評が目立つため、もっともっと意味不明複雑怪奇な展開になるかと思ってた。意外にも、わりかしシンプルに纏まっていてスッと入り込めました。
フラッシュバックで過去作シーンを挿し込むのにグッときたし、過去>>続きを読む
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学内イチの美人を彼女に持ち、花形運動部のキャプテンでエース、ルックス抜群の陽キャラ(たぶん)、スクールカーストの頂点に君臨するスーパースター桐島。
ある日、突如として校内に広まった噂。「桐島、部活やめ>>続きを読む