実は同監督に少し苦手意識があった(人間の醜い部分に対する嫌悪感を全面に出す、鑑賞者に体験させるような感じにまんまと嫌悪感を抱いてしまう…)のだけど、心配いらなかった。
脚本が違うから毛色が違うというの>>続きを読む
本当人生って何を大切にし何を選ぶのか、選択の連続…
仕事にパートナーに、本能に忠実で心の動きにシンプルに従うユリヤは、すごく真っ直ぐに自分の納得解を探そうともがきつづけていた。今いる関係性に縛られず必>>続きを読む
(とりあえずメモ、乱文、、)
皆それぞれの正義や信念を持って動いてて、片方から見たらもう一方は悪のようだけど立場が変われば悪なんて存在しないみたいな話かなあとのんびり見てたらラストシーンで背筋が伸び>>続きを読む
やっぱいいなあ。この淡々と進んでいくじんわりした魅力。親子関係、家族の在り方。胸がギューっと切なくなった。
切なかった。初めての小津作品。平坦な台詞の言い回しも心地良いし、きちっとしてて品がある感じがいいなあ。
結婚に対する価値観には時代を感じた。男性、女性の描き方。ちらりと見える戦争の記憶。
「路子、シ>>続きを読む
ゆっくり進むのに、映像、音、ひとつも見逃したくなくて、目が離せなかった。
映るものや人、全てが丁寧。風景からも時間帯や匂いなどが感じられるよう。16mmフィルムの質感素敵…
周囲の人ひとりひとりとの>>続きを読む
自分がどうしたいのかって本当に何より難しいよね。厳しく愛のある言葉をくれる人たちが周りにいるって本当素敵なこと。最後自分で選んだほうへ踏み出せてよかった。
全てが完璧なんてなくて、大切なのは“互いに>>続きを読む
ガラスの映り込みやボケ具合、影、切り取りたくなるような美しい画面ばかり。台詞の詩的な表現など色々細やかで惹き込まれる。
それからアンナとリーズ、2人の美しさ。フーッて息吐き出す仕草とか最高。
そして>>続きを読む
ポンヌフで暮らす大道芸人の青年アレックスと、目が見えなくなる病で自暴自棄になっているミシェルとのポンヌフでの恋。
疾走感!生命力に満ちていた。カメラワークがすごくてぶんぶん振り回される。
パリの汚さ>>続きを読む
とても挑戦的なテーマ、そして主演2人の演技力がとにかくすごい。
性的暴行受けた相手と恋に発展という状況は受け入れ難かったけど、それ程社会から隔絶されているという現実。
厄介者扱いされる理由を観る者にも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
孤独な老いた清掃員の妄想世界。死ぬ間際には後悔が頭に浮かぶというけど、それなのかな。
老化で記憶がおぼろげになっている感覚を、多様な表現で観る側に体験させてくれるようで、奇妙な感覚に。妄想の世界なの>>続きを読む
見始めは、自分の知っているほんの一部分だけで判断するのって怖いな、という感想が強かった。視点を順番に変えていく見せ方が、よりそう思わせる(怪物だ〜れだってコピーが的確ですごい…)。本当のことなんて誰に>>続きを読む
ここ最近で1番良かった。マッツミケルセン最高。キェルケゴールの取り入れ方もすごく好き。
そしてインタビュー記事の言葉めっちゃ刺さって…メモさせてください(一部抜粋、要約)
現代の生活はコントロールさ>>続きを読む
なんだこの奇妙な世界…この監督の作品鑑賞するの2作目だけど、聖なる鹿殺しの監督だ…となった。音がやっぱり不安を煽るし、全体の色味とか。ザワザワする。
生と死。人間の営み。生きる事、をシンプルにしてる。
普段生き方について考えるばっかりで、生命を維持する事には向き合わないよなあ、当たり前に生きられてるなあ。と改めて思った。
何か色々と考えすぎてる毎日>>続きを読む
妄想がナチュラルに組み込まれてくるのでふわふわする。そして、ぼーっと観てたらバッサリ切り捨てられる感じ。そういう結末か…となった。笑顔の死に顔。憧れてたシボレーにやっと乗れて。遺灰からの笑い声。鶏とか>>続きを読む
ロマンスとクライム、映像美。至る所で対極にある要素たちが綺麗に織り交ぜられていて、不思議な感覚になる作品。
精神が不安定な主人公、人生初の恋。
突然キレたり破壊したりでヒヤヒヤさせられる一方でほっこりピュアな恋。ポコポコ可愛らしい音楽も相まって、落差で不思議な感覚になった。
やかましい7人の姉(これはウー>>続きを読む