pommeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.5

無性に走りたくなった。ローラの走りっぷりがいい。「金を作る」この目的だけであれだけ街中を爆走するのはもう、気持ちがいいくらい。音楽も相まって疾走感が増していた。
ちょっとだけ『ピンポン』思い出した

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

家族は家族としか言えない。とドラン監督は話していた。
家族とはひとつとして同じ形はないと思う。私の家族はこの家族とはかけ離れているし。また、家族であってもお互いを理解できているとは言えない。なかなか世
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

漫画は未読、アニメは途中までという状態での映画版。
わりと内容を網羅できるようになっているけど、少しとっちらかってしまった印象。
島田と後藤の対戦の佐々木蔵之介と伊藤英明の重厚な渋い打ち合いにしびれた
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

一言、すごい映画だった。これをドイツが作ったということがまずすごい。自虐的でもあるけど、過去を振り返って同じ過ちをしないようにと思ってる。
でも移民問題とかで苦しい思いをしてる人の本音としては、ヒトラ
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.6

真っ白な空間で感情を抑制された人間たちが淡々と働き生活している風景。照明や光の色、影の使い方等すごくよかった。
ニアに惹かれ、目や耳などの細部を見つめる様子、初めて恋に落ちた男の子だなぁと。くっつきそ
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クレイジー・ナイン(2015年製作の映画)

3.3

舞台はほぼ真夜中のコンビニの中で完結。クレイジーなナインが銃を撃ったり撃たれたり、刃物で刺したり刺されたり。香港の夜のネオンな感じはかっこよかった。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

マーベルの原作もよく知らず鑑賞。
時空がねじ曲がって無限に増殖していくところはもはや恐怖を覚えた。
師匠役のティルダ・スウィントン、神々しい。でもロンドンの街中であの格好で歩いてたらただのコスプレに見
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.8

後半、こんな展開になるとは…。キリスト教の生死観はよく知ってるわけではないけど、信仰と愛しい人の願いの間で苦しむ辛さは、逃げられれば楽かもしれないけどそれもできない。辛いなぁ。
自分が納得いく人生を送
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フライト・クルー(2016年製作の映画)

3.8

ロシアで2016年のNo. 1映画だそう。
出ている役者はもちろん一人も知らなかったけど、イケメンだしキレイだったし良かった!
後半はずっと手に汗握りっぱなし。ロシアではIMAX?だったかで上映してた
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ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.0

恋愛をする暇もないほど没頭し、心からファッションを愛するおじいちゃん。気さくでキュートで謙虚、いつも笑顔なところが良い。
ランウェイでは前後左右から撮れるようにサイドに座るんだと力説。「たいていは撮り
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.2

このコンビのゆるい掛け合いにいまいちハマれず、キュートなホリーに救われた感。やっぱりゴズリングが合わないのかな…

ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)

4.0

この時代のイギリスに生まれてみたかった

救世主であるジギー・スターダストは「君は一人じゃない」と言い残し去っていった

"My death"
Jacque Brel "La mort"
But wh
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.2

周りが良いというので。音楽がかっこいいのはわかった。ただあの汚いトイレはもう無理

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

映像もキレイだし、歌もダンスもよかったけどちょっと尖ったところが欲しかったとも思う。
セッションのイメージが強すぎてJ・Kシモンズがブチ切れるんじゃないかと思ってちょっと笑ってしまった。

血煙高田の馬場(1937年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて短縮バージョン
古舘伊知郎の活弁つき
古舘伊知郎の「現代版弁士」よかった!

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.5

フランク・サイドボトム
ダニエル・ジョンストン
キャプテン・ビーフハート
彼らを元にしているらしい。どれも知らないのでこれから探そう。
脚本を書いたジョン・ロンスンの体験も元にしているので、主人公のジ
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神は死んだのか(2014年製作の映画)

2.0

無神論者の教授と新入生の男の子が、神は死んだのかという議論をしていく。ダーウィンやホーキンスとかを引用してて面白かった。
信じるのは自由意思って言ってたのに、最後はかなり強制的に信じさせているところが
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

ジュディ・ガーランドの純粋で素直な可愛さがよかった。その後の波乱万丈な人生を知っていると悲しくなるけど。
『ストーンウォール』を観るまで知らなかったが、LGBTのコミュニティでは絶大な人気を博している
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ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小綺麗な元モデルでフォトグラファーの中年男性。俳優(エキストラ)の仕事もしている。ホームレスではなくて、屋根とベッドがないだけだと語る。
彼が最後に涙ながらに、誰も愛せないのかと吐露するシーン、演技だ
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.8

パワフルで躍動的そして、衝撃的。これも現実で起こっていること。こんな作品がなかったら知られることのない物語。それでもこれは彼女たちのほんの一面しか見えない。どんな背景があるかは私達にはわからない。それ>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.8

追記
午前10時の映画祭にて
劇場で見るとやはり違うな、と。最初のシーンから楽しみでしょうがなく、期待通り最高だった。
ハラとローレンスの不思議な友情。支配者と俘虜という関係ではなかったら酒を酌み交わ
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ママたち(2015年製作の映画)

3.5

一夫多妻制が当事者の目線で語られる。文化的なこともあるしよく知らないでいいとか悪いとか言えないけど、やっぱり家族間で摩擦は起こるよね

グループ・バイオレンス(2015年製作の映画)

3.3

フランスでもイスラム系の問題はくすぶっている事がたくさんある。みんなぎりぎりのところで生きている。挑発的。
『La Haine』(1995)

あしたになれば。(2015年製作の映画)

3.4

青春っていつの時代も大して変わらないもんだな。LINEがなかったらいつの時代かもわからなかったかも。
たまちゃんがいい味だしてた。

セッション(2014年製作の映画)

3.9

罵倒、暴力、持ち上げておいて地獄の底まで突き落とす鬼教師のレッスン。罠に簡単に嵌る主人公も主人公だけど。

「今日の芸術は、うまくあってはいけない、きれいであってはならない、心地よいものであってはなら
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.8

これは笑った〜!
世界の果てまで〜のほうを先に見たので、面白いだろうと期待してたけど、期待以上に面白かった!愛すべきおバカたち

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

忘れていた、忘れてはいけないものを見せてもらった。戦争映画というと、兵士や戦闘機、戦いの場面がメインというイメージが強く、好きでもないからあまり観たこともなかった。でもこの作品は戦争中の市井の人の生活>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

4.0

お金がなくても、ボロを着てても、心はいつでも紳士

高架橋(2015年製作の映画)

3.5

途中までわからなかった彼の気持ちが、後半には泣けるくらい感じられる