陰キャの皮を被った陽キャ vs 単なる陽キャたち
この双方に入れなかった人たちのための映画がもっと世の中には存在していてほしい。
と陽キャの皮を被った陰キャである私の個人的な願い。
面白かったけど>>続きを読む
何者かに滅茶苦茶に荒らされた家で、片付けもせずに不思議な女の子とセックスして、タバコを吹かすのは、(リボウスキはクサだが)
ハードボイルドのお決まり描写。
ハードボイルドなのにとことんダサいというそ>>続きを読む
絵本のような作り
言葉にならない感情をたくさん湧かせる描写が多くてよかった
不条理な状況に置かれた人間の観察
途中、ミステリーっぽくなって
ん、安部公房にしては珍しいこともあるもんだな、と思ったけど
どんどん謎増やしていったあたりから
やっぱり観察しているだけだな、と思い>>続きを読む
何気ない、取るに足らないような風景や出来事を、人間の些細な心の動きを捉えることで面白く魅せるよね
大きな事件も起きないけど、なんか見ちゃうし面白いんだよね
相変わらず、内的独白は多めで、本を読んでい>>続きを読む
本気の恋での苦悩を紛らわすため
自尊心のため適当な恋愛ゲーム、
こういうの描くのうまいよね
側溝にゴミ捨てすぎ
ペニーワイズ出てくるよ🎈
どん底もどん底、どんなに深く突き落とされても、
誇りや希望を失わなくて勇気づけられる。
この手のどん底ストーリーは概して死の選択やにおいがチラつくものが多いが、そんなものはハナから存在しないのがいい。>>続きを読む
どの部分が良いとは言えないけれど
たまらなく愛おしい想いに包まれる映画がある。
たまにそういうなんか知らないけど観ていて幸せになるマジックが起きている映画ある。
心地良い春の陽気のような、好きな季節の>>続きを読む
無駄なストレスのない映画。
題材や内容は重いが(とはいえ、それが現実でもある)、
大袈裟なストーリーや過剰な演出や、含みやスリルや裏切りやどんでん返しなどがなく、
あたたかく淡々と進み、かといって退>>続きを読む
ピーター・セラーズ好きにはたまらない
キューブリックの気が触れてしまった人(機械)の描き方はどの作品でも最高だな
映画や、これは他の芸術作品にも言えることだが、
制作過程や設備、時間、クリエイターの人数などの裏の事情、背景、エピソードが、
作品に対して(イメージとして)どのような影響を与えるのか。
そして、それを>>続きを読む
伏線とか予想外の展開とか観客を焦らしたりもどかしい思いをさせるような場面は皆無。
真っ直ぐズンズン進み、まどろっこしいところは割愛。
実に清々しい。
こういう突き進むだけの映画を久しぶりに観た。
たま>>続きを読む
無垢で真っ直ぐな目をした少年が次第に変化していく様が、憎悪に晒されて表情までも変わっていく様が、丁寧に描かれていて、見入ってしまった。
(森の中で微かに口角が上がるシーンとかゾクっとした)
あのイカ>>続きを読む
ロブグリエやヴィアンの下の世代、
ゴダール、トリュフォーの同世代であるルイ・マルの長編デビュー作。
プロットの散らかし方に品がややありすぎる(振り切れていない)が、
それなりに楽しめるし、素晴らしい>>続きを読む
マイルスの映像と音が
大きめのスクリーンと良い音で聴ける。(最高)
ただ目新しいものは皆無
マイルスの功績や彼の言葉は、少しでも彼の音楽が好きなら誰しも自然と目や耳にすることだし、
映画の内容は、>>続きを読む
"天国から東京を見てみたい"
ノエ祭り中。
最新作から遡りつつ観ているが、
ブレないな。
これは静かにひっそり長くトリップし続ける点では異例か。
バッドアンビエントって感じ。
こんな映画を、この>>続きを読む
プロットは置いておいて、
終始、身体的な表現の映画。
このあと観客の肉体を挑発する『ルクス・エテルナ』を撮っているわけだから、一貫して"映画と身体"というテーマは続いていっている感じ。
同時多発的に>>続きを読む
このステージ、世界観からインスピレーションを受けたアーティストは多いんだろうなぁ...
(NINの影を使ったパフォーマンスの元ネタなど有)
字幕のおかげでデヴィッド・バーンの詩の世界も楽しめた。
映画って身体的な体験でもあるなぁ、と改めて思った。
ノエは観客を本気でブッ殺そうとしているのかもしれないと感じゾクゾクしてニヤニヤしてしまった。
こういう殺意、どっかで向けられたことあるな…と思った>>続きを読む
写真は、本当の自分を写す。みたいなことをよく言うけど、
そうではなく、
これは作り上げられた最高のイメージなんだと、
被写体となった女優もヘルムートも言っているのが印象的だった。
世間になんと言われ>>続きを読む
人間の感情の移ろいの速度や方向は、
その時々で様々だが、
多くの映画はそれを枠に嵌めて、
無理矢理コントロールしていることが多い。
この映画は、
その速度に寄り添っている映画で、
無理に作り出している>>続きを読む
脚本が大変優れていて、
ホラーを観ていてありがちなツッコミどころが一切なかった。
映像的にも、それを映したらチープになるっていうものをちゃんと弁えていて、
これは写しません。という感覚が、かなり優れて>>続きを読む