オチなどなく、ただ視点をかえればどんな凄惨な物事も必ず因果関係がある、そんな映画でした。それぞれの俳優の演技は秀逸。一つの事件に関わることになる二人の心理状態をみたかった。
人の心の空虚感や誰かと繋がっていたい想いをテーマの背景に織り交ぜた作品だったように思う。演技は最高に素晴らしいがなんとなく作品の想いがぼやっと。
山田孝之がステキすぎるアート作品。映画としてのストーリー性よりも映像美と世界観に引き込まれるぶっとんだトリップ映画!
阿部サダヲと松たかこが良い味出しすぎ。ほんのりやんわりと進む流れの中にやるせない怒りや悲しみや罪悪感があって何と無く後味が悪い。人に誠実でいたいと思った。
直視したくない闇や心理や家族というものを真っ向から切り裂いた作品。人は一歩踏み外すと人の中で溺れ沈んでいく。
機能不全家族で育ち、トラウマを抱えて生きると人を信じたくても信じれなくなるその現実をつきつけられた。誰をも愛そう。人間愛の溢れる作品。
ただのヤクザの復讐劇。僕が映画に求めてるものとズレがあったけど、好きな人は好きなのかな。
くるりの音楽は大好きだけど、ドラマ版見てからだったので劇中の曲など坂本慎太郎の世界観の方がピタッときた。
暖かい雰囲気と仕事に対する熱意でほんわかグッとくる映画でした。背景で流れる音楽がピタッとくる。フツフツじんわり。
映像と音楽と言語表現、その全てが芸術的でオチに至るまで目が離せない作品。原作の素晴らしさをすべて表現出来ているとは言えないが、その年代の映画として素晴らしいです。映画に求めるものが揃っている気がしまし>>続きを読む