かーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.2

フランシスの不器用さや、雑草感が、憎めない。親近感わく。
皆、何かしら折り合いをつけながら、落ち着くところに落ち着いていくんだなぁ、としみじみ。
ただのおしゃれ映画じゃなかった。
ウェスアンダーソン作
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

出てくる人全員良い人。大好き。
「She」が名曲すぎる。
壁のある恋は、どうしてこうもロマンチックで、素敵で、応援したくなるんだろう。
ローマの休日も観たくなった。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.3

なんだかミュージカルと似てる。
主人公の感情が音楽を通して全身に伝わる感じ。
映画館で映画を観ること良さを、再確認できる。
あの興奮は、自宅のテレビなんかじゃ味わえない。
最高。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.2

海外の文学作品に近い雰囲気を感じた。
セリフや間がとっても自然で、魅力的。フランス語なのもいい。

男の子同士の友情って、女の子同士のそれとはまた違うんだなと改めて感じた。かなり羨ましい。

軽く観れ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

好き。こんなに軽く観れる戦争ものもなかなかないと思う。特にヒトラー関連。
実在したナチスの主要人物も沢山登場していて楽しめた。
爽快!

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

法も道徳も情も無視する、殺し屋の圧倒的クレイジーさがやばい。もはや殺人ロボ。

原題はNo country for old man.
犯罪は常に新しい形で存在し続けているのに、古い法律(この映画では保
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.3

一番好きな監督。
アニメだからって、ナメちゃいけない。
開始数秒ですぐウェスアンダーソン作品だとわかる徹底した画面作りがすごい。
相変わらずのおしゃれな世界観と魅力的な登場人物たちに、すぐ引き込まれた
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.2

トムハンクス出演作品の中ではかなり好き。キャラクターがとにかく素敵。なに喋ってるかわからないおじさんがかわいく見える不思議。この映画を見ると、人柄と執念があれば、大抵のことは乗り越えられる気がしてくる>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

4.2

犯人も凶器も何もかも最初に見せちゃうパターン。
いつバレるんだ、っていうスリルと、ヒッチコックの細かい演出を楽しむ映画だと思う。
ロウソクだとか信号だとかメトロノームだとかを用いて、人物の感情を表す演
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4

真っ直ぐであり続けるガンプが素敵。
知能指数が高いからって幸せな人生を送れるわけじゃない。

トムハンクスがハマりすぎ。
他の俳優にもオファーしてたみたいだけど、絶対に彼以外ありえない。

何回でも観
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.5

はじまった瞬間に好きなやつだと確信。

隅から隅までカラフルでポップな世界観。
スウェーデンっぽさ全開なビジュアルが最高だった。
でもただのオシャレ映画ではない、ストーリーの面白さがある。
アスペルガ
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.2

あまりにも急で残酷な終わり方に、泣くこともできなかった。

映画としては後味が悪すぎて好きじゃない。でも戦争映画としてはこれで正解だと思う。
戦争なんて誰のためにもならない、っていうのがよくわかる。
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

2時間弱マカヴォイ三昧…!!
人格が急変するシーンに鳥肌がたった。
中途半端な演技力の人だと普通にコメディになってしまいそうなシーンもちらほら。

オチ知っちゃうと絶対つまらん。
シャマランっぽい。
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.0

1人の青年が、医師として、そして人として一人前になるまでの話。
死があるからこそ生がある。
現代は、医学の進歩によって死が遠いものになっている気がする。
いつ戦争で死ぬかわからない、中絶手術も命がけ。
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.3

ワイルドなブラピめっちゃかっこいい。
脚本も演出も練りに練られた感じ。
単純な格闘映画、と思いきや完全に騙された。

自己破壊による自己実現。
本当の充実とは、広告に流されて良いもの買い揃えて、物欲を
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

アダムレヴィーンの才能を再確認。
音楽があれば、つまらない景色が輝き出す。みたいな台詞が響いた。
落ち込んだ時、頑張りたい時、リラックスしたい時…
生活に音楽が欠かせない自分にとって、この映画はドンピ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

期待を裏切らない内容。
こいつらきっと、一生このままだろうな、
と思わせる相変わらずな4人。
おじいさんになっても、死ぬまでバカやってそう。

映像と音楽のセンスが抜群。

バンクシー・ダズ・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.7

人は結局、作品の中身ではなく、その形に惹かれていただけ。
実際ギャラリーに作品が並べられていても、売れることはなかった。
トラックで街中を走ったり、高架下を利用したり。目新しい仕掛けが受けていただけの
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

