ミホデスさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ミホデス

ミホデス

映画(262)
ドラマ(0)
アニメ(0)

嗤う分身(2013年製作の映画)

3.0

原作はドストエフスキーの「分身」だそうですが、現代風に、スタイリッシュに出来ていました。もう1人の自分に追い詰められていく様子は恐怖を感じますね。ただ、結局、何が言いたいん?という感じでした。たまに流>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

2.5

探偵ブラン、もうちょっとキレ者だと良いのになんか抜けているというか。。007並みにカッコ良く立ち回って欲しかったなぁ。看護婦さんが嘘をつくと吐くっていうのもなんだか陳腐な設定に思えるし。ビックリするよ>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

ソルトウォーターが車で派手に登場した時に涙が出てきました。エレノア、いい女だなぁ〜、と思ったら遺伝子がすごかった。タイラー、ちゃんとお金自分で返してね。素敵なファミリーの誕生に拍手👏

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

メアリー役は天才児役を上手く演じていたし、フランク役も影のある男前役がハマってたし、祖母役もちょうど良い憎たらしさでした。
個人的には女教師不要だったかな。もしくはもっとストーリーに絡んでほしかったか
>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

コングほぼ人間。それも良い人。
コングと心が通じる子供と、APEXに立ち向かうチームの女の子が可愛かった。
小栗旬、まぁまぁ主要キャラなのにセリフ少ない💦
あと、最近のCGはすごいですね。違和感が全然
>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.8

最初の5分で、これは辛い映画やな、と思った。家族はごく普通、というかむしろ良い。だけど、負の連鎖に巻き込まれてだんだん壊れていく。リアルさが心に刺さって早送りしたい衝動に何度も駆られました。
あの家族
>>続きを読む

嘆きの天使(1930年製作の映画)

3.4

淀川長治さんの解説でローラがすごい悪女って仰っていたけど、メロメロになって堕落していった教授のほうがダメ男やん!彼女を愛するなら芸の道も全力でサポートしたらいいのに、昔のプライドが邪魔をしてしまい、逆>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

恥ずかしながらDavid Byrneさん、この映画で初めて知りましたが、すごいですね。総合芸術としてのレベルが高くて、かつ、熱いメッセージがある。なぜスパイク・リーがこれを映画にしたかったのかも後半わ>>続きを読む

ニノチカ(1939年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中までつまらないなぁと思って見てたけど、ニノチカが爆笑するシーンあたりからグイグイ引き込まれました。まぁ、あんなガチガチの偉いさんが国を離れて生きていくなんてあり得ないんだけど、コメディだしまぁいい>>続きを読む

クリスタル殺人事件(1980年製作の映画)

2.8

アガサ・クリスティーは好きなのですが、ミス・マープルは面白いと思ったことがない。あと、エリザベス・テイラーがちょっとくたびれた感じなのがどうも気になった。映画の中での扱われ方もなんだか過剰に見えるし、>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

2.5

苦手な分野があるとしたら、こういう映画は苦手。感動できないばかりか、感動できない自分がちょっとイヤになる。「君の名は。」と似てるけどあっちのほうがしっくりきたな。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

イジメを経験したことがある人だったら必ず響くものがあるんじゃないかなぁ、という作品。自分が封じ込めてる気持ちにも気づかされたような。石田くんは、きちんと乗り越えて素晴らしい。なかなかそんなに上手くはい>>続きを読む

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.2

コーンウォールは素敵な土地だけど、あんなに地元愛があるとは知らなかった。歌はとても力強くて、独特で良かったです。アルウィンはキレイな人だったけど、ダニー役がもうちょいカッコ良い人だったらよかったのに😝

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.0

この物語に答えを見つけようとすることが野暮なのかなと思いました。少女って、脆くて、壊れやすい。残酷で、美しい。楡の木が象徴的だったけどどんな意味が込められていたんだろう?

田園に死す(1974年製作の映画)

3.5

自伝的な作品らしいですが、母への愛憎に苦しみ、性に囚われ、そんな自分を嫌悪し、といったところでしょうか。短歌をちりばめたり、いきなり現在の自分が出てきたり、支離滅裂のようだけど、核となる部分は伝わる気>>続きを読む

ガス燈(1944年製作の映画)

3.5

最初から怪しかったし、オチは分かっていたけど、最後まで面白く観れました。1番の魅力はイングリット・バーグマン。可愛らしさと美しさが同居していてとても魅力的。宝石より、イングリット・バーグマンの方が絶対>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.2

個性派フランシスが色々失敗しながらも頑張って生きていく話。フランシスはクレイジーなところもあるけど、不思議と共感できるところも所々にあって、観終わった後に爽やかな感動がありました。途中のフランシスの疾>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

すごく面白かった!みんな怪しいし、バニーが存在するのかしないのか、種明かしまでわからなかった。後半病院からの脱出からラストまでずっとハラハラしてました。白黒の時代のものとは思えないクオリティ✨良かった>>続きを読む

おいしい生活(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ザ・ウディ・アレンの映画という感じ。軽妙で、ユーモラス。愛すべきおバカさん達のお話でした。タバコケースに関してはさすがフレンチー!ハッピーエンドで良かった😊

