miiさんの映画レビュー・感想・評価

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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.3

"なんかとりあえずキャストが豪華だな"っていうのが最初に浮かんだ感想。あとはタイトルの「一度入ったら、最後」がなかなかにダサい。

オリジナルを観たことがないので比べられないし(たぶん比べたらいけない
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

"人魚姫の実写化"としてならすんなり受け入れられるけど、"アニメ版リトルマーメイドの実写化"となると、途端に受け入れ難くなる胸中は容易に察せる。特にディズニープリンセスの中でも人気なキャラクターだし、>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

実は観てたよエブエブ。
なんかすごい話題になっててずっと気になってたところでアカデミー賞獲ったとなれば、これは観るっきゃない!と意気込んだら、なんか凄い言い表し難い作品だった。
設定とかは凄い好き。た
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.5

自分に自信がない人は、自分の"好き"にも自信がない。受け入れられる自信がない。それでも誰かに共感してもらいたいし、語り合いたい、認め合いたい。

原作は途中まで既読。個人的にはBLというジャンルに抵抗
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.0

1を観たら2も観なきゃよね、ってことで鑑賞。
前作とは少し毛色が違う感じ。デロリスは終始真面目に先生してるし、今作はどちらかというと主役は子供達で、彼らの悩みや葛藤を乗り越えての成長だったり青春だった
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.4

連載25年目にして、これだけ世間を熱く賑わせるONE PIECEの底力たるや。ウタフィーバーな去年に、漫画は途中から読めてないし話ついていけないかもっていう浅い理由で劇場に足を運ばなかったことを激しく>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

言葉はいらない。何もいらない。
ただその剥き出しの感情と、青い情熱に琴線を焼き切られた感覚。
揺さぶられる。鷲掴みにされる。その求心力。
なんでもいい。
死ぬほどかっこいい。そして死ぬほど胸が苦しい。
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.8

サメ映画の金字塔。草分け的存在。つまりは元祖。なんにせよ、これを観ないことにはサメ映画は語れない。語るつもりもないけど。

有名すぎて手を出してなかった作品の中のひとつ。やっぱりなんといっても音楽が良
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

4.0

ミュージカル好きなので鑑賞。ポップでカラフルな映像と歌に心躍る冒頭から、唐突に始まる両親からのネグレクトと、校長先生のスクールコンプライアンス全無視な態度に驚愕したけど、主人公のマチルダが前向きでひた>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

誰もが知ってるくらい有名で、それこそ数え切れないくらい金曜ロードショーでも放送してるのに未だに観たことがなかったので、新年一発目に鑑賞。

やっぱり言わずと知れた名作。主役はもちろん、ギャングだったり
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.4

死にたい理由は特にない。
生きていたい理由はもっとない。

原作は随分と昔に少し読んだくらい。蜷川実花監督特有の、映像美にやたらと時間を割く構成のため、配役含めビジュアルとしての世界観は素晴らしいけど
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かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル(2021年製作の映画)

3.0

原作は未読。前作の映画は観ていたので、せっかくだからと鑑賞。主役二人の駆け引きドキドキ恋愛模様がメインだった前作と違って、今作は周りに焦点が当てられているというか、もはや佐野勇斗演じる石上くんがメイン>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.4

公開日の翌日にIMAX3Dで鑑賞。ワクワクしながら本編が始まるのを待ってたのに、その前に流れたいま上映中のアバターの続編の予告映像が凄まじく美しすぎて圧倒された結果、メインの本編終わった後の感想が「ア>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

細田守監督作品を観るのが今作で2作目。初めて観たのが「未来のミライ」。それを友達に言うと、なんでそこ!?って言われたけど、過去の良作と比較しないで済むっていう点ではいいのかもしれない。

まさか初っ端
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鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー(2022年製作の映画)

2.0

前作の映画を観ていたので、勢いで鑑賞。初期アニメの知識のみで原作を読んでいないので、知らないキャラクターがわりと出てきて気持ちがあまり乗り切らず。

なんとなくキャストの豪華さで乗り切ってる感じがする
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.0

うーーーん、期待しすぎた感が否めない。公開前に予告を観た時はもっとツボにハマると思ったんだけどな。ジェームズ・ガン監督が合わないのかもしれない。

言うなればヴィランたちの即席チームなのに、最終的には
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.2

バカリズム脚本の作品をちゃんと観るのは今作が初めてな気がする。とりあえずキャストが絶妙で良い。豪華なのに癖が強いしキャラも濃い。そしてビジュも良い。特にエンケンさん。

ヤンキー漫画あるあると普通のO
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.4

伝説の殺し屋ファブル、第二弾。
とにかく堤真一がめちゃくちゃ気持ち悪くて終始不快な気持ちに。(褒めてる)
岡田くんはやっぱり人間離れした身のこなしとアクションだし、今作は木村文乃演じるヨウコの戦闘シー
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.8