JKシモンズの鬼コーチっぷりが恐ろしい。
その怖さがあまりにもリアルで、ドキュメンタリーを観ているような感覚になった。

確かな実力を持ち、常に上を目指し、誰よりも努力をする。
一流、と呼ばれる人達は
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

3回鑑賞。
サントラに至っては100回以上。
周囲から若干惹かれるほど、この映画に夢中になった。
特にオープニング。
観ると、うずうずする。
映画をみて、こんなにワクワクしたのは久しぶり。

セッショ
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.3

凡人が天才の世界に入り込んでしまい、色々なものが次第に壊れていくお話。

結局お互いがわかり合うことは不可能なのかもしれない。

留学から帰国して、日本でも頑張るぞ、って時に見る映画じゃなかった。笑
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.8

夫婦間のゴーストペインター騒動。
夫はせっかく商才があるのに、使い方を間違ったんだな。
才能は生かすべきところで生かさないと。
欲張り過ぎはよくない。
素直に不動産業続けていればうまくいっただろうに。
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.8

貨物列車に忍び込んでアメリカ大陸を横断。
もうそれだけでワクワクする。
時々挟まるアニメーションや、独特なセリフ回しが可愛い。
やっぱり好きだな、この監督の映画。
次回作も期待!

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

虫愛づる姫君。

宮崎駿監督の描く女性キャラに憧れる。
優しさと可愛らしさ、そして強さを持ってる女性。
あんな素敵な人になりたい…
と思っているうちにナウシカの歳、越えちゃった。

いつかメーヴェに乗
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.3

面倒くさいこととか興味のないこととか、やってみると案外楽しい。
ちょっとしたことで人生は変わるんだ!っていう前向きなメッセージに元気を貰えた。
出不精や心配性な自分が顔を出した時、思い出す映画。

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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

名作を今更。
マイベスト3に入ると思う。

自分に正直に生きる。
これって簡単なようで難しい。
人の反応は気になるし、傷つきたくないし。自分の気持に嘘をついている方が楽なのかもしれない。
でも後悔が少
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.2

心にじんわりしみる優しい映画。
人を幸せにできることって物凄い能力だと思う。あんな大人になりたい。

いつか舞台になったカフェに行き、黄色いポットを眺めながら熱いコーヒーを飲むのが夢!
Calling
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.8

雰囲気が好き。

今はまだAIとの恋って聞くと
ちょっと奇妙に感じるけど、近い将来あり得るかも。

ただ、やっぱり生身の人間とのコミュニケーションに勝るものはないと思う。
得られる幸福感とか全然違うん
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

日本政府の動きがまるでコメディ。
でも実際大災害が起きた時はこうなるんだろうな…というリアルさがあった。怖い。

人間の無力さと強さを同時に痛感した。
観るたびに新しい気づきがありそう。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.8

少年達の純粋な気持ちに共感して、
一緒にわくわくしたり、切なくなったり。
想像以上に感情を揺さぶられる映画だった。

もちろんサントラ購入。残り一個だったから結構売れてるのかも。

彼らのライブに行っ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.2

薬漬けの若者達を描いたぶっ飛び青春映画。BGMがクール。

こんな青春絶対嫌。笑
かっこいい演出に騙されそうになるけど、やっぱりクズはクズだし。

日本とスコットランドとではドラッグに対するイメージが
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.0

ある日突然、理想の相手が目の前に現れるという、夢のようなお話。
ラストがロマンチック。
運命って素敵!

ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.5

ブレずに信念を持ち続けるビルがとってもクール。
きっと気持ちは寝る間を惜しんで研究を続ける科学者と一緒なんだろうな。好きで好きで仕方がないから、幾つになっても追求がやめられない。正に天職。

チャーミ
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.0

後味爽やかなロードムービー。
題材からしてもっと感動ものにできたはず。
だけどそこをコメディタッチで描いたのが素敵。
芸人さんならではだと思う。

夏休みが待ち遠しい!!

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.8

これぞフランスのコメディって感じ。
爆笑はできないけどクスッとできる。
好みが別れそう。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

騙された。
こんなに泣ける映画とは。
ラストももちろん衝撃。
一回目は絶対ネタバレなしで観るべき!