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

戦争や人種差別などのテーマを抱えながら、ジョジョの可愛さ、空想の友達ヒトラーのコミカルさ、母やヨーキー、エルザ、大尉のキャラで最後まで重たさを感じなかった。スカーレット・ヨハンソンいい演技してました。>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.3

寅さんに捧げるオマージュ。物語の中では、寅さんがどこにいるのか、おいちゃんや、おばちゃん、御前様が亡くなったのかは明かされない。でも、違和感なかったです。
満男も泉ちゃんも、お互いに対する特別な感情を
>>続きを読む

夜霧よ今夜も有難う(1967年製作の映画)

3.2

石原裕次郎と浅丘ルリ子を観る映画。女子としては、裕次郎演じる相良は理想ですね。自分が永遠の女になれる幻想に浸れる(笑)あと、この頃の映画のセリフ回しって、はっきり言って下手なんだけど、それが今となって>>続きを読む

黄金(1948年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

欲に目がくらんだ人間が落ちぶれていくお話。途中、行き着く先が見えて痛ましくて見るのが辛かった。
最後に老人ハワードと相棒カーティスが大笑いするシーンが良かった。そうそう、どんなに酷いことが起こっても笑
>>続きを読む

予期せぬ出来事(1963年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

フランセスは男の趣味悪いな!マークはギャンブラーだし、お金に執着するタイプ。一緒に行かないで正解。ポールは反省して良い子になったけど、NYに着いた妻宛に俺は死ぬって手紙を書くあたりがNG。秘書さんが1>>続きを読む

トスカーナの幸せレシピ(2018年製作の映画)

2.8

可もなく不可もなく。自閉症の男性と失敗した一流シェフとの心の交流かメインなんだろうけど、なんでかなぁ、あんまりグッときませんでした。この手の作品って、ほぼ感動するものなんですけどね。役者の問題?脚本?>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

期待が大きかっただけに。。
おばあちゃん讃歌と思いきや、それも描き切れていないような。
農場も成功に向かってるのかも疑問。家族の絆が深まったかも謎。。
アカデミー賞候補ってことは評価高いんですよねぇ。
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

寅さんとリリーは最後結局離れちゃうけど、最後のリリーの表情が悲しみではなかったので、いつもの「なんでよ、寅さん!」とならず、しっくりきました。2人の関係は、毎日毎日一緒に暮らして育むものではなく、ふら>>続きを読む

サテリコン(1969年製作の映画)

3.5

夢のような、神話のような。一言で言うと、アートな作品。色とりどりの衣装やメイク。タブー満載。ストーリーがあるようなないような、でも、全編を通して詩情が感じられる。フェリーニが今も生きていたらどんな作品>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

好きです、こういう映画。
ノマドと呼ばれる人達が今どれだけいるかわからないけど、こういう生き方を選ぶ人もいるんですね。

アメリカの大自然の風景、音楽(特にピアノ弾き語りのおじさん良かった!)、何と言
>>続きを読む

男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様(1994年製作の映画)

3.0

みなさん書いているけど、寅さんの元気がだいぶなくなってたのが見てて痛々しかった。牧瀬里穂、大根役者だと思ってたけど寅さんにはしっくり来てる。これって、ゴクミにも言える。なんでだろ。不思議。

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

4.0

偉大なアーティストと彼を愛する家族の話。良き理解者に恵まれたから彼はあんなにも素敵な宮殿を建てることができたのでしょう。脚色もあるのかもしれないけど、別れた息子が優しすぎて泣けるのと、宮殿を通じて変わ>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

トム・クルーズの演技か素晴らしかった。特にインタビューを受けているシーンの表情の動きが美しい。。
いくつかの人間ドラマが同時進行し、最後は蛙降って地固まる、みたいな。たくさんの傷ついた人たちがもがきな
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年製作の映画)

3.0

就職活動に疲れた満男が旅に出ちゃう話。マドンナは2度目の松坂慶子。いつもと変わらない感じではあったけど、寅さんがマフラーみたいなのをずっと巻いていたのと、寅さん痩せちゃったかな?と思ったのが気になりま>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年製作の映画)

3.3

満男の恋物語続編。
後藤久美子無敵の美しさ。山田洋次監督が何作も撮りたくなるの分かります。
風吹ジュンさんも可愛いですね。なまりがあるのがまた良い。寅さんシリーズのマドンナはハズレがないなぁ。

男はつらいよ 寅次郎の告白(1991年製作の映画)

3.3

満男の恋物語。泉ちゃんは苦労人で芯が強くて優しい良い子。しかも超美人。満男のこと嫌いじゃないみたいだし、いつか上手くいくといいなぁ。
吉田日出子さんチャーミングでした。
最後の満男の独白がいい味出して
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年製作の映画)

3.5

満男がきちんと成長していて寅さんの良き理解者になっている。後藤久美子の完璧な美少女ぶりと爽やかな恋が微笑ましい。満男が幸せについて考えちゃったりするところは博に似ているのかも☺️夏木マリさんはケバい役>>続きを読む