やっとこさのシリーズ3作目。
もはや今作に関してはギャンブルをほとんどしていないし、心理戦やトリックめいたものもそんなになかった印象。それでも原作にはないオリジナルストーリーとはいえ、原作者の福本先生
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

3.3

とりあえずシリーズ制覇したくて鑑賞。
一花咲かせたいとか、一発逆転したいとか、何もかもを犠牲にしても本気で信じられるあたりギャンブル依存症って恐ろしい。勝ってる時に潔く止めれたらいいんだけど、人間の欲
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.5

原作は未読だけど、アニメの1期は履修済み。映画の内容は、アニメでやってた12話分を約2時間に収めた感じだったので、仕方ないとはいえ展開の駆け足感は否めない。映画が初見な人は、ん?ってなる気もしなくはな>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

目に見えるものが真実とは限らない。
コンフィデンスマンの世界へようこそ。

前作の映画を観てからわりと経ったけど、相変わらずドラマは未視聴のまま。ただ、あっと驚くどんでん返しがあるんだと知ってしまった
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どうしてもどーーーしても吹き替え版を映画館で観たくて、本当は公開日に行く予定だったのが叶わなかったので、翌日の今日に朝イチでチャリ飛ばして行ってきた。いやー、良かった。最高のエンターテイメントだったし>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

2.8

ハリウッド版のリメイクとのこと。本家が大好きなだけにあまり期待してなかったけど、実際はタイトルと設定を拝借しただけでほぼ別物な仕上がりだったので素直に観れた。

ウエディングドレスを着たり、ももクロの
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

頭半分で聞き流していたラジオで、ゲストに来てた劇団ひとりが自ら宣伝してたから「へー、公開したら観に行くか。」なんてぼんやり思っていたら、なんとNetflix配信とな。おこもり万歳。

"ビートたけし"
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犬部!(2021年製作の映画)

3.5

動物を家族に迎え入れたことがないので、飼育するうえでの大変さだったり制度や保証が行き届いていない現状を肌で感じることはないけれど、こういった作品を観ると胸が痛む。だれも死なせない!なんて綺麗事や正義感>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

原作を読んでから観に行くぞ、と意気込んだものの気が付けばその前に上映が終わってしまいそうだったので鑑賞。そして今更ながら感想をば。

有名な俳優や声優を起用したことによって意図せず犯人がバレる事例があ
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幕末高校生(2014年製作の映画)

2.5

ただひたすらにキャストが豪華でびっくり。観た感想としては、なんとなく野ブタをプロデュースとかプロポーズ大作戦とかそこらへんの時代のドラマを彷彿とさせるような懐かしさ感じる雰囲気。時代劇な要素は偉人の名>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

騙し騙されというより、出し抜き出し抜かれみたいな。出版業会の裏で巻き起こる謀略と対立、そして改革。伝統を重んじるのも大切とはいえ、守りに入るばかりでなく新しい風を吹かせることも大事。かといって新しいこ>>続きを読む

ナイトブック(2021年製作の映画)

3.0

肌寒い季節になるとファンタジー映画を観たくなるよね、ってことで鑑賞。"生き残るために毎晩ひとつ怖い話をしなくてはならない"っていう設定がなんとも魅力的な謳い文句なだけに、ちょっと拍子抜け感はありつつも>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.3

前作と繋がりがあるのかと思えば世界線が同じなだけで、まさか同じ監督が撮ったとは思えないほど毛色の異なる仕上がり。数多のゾンビが急に襲いかかる恐怖もさることながら、ゾンビという共通の敵がいるのにも関わら>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

4.0

大泉洋演じる田島が、優しさ故に優柔不断で少し頼りなかったり、人一倍繊細ですぐ腹痛を起こす手のかかりようだったり、また職業が雑誌の編集長っていうところも相まって、なんだか何から何までダメ男好きホイホイな>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

どんでんどんでんどんでん返しに、騙されたー!って叫びたくなる気持ちのいい為て遣られた感。なんの予備知識もなかったのが功を奏したやつ。

ドラマ未視聴だったけど問題なく楽しめるし、さすが話題になってるシ
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

あの人気ドラマが遂に映画化したよ的な雰囲気を感じる。安楽死を題材にしてはいるけど、それを通してのメッセージ性うんぬんというよりは、主演の二人を好きかどうかで見応えは左右されそう。

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.4

大学でアカペラサークルに入るって、めちゃくちゃ青春を謳歌してる感じがするのはそういうのに憧れた時期があったからかな。ハモネプとかGoose houseとかめっちゃ観てたもんな。歌が上手い人には純粋に憧>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

公開当時に話題になりまくってて、評判も上々で、普段そんなに映画を観ない友達にさえ推されまくってたのに、結局のらりくらりと機会を見送ったあの頃の自分を殴ってやりたい。これは絶対に劇場で観るべきだったやつ>>続きを読む

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